
皆様、ご無沙汰しております。
「細く長く」をモットーに、月一回以上のブログ更新を目指していたのですが、貧乏過ぎて走りネタがなく、気がつけば、4か月ぶりのブログ更新となってしまいました。😅
86も6月1日に給油⛽したガソリンがまだ3分の一残っている始末。アクセルとブレーキの踏み間違いをしないようにするためにも、来年はもっと練習を出来るようにしたと思っている今日この頃であります。😊
話は変わって、いよいよ、年が明けた1月5日(日)『
ダカールラリー2020』大会がスタートします。
三菱アイを買うまで車高の低い2ドアの車しか買った事のないワタクシは WRCには多少興味がありましたが、SUVやクロスカントリーラリーに全く興味がないため、ダカールラリーの名前は知ってましたが、どんな競技なのかよく知りませんでした。
2017年4月、ワタクシが保育園から中学まで一緒で、今でも付き合いがあるご近所のK君が『
TLC Team Land Cruiser Toyota Auto Body』のチーム代表に就任したので、一昨年から陰ながら応援しようと思い、注目しています。
皆様、ダカールラリーって知ってますか? ダカールラリーについてご説明しますと、
ダカールラリーとは、フランス人冒険家ティエリー・サビーヌの発案により壮大なサハラ砂漠への挑戦として1979年から開催されたラリーで、「世界一過酷なモータースポーツ競技」と言われ、クロスカントリーラリーの最高峰とも言われています。
元々はフランスの首都パリをスタートして、セネガルの首都ダカールをゴール🏁とする主にアフリカ大陸で競技が行われ、パリ-ダカール・ラリー(Paris-Dakar Rally、日本での略称「パリダカ」)と呼ばれていましたが、アフリカの通過国の政情が軒並み悪化しコースはさまざまな変遷を経て、2008年の大会中止をはさんで2009年から2019年まではその舞台を南米大陸に移して行なわれていました。
そして、2020年1月5~17日に開催される第42回ダカールラリーは、舞台を新天地の中東へ移動しサウジアラビア1国での開催となります。
2020年1月5日から17日の間に全12ステージ、総走行距離 約7,800㎞(内、競技区間は約5,000㎞を予定)で争われます。

コース地図
ステージの大部分はサウジアラビアに広がるルブアルハリ砂漠を舞台に行われますが、1月5日に紅海に面するジッダの街で行われるオープニングステージはWRC世界ラリー選手権スタイルのハイスピードステージになる見込み。
一行はジッダの街から北上したあとに南下。1月11日には首都リヤドで休息日となります。
1月12日からはリヤドから隣国のイエメン、オマーン方面へ南下。その後最後に北上し、17日にリヤド近郊のアル-キッディヤでフィニッシュ🏁を迎えます。
ダカールラリーには様々な車両が参戦していますが、2輪🏍、4輪🚙、カミオン(トラック)🚚などの部門に分けられます。車両に改造があるかないかで、市販車部門と改造車部門に分けられ、さらにディーゼルクラスとガソリンクラスに分けられます。2輪、4輪、カミオン(トラック)合わせて、毎年500台以上が参戦し、完走率は30~50%となっています。
(昨年の完走率は53.9%でした)
2019年大会では『
TOYOTA GAZOO Racing South Africa』のチーム
アル-アティア/ボーメル組がトヨタ車初の総合優勝を果たしています。
さらに2020年はフェルナンド・アロンソがトヨタから参戦を発表!注目度が一層高まる大会となるでしょう。
TOYOTA GAZOO Racingのワークスチームは、ナッサー・アル-アティヤ/マシュー・ボーメル組、ジニエル・ド・ヴィリエール/アレックス・ハロ組、ベルンハルト・テン・ブリンク/トム・コルソール組、そしてフェルナンド・アロンソ/マルク・コマ組の4台体制で参戦します。
4組のクルーが乗り込むトヨタ・ハイラックスは、ラリーレイド専用に南アフリカで開発されました。このモデルは2018年にフルモデルチェンジし、ダカールラリーにデビュー。その高い車両性能で2位、3位フィニッシュし、2019年の初勝利への礎となりました。TOYOTA GAZOO Racingの理念である「もっといいクルマづくり」に基づき、チームはハイラックスの改良を続けており、その最新型車両がダカールラリー2020に挑みます。ラリーレイド仕様のハイラックスは、4輪独立サスペンションを備えた4輪駆動車で、5リッター自然吸気V8エンジンをフロントミッドシップに搭載しています。
F1🏎で2度の世界チャンピオンを獲得、デイトナ24時間で優勝、TOYOTA GAZOO Racingでル・マン24時間レース2連覇、そして現FIA世界耐久選手権のチャンピオンであるアロンソは、4台目のハイラックスを駆り2020年のダカールラリーに挑戦します。アロンソはレーシングドライバーとしての能力を更に高めるため、様々なモータースポーツのカテゴリーに挑戦しており、このダカール挑戦もその一環です。アロンソとコンビを組むのは6度のFIMクロスカントリー世界チャンピオン、そして2輪車部門で5度のダカール優勝という輝かしい経歴を持つコマです。このスペイン人コンビが、彼ら自身にとって異なるカテゴリーへ挑戦すべく、8月からヨーロッパやアフリカ、中東の様々な環境、またバラエティに富んだ路面コンディションで過酷なトレーニングを続けています。アロンソとコマは予定されていた倍以上の距離を走破し、最も厳しいモータースポーツイベントのひとつであるダカールラリー走破へ向けて、能力の高さを証明してきています。
アロンソと共にワタクシが注目している
TLCが参戦するのは補強と予備燃料タンク以外はほとんど市販車と同じ条件のプロダクション(市販車)部門ディーゼルクラス。
チーム監督に角谷監督(トヨタ車体広報室)、ゼッケン№326号車に
ラヴィエル/ギャルサン組、ゼッケン№338号車に
三浦(トヨタ車体広報室)/リシトロイシター組を継続起用します。メカニック陣には、福岡トヨタ自動車㈱より派遣の2年目となるメカニックの岩浅メカニックに加え、2020年大会が初参戦となる中武メカニックを新たに迎えた総勢19名の体制で臨みます。
廃植物性油を原料に作られた軽油の代替燃料BDF(バイオディーゼル燃料)を使用し、環境に配慮したラリー参戦を目指すとのこと。そして、新たな挑戦としてオートマチック仕様ラリー車を初投入します。
チームは前身のアラコ時代を含めて3度の6連覇を記録していましたが、
TLCにとって今大会はTLCチーム史上初の
7連覇の偉業がかかっており、チーム代表の責任は重大です。(笑)
Dakar Rally 2019
「ダカールラリーなんて興味ねーよ!」と思う方も多いとは思いますが、このレースにはトヨタ車体をはじめ、日野自動車がカミオン部門で、ホンダが2輪部門で参戦します。
「世界一過酷なモータースポーツ競技」で結果を出すことは、『Made In Japan』が優秀な品質を示すことにもつながります。
頑張れ、日本!
皆様、応援宜しくお願い致します。
- 関連情報ホームページURL:
-
Site officiel du rallye raid Dakar (ex Paris Dakar).
Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY OFFICIAL WEBSITE
ダカールラリー | 日野自動車
ダカールラリー(DAKAR Rally) | Honda
スポーツ専門放送局J SPORTSがお送りするダカール・ラリーのサイト。
Posted at 2019/12/30 15:16:19 | |
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