平成最後の

クルシミマスを殺伐とした職場にて謳歌しておりました私でございます。

まあ其でも、嘗てトラック運送会社に勤めていた時代や2014年4月1日の消費税増税を前にした駆け込み需要の時と比べましたら、だいぶマシと言えるかも知れません。


トラック運転手だった頃は、クルシミマスになりますと配達と集荷共々物量がガンと増え、配達だけでも時間が大幅に掛かり夕方の集荷も何処も俐も順番待ちで、拘束時間は1日13時間を黙って超えたものでした。
やはり光のページェントが始まってからの仙台駅界隈を走行するのが最も辛かったでしょうか。定禅寺通は仙台市営バスも含め迂回運行になり、大渋滞で身動きが取れない中で、視界に映るは溢れんばかりのカップル且つラジオから流れて来るはクリスマスソングであり、兎にも角にも滅入るばかりでした。

タンポポ　聖なる鐘がひびく夜　1999年

＊アップロードして頂きました方へ、有難うございます。


クルシミマスから話は逸れますが、2014年4月1日の消費税増税を控えた前月の駆け込み需要の時が一番地獄だったと言えます。
その時の職場たるや、出荷品と入荷品が一緒くたになって足の踏み場もなく、今までにない位に怒号が飛び交い続け、戦慄と呼ぶに相応しい様を呈しておりました。残業時間は最大で8時間に達し、午前2時過ぎに終了しその日の午前9時には出勤しなければなりませんから、サンバートライXVの中で仮眠しその足で出勤した事も思い出します。

やがて消費税増税を迎え、其迄の戦慄と化していた職場は一気に閑散期となりました。如何にも嵐が去った後のような有様で、正に
「兵どもが夢の跡」
という言葉が相応しかったでしょうか。


定禅寺通は光のページェントもたけなわですが、私はトラック運転手だった時代から暫く御無沙汰しております。
久し振りに且つ仕事以外で訪れたいと考えていたものの、果たして間に合うかどうか、今年もそして
「平成最後の」
光のページェントも、この目で拝む事なく終わりそうです。

愚痴ばかり書き連ねてしまいましたが、皆様もどうか風邪などに気を付けてお過ごしください。