![温泉めぐり (北信州)霊泉寺-戸倉上山田-山田温泉-松川渓谷-蕨-子安-渋-湯田中-加賀井 温泉めぐり (北信州)霊泉寺-戸倉上山田-山田温泉-松川渓谷-蕨-子安-渋-湯田中-加賀井](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/029/079/773/29079773/p1m.jpg?ct=c01a4cb90970)
今回は北信の温泉めぐりをしてきましたので、報告したいと思います。
会社のhiroro先輩とUPくんと3人でオジサン温泉旅行です。
気持ち悪いと女子からの声が聞こえてきそうですが、男の絆を深められた、忘れられない温泉めぐりが出来ました。
今回は19種類、トータル20回も温泉に入るという偉業?馬鹿げた温泉めぐりですw
温泉は本来はゆっくり入って、入った後洗い流さず3時間かけて温泉の成分を身体にしみこませるのが本来の温泉の入り方(湯治)だと思います。
今回は温泉めぐりが目的でしたので数をこなしました。
それらをご紹介いたします。
1日目(15湯)
1、霊泉寺温泉共同浴場
2、戸倉上山田温泉郷(戸倉観世温泉)
3、信州高山温泉郷の山田温泉(大湯)・・・・今回一番のお気に入りです!
4、松川渓谷温泉(滝の湯)
5、蕨温泉(ふれあいの湯)
6、子安温泉
7、湯田中渋温泉郷(綿の湯)3番湯
8、渋温泉郷(笹の湯)2番湯
9、渋温泉郷(初湯)1番湯
10、渋温泉郷(神明滝の湯)8番湯
11、渋温泉郷(七繰の湯)7番湯
12、渋温泉郷(目洗の湯)6番湯
13、渋温泉郷(松の湯)5番湯
14、渋温泉郷(竹の湯)4番湯
15、渋温泉郷(金喜ホテル)貸切の湯
2日目(4湯)
16、渋温泉郷(金喜ホテル)大浴場
17、渋温泉郷(大湯)9番湯
18、16番目と同じ大浴場
19、湯田中温泉郷(楓の湯)駅前温泉
20、加賀井温泉(一陽館)・・・・ここは忘れられない温泉ですw
土曜日
会社の雪かきを少し手伝い出発します。
あいにくの天気で北アルプスはご覧のように荒れた天気(::
hiroro先輩が一番目に案内してくれたのは、なんとも人気のない霊のつく霊泉寺温泉
すごく簡素な温泉ということで紹介を受けていました。
先輩が指差すほうを見ると、床屋さんの前に懐かしい丸い赤いポストがあります。
すると、なにを思ったか覗き込んで、入っていくではありませんか(@@
床屋に入るの?と思ったら
そこには霊泉寺温泉とあります。
途中大きな霊泉寺を通ってきたのでこの名前がついたのは想像できますが、
え?こんな入り口なの?という感じで
しかもなんと
入場料が200円(@@
今時200円で入れる温泉があるのですか?(入湯税って150円じゃないの?)
しかも、源泉かけ流しのようです!
恐る恐る入ってみると、番頭さんがいて、管理はされていましたし、鉄筋の建物ですが、なんとも古いのです。
もちろんトイレはぼっとんトイレで四角いちり紙がおいてありました(久しぶり)
ちょうど誰も入っていなかったので中を撮影できました。
とってもシンプルで硫黄臭もなく透明な温泉でした。
窓越しにはベンチが映っていますが、窓ガラスの横は通路になっていましたw
途中入ってきたお坊さんのような人はバケツで源泉を入れますが、底に穴が開いていて、その湯を被ることなく床に置き、だんだん漏れているのですが、どうしてそんなことをしているか聞けなかったです。(不思議でした)
そして平井寺トンネルを抜け向かった先は
戸倉上山田温泉です!
今回は建物が近代的ですね(駐車場80台)
戸倉観世温泉です。(42℃の源泉かけ流し、薄緑色)
こちらは珍しく朝5時から営業していて、しかも300円です(安い)
人が多く撮影は出来ませんでした。
お次は雪の中を県道66号線で上がって行き、雪道になってきました。
この先は山田温泉スキー場で有名ですが、信州高山温泉郷、さてどんな温泉にあえるのでしょうか?
先ずは山田温泉、ちょっと離れた村営駐車場にエスティマを停め(駐車場30台)
雪が多い地方独特の消火栓!
なんて高いのでしょうか(@@
信州高山温泉郷の山田温泉の200年の歴史を持つ大湯です。(66℃の源泉かけ流し)
入り口はこんな感じ
6時から営業していて、ここも入場料300円と安いのです!
源泉の温度も66℃と高く、人も多かったので写真は撮れませんでしたが、今回一番の温泉でした。
理由は何しろ熱い! 蛇口が面白い!
湯船は小さい「ぬる湯」40℃と大きな「あつ湯」45℃があり、建物の上のところが開放で浴場はマイナス2℃と寒く、なぜ寒いのかと思ったら45℃という熱い温泉に入ると、このマイナスの気温がちょうどいいのです。温泉自体は硫黄臭がしました。
私は熱い温泉に入れないので、まずは40℃のぬる湯で身体を慣らして、45℃のあつ湯の湯船に挑戦しますが、結構時間がかかりました。
中はこんな感じ(写真借用)
ここの蛇口は金属製ではなく、昔からの木の樋から流すタイプです。(写真借用)
これが一番気に入りました!
