
8月7日
先日、今月で閉園となる、としまえんに行ってきました。
首都圏外で育った私は、はじめてのとしまえん。
妻にとっては小さな頃の思い出のとしまえん。
1926年に開園し、長い時間、大切にされてきた遊園地。
閉園が分かると、残して欲しいと言う哀惜の思いをうたう気持ちがでるのも必然。
私の妻もですが、この場所に大切な思い出がある方も本当に沢山いらっしゃるのは疑う余地もない事実。
私に出来ることは、感謝のみ。
九十四年にわたる御役目無事に完遂されることをお祈り致します。小さな頃の妻や、大人になった私達を楽しませて頂きました。忘れてしまうかも知れませんが、楽しい時間をお陰様で拝受しました。
ありがとうございました。
彼方此方に永遠は無く、されど世界は美しく、、、。
私は信心深い訳でもなく、無宗教で、八百万の物に大切なものがあると言うアニミズムを信じる気持ちになったり、万物は勿論、自己自体も一瞬の泡のような偶々偶然に発生した奇跡的な有機体であり、そこには大切なものは何も無い、ただの契機の重なりから生まれた物体でしかない、、、。とかとかと考えることがあります。
でもわかってるのは、どうしようも無いこのココロとカラダで生きてゆくだけ。
左様なら、このココロとカラダに感謝しながら、精一杯この時間を生きるだけ。
“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 ”とは方丈記。昔から好きでした。
としまえんのスタッフのみなさんは暑い中でも笑顔で対応されてる方が多くいらっしゃりありがたい気持ちになりました。
皆様も楽しい時間を過ごせますように。
Posted at 2020/08/12 08:08:51 | |
トラックバック(0)