タイトルの画像は本文と関係ございません。
ハロー!プロジェクト(以下ハロプロ)のアイドルグループである
アンジュルムの18枚目シングル
「初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!」
が来る11月13日に発売されます。
前作の17枚目シングル
「
美々たる一撃/
うわさのナルシー/
THANK YOU, HELLO GOOD BYE」
が6月12日に発売されたばかりなのにもうニューシングル? と思いましたが、其はハロプロも例のコロナ禍が原因で全グループのシングルのリリースが概ね年に1枚と鈍化していた為であり、アンジュルムについては例外的に概ね年に2枚のペースにてリリースしていたものの、ハロプロも全盛期はモーニング娘。を例にすると年に3~4枚ほどリリースしていたとは言え、もはや完全に感覚が麻痺している次第です。
前作は佐々木莉佳子のラスト参加シングルでしたが、
「初恋、花冷え/悠々閑々 gonna be alright!!」
につきましては、今秋のコンサートツアーを以てアンジュルムとハロプロを各々卒業し同時に芸能界を引退する、川村文乃のラスト参加シングルとなります。
そんな18枚目シングルの表題曲から、後者
「悠々閑々 gonna be alright!!」
の公式ミュージックビデオが9月28日21時00分よりYouTubeにて公開されました。
悠々閑々 gonna be alright!!(Promotion Edit)
ハロプロお得意と化している、70年代後半から80年代前半に掛けてのディスコミュージックを意識した、早い話が懐メロ路線を採り入れて来ました。
端的に言えば、ハロプロは一応フラッグシップに君臨している筈のモーニング娘。には完全に一般受けを拒否したアクの強い路線を歩ませ、アンジュルムを含む他のグループには団塊と団塊ジュニアの間くらいの世代が聴いて懐かしいなと感じられる路線(全部が全部ではありませんが)を歩ませる、という二極化が進んでいる感が否めませんが、良く言えばすんなりと耳に入る、悪く言えば懐かしいというよりかは旧臭いアレンジです。
勿論、昔からのハロプロ関係のファンであれば広く受け入れて貰えそうで、曲調からしてドライブしながら聴きたいという方も多いと思われます。
ただ私の周りでは、過去に何度となく書いて来ました通りハロプロに対し食わず嫌いならぬ聴かず嫌いとばかりの猛烈な拒絶反応を示す者が多く、今回もまた、琴線に触れる以前に
「悪いけどハロプロは」
と一蹴されてお仕舞いでしょう。
私の兄もまた、モーニング娘。の全盛期からハロプロの曲に対し猛烈な拒絶反応を示しており、ドライブの道中で悠々閑々~を再生しようものなら、1コーラスの途中にて再生をストップして直ちにポール・モーリア氏のCDを延々と再生…
という顛末を迎えるのは、火を見るより明らかです。
ポール・モーリア 恋人たちのバラード(PARIS BALLADE) 1982年
※ヴォカリーズ:ダニエル・リカーリ
*トピック動画
ポール・モーリア リオよ永遠に(RIO FOREVER) 1996年
※トピック動画
話を戻して、ミュージックビデオは一応ロケ形式を採り入れており、一部を除きコンテナの内外にて撮影しております。
ロケ地は茨城県坂東市の坂東コンテナターミナルとの事ですが、コンテナの中にて歌唱するシーンは案外スタジオだったりしないかと推測します。
冒頭にてフォークリフトと思しきタイヤがエンジン音と共に映し出されますが、どうせなら、コンテナの荷役には欠かせないフォークリフトも映してやって欲しかったです。
まあコンテナはあくまでもオブジェであり主役はアンジュルムという訳ですから、彼是御託並べないで大人しく観ろやと言われるのが関の山でございますが。
相も変わらずハロプロらしく詰めの甘さが露呈してはいるものの、難癖を付けるのは私くらいなもので、ファンであればという但し付きながら好印象にて受け入れて貰える筈です。
「悠々閑々 gonna be alright!!」
のミュージックビデオは
初回生産限定盤Bに付属するブルーレイディスクに、同ミュージックビデオの定点アングル版と言えるダンスショットバージョンそしてメイキング映像も併せて収録されるとの事ですが、アマゾンを例にしますと、ダンスショットバージョンにつきましては
「(予定)」
の記述がございますので(2024年9月29日現在)何かしら収録内容が変更される事も念頭に置いた方が良いとしか言い様がありませんが、若しお気に召しましたらどうぞ。
Posted at 2024/09/29 14:37:01 | |
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