![](http://www.geocities.jp/nara_no_daibutu2/spa3/takayama-yamada12.jpg)
解説はこちらから
他の解説はこちらから
そしてここまできたので、前に家族で見た雷滝の雪景色が見たくて66号線を上がっていくと
滝の入り口は雪の中でした(@@
夏だとこんな素晴らしい雷滝が見えるのですが・・・
その時の家族旅行の写真
すると直ぐ上に松川渓谷温泉の滝の湯という温泉があるようなので行ってみます。
県道66号線沿いの入り口はこんな感じですが日帰り温泉はこの横からのようです。(駐車場は30台)
(宿泊施設あり)
みんなが案内してくれます。
実はここ誰も入ったことないので、皆興味津々
温泉のパイプが走ってるのか、階段には雪が積もっていなくて安心して下れます。
入場料を払う休憩所の猫w(大人500円)
露天風呂もあるようなので楽しみです。
入り口はこんな感じですが、女湯のドアになんか注意書きが書いてあります。
「男性の方は女性が入りやすい環境つくりにご協力ください」とあるってことは(@@
混浴ですか!
入っていくと誰も入っていなかったので撮影できました。男風呂の内風呂です。
結構広くて露天風呂に屋根をかけた感じになっていました。
そして問題の混浴露天風呂
残念ながら誰も入っていませんでしたorz
撮影の注意書きがあり、人がいるときはもちろん撮影禁止とありました。
この奥には女性専用場所があったりしましたが、誰もいないので3人でこの大きな露天風呂を堪能しました。
さらには皆で雪にダイビングしたりしてw
ダイビングした方はご存知だと思いますが、ダイビング直後温泉に入ると皮膚が痛いのですよww
細かい内容はこちらから![](http://kura3.photozou.jp/pub/586/180586/photo/167454030_624.v1359272118.jpg)
66号線の上の五色温泉、七味温泉は次回にとっておきますよ~
お次は66号線を下って蕨温泉
ふれあいの湯
こちらも安くて300円 源泉の温度は45.9℃と少し温めです。(源泉かけ流し)
ここは里に近いし、シャワー装備の近代的ということもあり、人気で多くの方が入っていました。
露天風呂もあり景色も良いようでしたが、この日は雪が降っていて全く見えなかったのが残念(::
北信らしい除雪車!
そしてお次はお隣の子安温泉
ここも誰も入っていなかったので撮影できました。
こちらは少し高くて500円、源泉も35℃と低いですが、ここの特徴は鉄分が多く茶色いお湯です。(源泉かけ流し、茶色)
なめてみると少し塩気がして鉄の味がしました。
もちろんタオルも黄色くなります。
詳しい内容はこちらから
なんと幅の広いラッセル車(@@
でも道ぎりぎりまでかいて、相当上手なのに感心しました。
そして5時前にお宿のある渋温泉に到着です。
今回は一泊素泊まり4500円の金喜ホテル
12畳の広い部屋に通されました。
渋温泉の目玉はなんと言っても
「厄除巡浴外湯めぐり」の九湯めぐり!
地獄谷野猿公苑は雪が深くて行けませんでした(::
温泉街はご覧のように狭く雰囲気満点!
歩道は温泉のパイプのせいか雪が解けています。
ホテルやお土産屋さんで300円を払い、スタンプ用の日本タオルを購入します。
最初は端っこにある3番湯の「綿の湯」
さてどんな感じなのでしょうか?
