タイトルの画像は本文と関係ございません。
ハロー!プロジェクト(以下ハロプロ)より2024年6月16日に結成されたアイドルグループである、ロージークロニクルのデビューシングル
「へいらっしゃい!〜ニッポンで会いましょう〜/ウブとズル」
が来る3月19日に発売されます。
発売に先立ち、表題曲より前者
「へいらっしゃい!〜ニッポンで会いましょう〜」
の公式ミュージックビデオが2月10日よりYouTubeにて公開されました。
参考迄に、グループ名のロージークロニクルとは
「薔薇色の」
「希望に満ちた」
「幸せいっぱいの」
という意味であるロージーと、出来事を年毎に記した歴史書を指す年代記の意味であるクロニクルを組み合わせたもので、
「何時までも語り継がれるような、薔薇色の歴史を紡いでいって欲しい」
という願いを込めて命名されたとの事です。
ハロプロにしては珍しく正統派なイメージのグループ名ですが、
「へいらっしゃい~ 」
は結論から先に書かせて頂きますと、そのグループ名とは裏腹にゴリゴリのトンチキソングでございます。
へいらっしゃい!〜ニッポンで会いましょう〜(Promotion Edit)
その曲名からして
「まさか」
とは思いましたが正にそのまさかとしか言い様の無い、同じくハロプロのグループである
BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の黎明期なら有り得るようなアレンジにて来ました。
因みに冒頭のイントロは
この曲の露骨な模倣です。相も変わらず制作陣の昭和趣味が採り入れられておりますが、マツダファミリアの8代目後期モデルにお乗りになられていた方なら、直ぐに同車のCMソングだとお分かりになられたと思われます。
ロージークロニクルにもハロプロにも別段興味無しという方からしましたら、ドライブのBGMにする以前の問題でしょう。
パンシロンが必要と迄は行かぬものの、へいらっしゃい~ を聴き終わった後は、私からも以下の曲を清涼剤代わりにどうぞとしか言い様がございません。
村下孝蔵 踊り子 1983年
*アップロードして頂きました方へ、有難うございます。
ミュージックビデオはロケ撮影を交えた構成で、日本へ訪れた外国人がロージークロニクルのポスターに目が止まった処から始まる、謂わばストーリー仕立ての内容となっております。
衣装も複数の種類を用意しており、特にメインの衣装は(ハロプロにしては)凝ったデザインを採り入れて来ましたが、例に拠ってテロップや合成など、此処でもハロプロのミュージックビデオ制作陣の野暮天趣味が惜し気無く採り入れられているのが萎えます。
折角のロージークロニクルのデビュー曲なのですから、もう少し格好の良いミュージックビデオに仕上げて欲しかったです。私の周りは家族も含めハロプロアンチだらけと来ておりますが、へいらっしゃい~ につきましても
「所詮ハロプロはハロプロだ」
と一蹴されてお仕舞いでしょう。
因みにロケ地のメインとなっているホールは、以下のハロプロ曲と同じだったりします。
モーニング娘。'20 ギューされたいだけなのに
*公式動画
「へいらっしゃい!〜ニッポンで会いましょう〜」
のミュージックビデオにつきましては初回生産限定盤Aに付属するブルーレイディスクに、毎度の如くながら同曲のダンスショットバージョン(カメラワークを定点にした内容)そしてメイキング映像も併せて収録されるとの事です。
折角のデビュー曲なのに苦言ばかりを書き連ねてしまい、ファンの皆様には本当に申し訳無い限りではございますが、今回のミュージックビデオが琴線に触れたという方はどうぞ。
Posted at 2025/02/13 11:50:32 | |
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