ー日遅れの投稿となります。
長らく洗車しないでいると、白いボディーに黒いスジが目立ちます。
これは強い雨が降っても流れ落ちません。
コーティング剤の水アカ付着防止効果もイマイチ。
さらに、コーティング剤の拭き上げ時にゴム付近をクロスで拭うと、べったり黒いものが付きボディーに広がってしまう。
元凶を突きとめてなんとか防止したい!
ネットであれこれ調べてみた結果、定説は以下のとおり。
• 黒いスジは、モールやミラーベースなどの隙間などに入り込んでいる汚れが水分と一緒に流れ出て乾燥したもの。
• この汚れの成分は、洗車時にモールの隙間などに残ったカーシャンプーやワックス、劣化したゴムなど。
• シャンプーの泡は隙間に入りやすくかつ洗い出しにくいので水あかの原因になりやすい。
これじゃコーティングを施していても黒い筋が付くはずだわ。
前の車ではー度も自分で本格的洗車をしたことがなく、ほぼ月ー回エネオスで手洗い洗車+撥水コートをやってもらってきましたが、相当汚れが溜まっていたことでしょう。
ボディー色がシルバーだったので目立たなかっただけのようです。
元から絶たなきゃダメということで、ゴムそのものと隙間の汚れを除去することに。
ゴムの汚れ取りに台所用中性洗剤を使うと、含まれている界面活性剤がゴムの劣化を早める原因になるのだとか。また、シリコンオフ+メラミンスポンジで擦るという記事もありましたが、ゴムを痛めるので保護処理が必要。
さて、洗車場のピットでバケツに汲んだ水でザっと洗い、ゴム部のクリーニングを開始。
フロントウインドウ両側のゴムの汚れを水で濡らして絞ったタオルで拭い取ります。黒ずんだらきれいな部分に変えて何度も。
出るわ出るわ黒いのが。キリがない。積年の汚れが厚くこびりついているのでしょう。
完全に汚れを取り除くのは無理と判断し、タオルに付く汚れが灰色っぽくなってきたところまでとします。
次はサイドウインドウまわりのゴムと、ドアミラーとドアハンドルのベースまわり。
ボディーとの境目の汚れを濡らした柔らかめの歯ブラシで優しく掻き出します。
ケミカル剤は使いませんでした。
ブラシはすぐ真っ黒になるので、汚れてきたら台所用洗剤を垂らして水道水で洗います。
何本も用意しておいたほうがよいでしょう。
ここからも非水溶性の汚れが出てきました。これが水アカの元なんだな。
あとで除去するので気にせずひたすら「優しく」掻き出します。
ゴム自体の汚れもタオルのきれいな部分で何度も拭い取ります。
こちらも完全に黒い汚れがなくなるとは思えないので、適当なところで終了。
高圧水で前洗い。
ひとつ確実に言えるのは、シエロはガラスルーフなので手間がかなり省けるということ。
定説からするとボディーも水だけでということになりますが、ちょっと心許ない気が。
なので、今回はバケツで泡立てないタイプの SOFT99 プライムクリアシャンプーを試してみました。
濡らした専用スポンジに液を垂らして泡立て、できるだけ隙間に入らないようボディーに塗ります。これまで使ってきたシュアラスターのカーシャンプーだと泡がどうしても隙間に入ってしまいます。
ホイールも水だけで洗いました。
高圧水の後洗いでシャンプーを洗い流します。界面活性剤が含まれているのでゴム部や隙間は念入りに。
ピットから出て拭き上げスペースへ移動。
きれいなタオルで水気を拭い、水アカー発でゴムやミラーベースまわりの黒い汚れを除去。ここもできるだけ液体が隙間に入らないよう注意。
プロスタッフの X-MAL 1 で仕上げ。
ゴム付近の拭き上げ時に黒い汚れがクロスに付着するようなことは無くなりました。
ラバープロテクタントを布にたっぷり吹き付け、いじったゴムの表面に塗り込みます。
たくさんのタオルが真っ黒に。
今回感じたことは、X-MAL 1 を塗り伸ばす際に汚れをかなり落としてくれるし、それでも落ちない汚れは水アカー発で取ればよいので、余程汚れていない限りカーシャンプーを使う必要はないのではないかということ。
カーシャンプーだけでは油性汚れをあまり落とせないようです。
Posted at 2021/09/26 18:06:33 | |
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