モーニング娘。'20　純情エビデンス/ギューされたいだけなのに（2020年12月16日発売） ～「ギューされたいだけなのに」ミュージックビデオ

タイトルの画像は本文と関係ございません。


ハロー！プロジェクト（以下ハロプロ）のアイドルグループであるモーニング娘。の69枚目シングル
「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」
の表題曲より、後者
「ギューされたいだけなのに」
の公式ミュージックビデオが本日よりYouTubeにて公開されました。

私は1つ前の記事にて、もう片割れのミュージックビデオはどうしたと書きましたが、ハロプロの元締アップフロントからしましたら、催促せんでもちゃんと用意しとるわいという訳でして、まあこれで両表題曲のミュージックビデオが公開された次第です。

ギューされたいだけなのに（Promotion edit）


「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」
共々、つんく♂氏の手に成る作品です。

曲調は此方も、良くも悪くも最近のモーニング娘。らしさを強調している、覚えやすさや口ずさみやすさとの真逆を行くアクの強いアレンジであり、寧ろ
「純情エビデンス」
よりも更に難解さを増しております。

Aメロから同じ歌詞を連呼するのもハロプロの常套手段で、ドライブしながら聴くよりかはおうち時間を過ごしながら聴くのが相応しいでしょう。
しかしながら
「♪ギューされたいだけなのに～」
の部分を聴いて
「♪悔し涙ぽろり～」
と歌いそうになった方もおられたと存じます。
まあどちらもつんく♂氏の作詞作曲ですから、オマージュの積もりでそうしたのかも知れませんが。

中澤ゆうこ　悔し涙 ぽろり　2001年

＊アップロードして頂きました方へ、有難うございます。

衣装は、ハロプロのお家芸である私服系とはまた違うものの、純情エビデンスよりはまあまあ好感の持てるデザインです。
例に拠ってセットとロケの各々映像を併用しており、ロケ側の方は何処かの劇場のステージを拝借したもので、明らかに過去のミュージックビデオで見覚えが…
という声も多く、同じモーニング娘。の、恐らくは以下のミュージックビデオと同じ撮影場所と思われます。

モーニング娘。　わがまま 気のまま 愛のジョーク　2013年

＊公式動画

繁雑なカメラワークと目まぐるしい場面転換で、推しているメンバーを目当てに目で追うというような見方ですと、相当に疲れるかも知れません。
昔からハロプロは、悪戯に目まぐるしい場面転換や繁雑なカメラワークをミュージックビデオに採り入れて来ており、これが良いのだという肯定的な意見も少なくありませんが、私としましてはもう少し何とかならないものかと。


苦言が多くなってしまいましたが、以上はあくまでも私の感想ですので、何卒お許しください。

「ギューされたいだけなのに」
のミュージックビデオは初回生産限定盤Bの付属DVDに収録されます。
初回生産限定盤にはAとBの他にSPも用意され、SPの付属DVDには
「純情エビデンス/ギューされたいだけなのに」
の各々ダンスショットバージョン及びクローズアップバージョンが収録されるとの事です。
若しお気に召しましたらどうぞ。