
ターボ付きのグレードは性能が凄いという動画を見たことがありました。
でも値段が400万円からと高価なので、将来的にも買い替えの対象になりそうにない車種ですが、自由に乗り回せるのであれば体験しておきたいと考え、夏休みの思い出にレンタルしました。
近所には1台見掛けるのみで、ドライブでもなかなか見掛けないので、私にとってはレアな車種というイメージです。
主な特徴:
1,600CC、3気筒ターボ、4WD(4輪トルク配分制御、前後比率変更固定可)、6速MT、ベンチレーテッドディスク(フロント・リヤ)、2ドアハッチバック、無鉛プレミアムガソリン、初体験の色々な先進装備
トヨタのHPで調べた諸元は下記。
最高出力<ネット>kW(PS)
:200(272)/6,500(rpm)
最大トルク<ネット>N-m(kgf-m)
:370(37.7)/3,000~4,600(rpm)
車両重量kg
:1,290
アクセルを踏むと何速でも背中がシートに張り付くような狂暴な加速を味わえました。
現在のワークスHA36Sの前に乗っていた、2003年式のインプレッサWRX STi(GDBD、2,000CC、ターボ、6速MT(諸元は下記))を思い出しました。
最高出力<ネット>kW(PS)
:206(280)/6,000(rpm)
最大トルク<ネット>N-m(kgf-m)
:394(40.2)/4,400(rpm)
車両重量kg
:1,440
まずは、あまり人気のない駐車場を目指して、ワインディングも含めて20kmぐらい走りました。
ミッションフィーリングはショートでカチリと決まり申し分ありませんでした。
クラッチペダルのストロークが長く、ブレーキペダルのストロークは短いが効きがとても強力でした。
ドアミラーで後輪のハウジング部分が張り出して見えるのがとても新鮮でした。
目線の低さや全高の低さは特に強くは感じませんでした。
また、86と同様、ドアの開閉の時に内圧を抜くために窓が少し下がる機能が付いていました。
シートポジションについては、ハンドルのテレスコピック機構のおかげでベストな解を得られました。
ヘッドアップディスプレイの最下にバーゲージで回転数が表示され、せっかくなのでそこまで見たいと思い、身長160cmの私の場合シートをそれなりに上げる必要がありました。
ハンドル下の膝の窮屈解消のため、シートを少し下げるとハンドルが遠くなり、それを引き寄せて調節できました。
駐車場で一通りの写真を撮り、説明書の主に先進機能の部分を拾い読みしました。
最も素敵だったのは、ギアダウン時に自動で回転数を一瞬上げて、変速ショックを和らげる機能でした。
おかげで、ヒールトゥができなくてもクラッチ接続状態を最大限維持して滑らかに加速できました。
先進機能については、中部横断自動車道の無料区間まで行って、無駄に往復して使い方に慣れ、その後下道でも使ってみました。
速度キープ&前車との車間キープでアクセルとブレーキをコントロールしてくれ、レーンキープでハンドルをコントロールしてくれました。
両側の車線がしっかり引かれていて、緩やかなカーブのみの道であれば、クラッチとギヤ操作のみで、右足のペダルとハンドルを触らずに勝手に走ってくれました。
ただ、自動運転のレベル認定の問題だったと思いますが、ハンドルから一定時間手を放すと警告が出るのが残念でした。
それでも、なかなかうまく働いていて感心しました。
また、アイドリングストップ機能もあり、クラッチを踏むと解除されるのは自然に感じられ、またタイムラグに不満を感じることもありませんでした。
総走行距離7,600km強からおよそ150km走り回りました。
6時間で保険等のオプションを付けて、総額13,200円でした。
非日常を味わいたくなったら、またレンタルしようと思います。
ワークスHA36Sに戻ると、クラッチのストロークが短過ぎて半クラッチの位置が分からなくなり、ブレーキの効きが悪くて驚きましたが、すぐに感覚が戻りました。
Posted at 2021/08/12 00:19:23 | |
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