ミッションO/Hの続きです。もうだいぶバラバラになってます。
5速ギヤ外して、ケースを割った状態。

アウトプットシャフト側のベアリングが終わってますね。
ゴムの部分が膨潤してます。

インプットシャフト、アウトプットシャフト、セレクターレバーを引っこ抜きました。

ハブスリーブの噛み合い部分。ここは絶対傷付きます。このくらいだったら大丈夫。

マニュアルを見ながら各部チェックします。

先ずは外観で不具合がないかチェックします。ギヤの欠け等はありませんでした。




シンクロの減り具合とか、オイルクリアランスとかとか。
取り敢えず、すべて基準値内に入っていたので問題無さそう。
でもこのミッション、降ろす前は3速がガリガリ言ってたんですよね。たぶん3速のシンクロがだめですね。各部点検が終わったので、油圧プレスを使ってギヤを抜いていきます。

油圧プレスはASTOROの4tonを使ってます。この油圧プレスですが、テーブルの隙間が狭くて、このままでは使えません。鉄パイプをカットしてスペーサーを作り、隙間を広げます。


こうやって使います。本当はこれ、結構ヤバい使い方。そのうちテーブルを固定しているボルトが破断する。そんなこんなでインプットシャフトバラシ完了です。さあ、問題の3速シンクロの減りはどうかな?

少し摩耗跡はあるけど、問題無さそう。でも、ギヤ側の当り面が傷付いてる。(写真撮り忘れました)ちょっと磨いてみたのですが、傷は結構深く、ちょっと磨いたくらいじゃ消えないです。これがガリガリの原因かな。この3速ギヤは使えません。でも、新品もう出ないんです。生産終了。中古探します。
今日はここまで。
Posted at 2024/06/09 00:32:12 | |
トラックバック(0) | 日記