外に二つ判子があるのでタオルについていきます。
そして借りてきた鍵で開けて入っていきます。
鍵は宿泊客専用になっています。
少し小さな浴場ですが、何しろ熱くて入れない(::
私は水で薄めて入りました。
57℃ですが源泉に近いのでしょうか、何しろ熱くて、他の観光客は入れなかったと言っている人もいました。
次は2番湯の「笹の湯」
ここも熱くて水で薄めて入りました。
ここも人がいなかったです。
ちょうど夕方6時から入り始めたので、宿泊客専用ということもあり夕飯時は狙い目ですよ~
お次は1番湯の「初湯}
桧で囲まれて雰囲気満天です。
最後はここを上がって高薬師さんに詣でて満願成就するのです。
9番湯の大湯は最後にとっておいて、満願成就するために、お次は8番湯の「神明滝の湯」
ちょうど人が入っていましたが、着替えていると出るようなので入れ替わりで入れました。
お次は7番湯の「七繰湯」
ここまで来ると着替えも慣れたもので、5分ほどで出てきます。
お次は6番湯の「目洗の湯」
ここも古風な感じでちょうどいい湯加減でした。
そして5番湯の松の湯
ここはタイル張りの新しい湯船でした。
そして宿の隣の竹の湯(4番湯)
前の人が水を入れすぎたのかちょっと温めになっていました。
でも源泉は70℃ともちろん熱いです。
ちょっと休憩、夕食場所を探します。
そして夕食に焼き鳥屋に入りお酒を少し飲み、おいしい鶏がらスープのラーメンで締めて
宿に戻り、貸切風呂に入ります。
大浴場とは違っていいですね。
そして今日の最後は宿の大浴場に入ります。
なぜかここはぬるくてちょっと物足りないものでした。
これだけ熱い温泉に入っていると、ぬるいと物足りなく感じてしまうのは贅沢というものですね。
でも源泉は94℃(@@
沸騰直前の源泉94℃は初めて見ました。
それだけに温いのに残念(::
そして部屋に戻って部屋飲みしましたが、湯疲れで、直ぐに寝てしまった私です。
次の日は6時ごろ起きて渋温泉の中心にある渋高薬師にて満願成就のためにこの階段を上がってきます。
本当は9つ目の大湯に入ってからここを上がっていくのですが、先にお風呂に入ると湯冷めしてしまいそうだったので、先にここを上がることにしました。
しかし夜に降った雪が20cmも積もっていて、足跡はあるものの早朝は誰も上がっていないようで新雪が被っていました。
滑らないように注意して慎重に上がっていきます。
上から見るとこんな感じで、一面雪に覆われています。
そしてタオルの真ん中に大きな判子を押して厄除け完了(大湯が残っていたっけ)
下りは本当に怖かったですw
そして最後の大湯に来ましたが、ここで宿で鍵を借りてくることを忘れたのに気づきましたが、ちょうど出てくる方がいたので入れていただきました。
そして、これが満願成就した証拠!
いい記念になりました。
皆さんも九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益がある厄除け巡浴外湯めぐりいかがでしょうか?
そして通りに出てみると昨日降った雪がまぶしく輝きます。
さすが、北信!さらさらの雪が20cmも積もっていました。
そして我々の車も雪に埋もれています(@@
持ってきた小さな刷毛で雪を下ろし、雪かきを借りて、駐車場も皆でかいてくれました(感謝)
やっと半分姿を現しました。
そして車を乗り出し直ぐ隣の湯田中温泉駅に車を止めます。
湯田中温泉も外湯めぐりがあるので、野沢温泉と共に一度訪れたいと思います。
これは成田で見たことがあるような?
そして駅の構内にある「楓の湯」に入ります。
駅構内にあるので休憩所からはホームが見渡せる鉄ちゃんにはたまならい景色が見えますよ。
ここも安く300円、10時からになっていました。
青空が出てきて本当にいい天気になりました。
それでは岐路に着きますかね(といいながらまだ寄る計画をhiroro先輩はたくらんでいますw)
いったん高速に乗り長野ICで降りて昼食をとり、向かったのは加賀井温泉の「一陽館」
かなり有名でマニアックな温泉のようです。
外観はなんか昔の公民館みたいでした。(駐車場20台)
ここも安くて300円
向かいの売店で料金を払います。
ここで売店の店員さんに先輩達は説明を受けています。
ちょっとシステムが違っていて、初心者は驚いてしまうので、わざわざ外まで出てきて説明してくれました。
温泉の外観はこんな感じです。
脱衣所の部屋はなく、浴場の中の板の間で着替え、籠の中に服を入れます。
湯船につかっていると目の前で皆さん着替える姿が拝めますが、これには理由があって、常に服や所持品が見えるので、ここ一陽館では盗難がほとんどないんだそうです。昔からでしょうが考えましたねw
そして横にある源泉を説明してくれます。
見ると湯が泡を吹いています(@@
炭酸が豊富で泡立っているのことでした。
歴史は80年もあり私のおじいさんも入ったことがあるほど有名で歴史があります。
二つの源泉を持ち42度と熱くはないですが炭酸たっぷりの源泉かけ流しです。
そして外湯(混浴)に入るのはここを裸で通って左にある外湯に入るという、ちょっと女性には受け入れにくい構造になっています。
では入ってみます。
皆の前で着替えて入ります。
源泉は41度とちょうど良いですが、何しろ鉄分が多く、この鉄分が析出した感じは初めて見ました。(@@
温泉が流れてくるところを見ると本当に炭酸がパチパチとはじけて流れてくるのです(@@
詳しい内容はこちらから
ちょうど人が少なくなったので男湯の内風呂を撮影させていただきました。(混浴の露天風呂はもちろん女性がいたので撮れません)女性はタオル、水着着用可です。
外湯の混浴の湯船は狭く、おばさんの目の前を入る格好になり、自信のない我々はwおばさんの目の前を隠しながら入るという、ちょっと混浴にしては狭い湯船でした。
もちろん鉄分でケロリン桶もすごいことになっていました(@@;
鉄分は24.3mg/1kgと子安温泉の倍もありました。
そして最後は定点観測
会社のhiroro先輩と後輩UPくんとOZ以来の楽しい温泉旅行を堪能しました。
今回の温泉めぐりの結論は
温泉は入ってみなければわからない!
やっぱ源泉賭け流しで、料金の安い温泉がいいなあという結論でした(比較の料金の高い温泉今回入っていませんねw)
皆さんも北信州の温泉いかがでしょうか?