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SW20 WIDEのブログ一覧

2022年09月16日 イイね!

Haltech化続き-その17

Haltechサポートの続きです。
週末はHaltechさんもお休みのようで(あたりまえか)、反応なし。
リモートでのサポートはできませんでした。

その後もなかなか原因追及の動きがないので、こちらから質問攻めにして答えを導き出す方法に変えました。
先ず、最初に送ったLogデータについての検証結果が来ましたが、エンジンかけてから2分間のLogデータしか見れていないようで、Home angleの変動は確認できませんでした。2分後くらいから徐々に変動が始まり、10分後にはエンジンストールするので意味がないですね。

ここで、いくつか質問
①”Trigger Synchronisation State"(白ライン)がstatus4と5を繰り返していることについて、クランクの欠け歯の位置を予測して反応しているので問題ないと言っていますが、クランクの欠け歯は一定のタイミングで来るのに、なんで波形は不規則なの?問題ないの?  →→→回答なし

②Logデータについて、NSPのLog機能でロードすると全データを再生できますが、Haltech Datalog viewerでロードすると約2分しか再生できません。何で?
  →→→回答なし。

この後にエンジンストール1分前のLogデータを見つけたので再送しました。これは明らかにHome angleが変動していてエンジンストールの瞬間も見ることができます。このLogについても何も反応なし。なんで???

なかなか本質に辿り着かないので、以前に送ったLogデータ内のオシロスコープの波形から、Home signal(ピンク波形)がクランクシグナル(オレンジ波形)に対して一定の位置でFalling edgeが発生しているのに、LogデータではHome angleが変動しているのは、ECU側に問題があるのでは?と聞いてみると、

これは、私が勘違いしていたようで、一定の間隔で発生しているのはRising edgeだと。Falling edgeは確かに変動しています。現状のHome edgeの設定は”Falling edge”になってます。ということで、設定を”Rising edge”に変更しました。ただし、edge設定を変更すると、”Home percentage of valid travel”が80%を超えてしまうので、Trigger wheelの位置を調整してTDC Offsetを416°に設定変更しました。これで、”Home percentage of valid travel”は59%となり問題ありません。これでエンジンかけてみたら、15分間アイドルさせてもHome angleの変動は2度くらいで収まります。とりあえず、この設定で様子を見ます。

ただ、”Falling edge”の位置が変動してしまう現象は解決していません。
オシロスコープの波形を見ると、エンジン始動直後とエンジンストール直前でHome signalの波形が間延びしています。これはあり得ないことで、Cam Triggerの実際の形と一致した波形になるはずです。センサーが怪しいですね。
Racer Xのキットに付属していたクランク側のセンサーは壊れた。完全に無反応になりました。ZF Sensorsの新品に交換済です。ということで、同じZFのセンサーを発注済。これでHome angleの変動が収まれば、センサーの異常が原因ということになります。異常というか、不良品ですね。
このセンサー、モノタロウで購入しましたが現在品薄のようで1週間経ってますがまだ届きません。(Amazonは品切れ、その他Net通販も軒並み品切れ状態)
センサーが届いたら交換して、Logをとって、またHaltech フェルナンド君に送ることになっています。
あと少し、あと少しです。

Posted at 2022/09/16 23:27:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Haltech | 日記
2022年09月10日 イイね!

Haltech化続き-その16

Haltechサポートの続きです。
MapとLogデータを送りましたが、早速確認してくれて本日の夕方にメールがありました。なかなか迅速です。

結果は、Logデータにエンジンストールの兆候は見られず、Mapについてはベンチテスターでロードしたが問題なくHome angleはラッチされて0°で安定するとのこと。
これで、Mapには問題がないことは確認できましたね。
が、コメントはこれだけ。。。あれ?次はどうするの?

先ずはECU本体に問題があるのか?車両側に問題があるのかを明確にしないと始まりません。Home angleが常に増加していくという明確な異常が見られること、車両側のセンサーは完全固定構造なのでずれることはないとすると、ECU本体に問題がないかを先に確認した方が近道かと思います。

ということで、明日の午後時間が空いているので、リモートでのサポートを提案してみました。

反応あるかな。
頼むよ、フェルナンド君!!
Posted at 2022/09/10 00:44:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | Haltech | 日記
2022年09月08日 イイね!

Haltech化続き-その15

エンジンストールの原因が未だ掴めず。
もう自分でやれることはやり尽くした感があるので、Haltechのサポートに直接メールで相談しています。チャットやリモートもできますが、英語はちょっと自信ないので、タイムラグは承知でメールを選択しました。

メール送信してから3日後に返信が来ました。
なかなか返信が無かったので心配でしたが、その後は24h以内に必ず返信があるので、とても対応が良いですね。
やはり、Home angleが動くのはvvtiが無い場合はあり得ないということでした。
先ず指示を受けたのは、各部品のボルト類が確実に締められていることを確認するというもの。当然、チェックしてますので問題なし。今まで確認してきたことを簡単に伝えた上で、ログデータと現在のMAPデータを送りました。

これで原因がわかれば良いのですが。。。

Posted at 2022/09/08 22:25:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | Haltech | 日記
2022年08月27日 イイね!

