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2024年11月22日

トミカ 1/100スケール 日野ポンチョ2代目モデル

トミカ 1/100スケール 日野ポンチョ2代目モデル







今回はトミカの日野ポンチョ2代目モデルを御覧に入れます。


ポンチョの初代モデルは2002年から2005年迄に90台が限定販売された、フランスはPSA・プジョーシトロエン製の前輪駆動シャーシに日野車体工業→ジェイ・バスがバス車体を架装したノンステップバスで、外観もベースがベースだけに個性的なものでしたが、数ヶ月の空白期間を経て、2006年3月22日には現行型となる今回の2代目モデルが発売されました。
当初はマニュアル車(FFシフト)のみで、同年12月20日にはトルコン式5速オートマチック車が追加され、2017年12月の改良と共にマニュアル車は廃止され現在に至ります。

2代目モデルは発売時の型式がADG-HX6J#AEで、現行型は2DG-HX9J#CEとなります。
因みに#はホイールベースに拠って異なり、ショートボディ車はHでロングボディ車はLとなります。またドア仕様はアウタースライド式のみで、ショートボディ車は1ドアのみ、ロングボディ車は2ドアと1ドアが用意されております。

2代目モデルは純然たる日本製で、同じく日野のマイクロバスであるリエッセの車体をベースにしながらも全高とホイールベースを拡大、特にホイールベースはほぼ四つ足が踏ん張るかの如くとなりエンジンもリエッセの縦置き(Vターンアクスル=ミッションから後軸前側のトランスファーを介して後軸を駆動)から横置きアングルドライブとなった為、リエッセとは外観の印象が大きく変わっている他、初代モデルとも全く出で立ちが異なっております。

但し、その長いホイールベース(ノンステップエリアを確保する為)とエンジン横置きレイアウトが仇となって、リエッセに対し走破性と最小回転半径は犠牲となり、また室内空間もデッドスペースが増え、全高もリエッセより嵩上げされている(更にポンチョはルーフに冷房装置の筐体を装着)などの理由から、都市部では導入が盛んであるものの、一部の導入事業者(特にリエッセの代替後)では、路線が大幅に変更されたり代替車種が根本的に変わった(コースター/リエッセⅡやローザなど)例も少なくありません。

私の住む宮城県でもポンチョ2代目モデルは幾つかの事業者が所有しており、身近な存在なのはやはり仙台市交通局と宮城交通になりますが、何れも移籍車であり、前者は横浜市交通局で後者は名鉄バスから各々移籍した車輌です。

トミカがポンチョ2代目モデルをラインナップに加えたのは、実車が発売開始されてから凡そ18年8ヶ月後となった2024年11月16日です。トミカがモデル化したのは、上述した仕様の中で最も一般的なロングボディ2ドア車となります。
実車のカタログモデルを模した、黄緑色ほぼ一色という素っ気ない外観の通常品が存在するのみで、初回特別仕様の類は存在しません。

なおポンチョ2代目モデルへ席を譲る形にて、いすゞエルガ すみっコぐらし×臨港バス(初回特別仕様は『臨港バス』)が廃番となりました。

私が購入したのは11月20日でしたので、どうにか発売された月に入手出来た次第です。










下回り。
アクスル関係や排気系などを再現しておりますが至ってシンプルです。


室内は御覧の通りです。
細かい事を申しますと、実車の最後部座席は後輪のほぼ真上であり、その後ろにはエンジンや駆動関係が鎮座している為、最後部座席の後ろはデッドスペースとなっております。



マイクロバス同士という事でトヨタコースター4代目モデルと並べてみました。
コースター(リエッセⅡ)とポンチョ、どちらも実車の全幅は2,080mmの筈ですが(全長も6,990mmで同一)、トミカではポンチョの方が細長い仕上がりとなっております。
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Posted at 2024/11/22 19:38:13

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この記事へのコメント

2024年11月22日 23:19
こんばんはm(_ _)m

日野2代目ポンチョのミニカーは初めて見ました。バスのトミカやミニカーモデルと言えば、現行エルガやエアロスターが多いですし、バスコレクション等でもメイン車種はやはり大型路線バスが主ですよね(あちらもたまに日野の初期ノンステ等レア車種があるので入手したいと思うことがあるのですが)

本物のポンチョは宮城交通のは見たことがありますが、仙台市営バスの横浜から嫁いたポンチョ達は未だに見たことがないです。リエッセが居た頃は稀に陸前高砂駅に余目行きで来ていることがあったのですが、ポンチョは基本的に南光台循環固定なんでしょうね…(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠) 

最近、ヤフーニュースでリエッセの代替え車種が無いから路線廃止の記事がありましたが、ノンステ化やホイールベース拡大の代償にリエッセよりも小回りが利かない、かと言ってコースタークラスのマイクロバスでも曲がれない道路がという内容でリエッセって優れた設計だったのだなと思ってしまいました。
コメントへの返答
2024年11月23日 0:09
こんばんは。コメントして頂き、有難うございます。

トミカの新製品は絶やさずチェックしておりましたが、2024年11月の新製品が日野ポンチョだったのには、私も意表を突かれました。

バスのミニカーは、やはり大型路線バスがメインという印象で、トミカもTLVNもいすゞエルガ2代目モデルの独り勝ちに近い状況でした。
三菱ふそうエアロスター現行型も、トミカでは立川バスのリラックマ仕様が存在しましたが廃番になってしまったのは残念です。エアロスターの旧型ノンステップバスは真っ先にクラブバスラマを思い出しますが、末期はかなりいい加減な仕様と成り果て興醒めした事も覚えております…

仙台市営バスのポンチョは、私も1度だけ撮影して以来、滅多にお目に掛かれません…
リエッセなら余目線でも最適だった印象で、私もたまにながら見掛けた事がありましたが、ポンチョは南光台循環にて完全に固定していると思われます。

ヤフーニュースは西武バスのリエッセだったでしょうか、西武バスもリエッセを大事に使用していた事業者のひとつでしたので、これは苦渋の決断だったのが私にも想像出来ます…
リエッセはスタイリングだけではなく、マイクロバスとしては室内の広さや機動性も重宝されており、特に最小回転半径5.8mは当時のマイクロバスでは最小でした。1996年には日産ディーゼルRN系の5.6mに抜かれましたが、そのRN系など中型幅7m車が続々普及すると思いきや、製造コストが嵩み不採算だったのを理由にどのメーカーも早々に生産終了しましたので、リエッセの優れた設計は現在でも揺るがないという証左となっていると言えます。

真面目にリエッセからの代替を考えましても、ポンチョは小回りが利かず収容力にも難がある、コースターやローザでも機動性はリエッセに敵わず運賃収受のしやすさや収容力などもリエッセに軍配、結果として乗降性や収容力を諦めての上にて機動性を優先して、コースター/リエッセⅡ又はローザの各々ショートボディ車(全長6.2mクラス)から選択するしか術がありません。

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「【25’ 5/19最新】レギュラーガソリン 全国平均は182.1円 4週連続の値下がり
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20250521-11167209-carview/
何シテル?   05/22 03:26
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