千の風になって

連チャンで失礼します。
今日は親父の法事で坊さんからとてもいい話を聞きまして。
忘れる前にどこかに書き留めておきたいのと、できれば誰かに知っていただきたいと思いまして…。



以下は坊さんの言葉を要約したものです。
日本では基本的に火葬をするのですが、みなさんはそのときに何が残るかご存知ですか？
人体が燃えると二酸化炭素と水、遺骨が残ります。
もちろん、水は水蒸気となって二酸化炭素と同じように見えない形で出て行ってしまします。
水は上空まで上昇し、だいたい８０年後に雨となって降ってきます。
つまり、今降っている雨はだいたい８０年前に降った雨が巡り巡って降っているのです。
二酸化炭素はご存知のとおり、植物が光合成で酸素を作り、我々がその酸素を吸って二酸化炭素を吐き出す、またそれを植物が吸って酸素を吐く、このようにしてずっと巡ります。
遺骨は形として残りますが、他は地球のサイクルの中に帰っていくのです。
「千の風になって」という歌がありますが、ただ詩的な歌詞なのではなく、このことを伝えているのではないでしょうか？

この話を聞いて私は結構クラっときました。
大切な人を亡くすのは本当に辛いのですが、こんな感じでずっと地球を旅していると考えると辛さもだいぶ和らぐのではないでしょうか？


今回は柄にもなく真面目な話をしてしまいました(笑)。
これを読んで少しでも共感してくれる方がいれば幸いです。
ではでは、今回はこの辺で。