Haltech化続き-その14

クランクトリガーホイールの振れ対策の続きです。
クランクプーリーとスペーサーの干渉の影響が大きかったようで、だいぶトリガーホイールの振れは治まりましたが、まだ0.5mmくらいの振れは残ってしまっています。あとは高回転まで回したときのトリガー歯の読取りミスが無いか実走セッティングで確認していきます。但し、ボルトの緩み留め対策は何とかしないと。。。

エンジンストールの原因をトリガーホイールの振れによるトリガー歯の読取りミスと推測していましたが、振れをある程度解消してもエンジンストールの症状は変わりませんでした。根本的にクランクトリガーとカムトリガーの関係がうまくいっていない?

この”Home percentage of valid travel”ですが、HaltechのHelpを確認すると、「ホーム信号パルスはトリガー パルスまたはイベント (欠落したギャップの後の最初の歯など) の間に入らなければならないため、ホーム パルスが入ることができる範囲は限られています。このチャンネルは、ホーム パルスがどこに来ているかを示します。 最大有効範囲に対して。 これが 0% または 100% に達すると、トリガー システムが非同期になり、エンジンが失敗する可能性が高くなり、ECU が間違ったタイミングで点火を開始する可能性があります。」とあり、50%にするのが理想のようです。ただ、このパーセンテージが何に対しての比率なのかの説明が足りないので、どうすれば50%に持っていけるのかわかりません。
クランクトリガーの組付けで考えられる全ての組み合わせで”Home percentage of valid travel”が何%になるのかを確認しました。

この表から、TDC Offset angle 10°に対して”Home percentage of valid travel”が約2%変化するようです。以前にHome angleが32°になったときにエンジンストールしたことを考えると、Home angle 32°をクランク角度にすると64°になります。10°で2%の変化ということは、”Home percentage of valid travel”を50%±10%に入れれば良いことになります。この表の中ではTDC Offset 85°が一番50%に近く、±10%にも余裕で入っていますね。これでエンジンを掛けてみます。
エンジンの掛かりは悪くない。しばらくアイドリングさせていたら、またしてもエンジンストール。その時のDiagnoticeがこれ。

Home angleは1.9°ですがストールしちゃいました。”Trigger system error” 3: Reference Detection errorがでています。Home signalが読めなくなったようですね。同時に”Trigger Synchronisation State"にSyncing to Patternが出ています。これは、トリガーパターンにHome signalが同期したことを意味します。
Home signalが同期したら、Home signalが読めなくなった?
ん~~、わっかんねーなぁ。わかんねーよ、Haltechさん!!
とにかく、弄れるところは弄っとけってことで、Home signalの読取りedgeを”Falling”→”Rising”に変更。そして同じように、”Home percentage of valid travel”の変化を確認します。

だめだね、44.5%から67%になっちゃいました。
もう、これ以上弄れるところがありません。
一番最初に気になった、Racer Xのカムトリガーの位置が悪いんじゃねーの?
もっと、Haltechの制御方法を理解しないと、解決策が見つけられない。数打ちゃ当たる的なやり方ではこれが限界。
さあ、どうする?
Posted at 2022/08/27 21:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | Haltech | 日記
2022年08月17日 イイね!

Haltech化続き-その13

Trigger Wheel回転振れ原因の続きです。
各構成部品の精度は微妙に悪く、計算上0.3mmほどの振れの要因となるものがありました。
今日は、取付状態で振れ原因となる現象がありましたので、その報告と対策です。
Crank PullyとSpacerの取付面を観察してみると、強干渉しているところがあります。写真ではちょっとわかり辛いですが。。。

鋳肌が転写されている部分を面取りしました。(写真右側が加工後)左側も同じように面取りしました。

ここも、締結点に対し左右で干渉具合が違うので、取付状態でSpacerが傾いていたと推測します。

ここで、Spacerをよく観察すると色々と課題があることに気づきます。(取付ける前に確認すべきでしたが。。。)
先ず、締結が2点しかないので、取付状態での傾斜や、締結力不足による高回転でのブレが懸念されます。締結が2点なのは、Crank Pullyの取り外し用プーラーのBOLT穴を流用しているからなのですが、だからしょうがないって類の部品ではないですね。
もう一点、BOLT締結部のCrank Pullyとの接触面積(設計用語で”受圧面”と言います)が小さい。これは、完全に設計ミス。Bolt緩みの原因です。実際に今回色々検証するために取り外した際にすでに緩んでました。今回は緩みの応急処置として、ねじロック剤を塗布しておきましたが、あくまで緩みを止めるだけなので、根本的な受圧面積不足による締結力(軸力)の減少には効果がありません。
真面目に対策するとしたら以下の2点が必要。
 ①締結点を2点追加して4点に(Spacerに穴追加、Crank PullyにM8ねじ穴追加加工) 
 ②受圧面を最大確保できる形状に変更(もともとある締結穴の裏側を一旦アルゴンで肉盛りして塞ぎ、穴開け直して形状変更)
どの加工も精度が必要なのでプライベートでは無理です。
加工屋に依頼したらどのくらい掛かるのだろう。
たぶんもう一個買えるな。
もういらないけど。。。
Posted at 2022/08/18 23:25:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | Haltech | 日記

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