廃線前に　　富良野～東鹿越（根室線）　その1

2024年3月末で廃止になったJR北海道根室線（富良野～新得）。廃止が決定した2年前に一度この区間の駅巡りをしましたが、廃止直前に目に焼き付けたく3月20日に再度駅巡りをしました。2年前の時はその他にも目的があったため、駅の写真しか撮ってませんでしたが、今回は走っている列車の姿もカメラに収めておこうと思います。もはや撮り鉄で、マニアックのブログになっています。




起点の富良野駅です。


　



この日は春分の日の祝日でしたが、週中そして冬と夏の観光シーズンの端境期ということで観光客がほとんどいません。ちなみに撮り鉄の人もここでは見かけませんでした。
　



跨線橋の案内版です。3番線の「新得・帯広方面」がなくなってしまいます。



駅名標の「ぬのべ」こちらの文字もなくなってしまいます。
　　


ホームからの新得方面。


ホームからの滝川方面。



時刻表と路線図。根室本線は富良野で行き止まりとなり新得まで分断されることになります。富良野で行き止まりになってしまうのに「根室線」？。
　



根室線の東鹿越行きらしき列車が待機しています。車には詳しい方ですが、列車については全く分からず型式もよく知りません。こちら「キハ40」という型式らしく（今回の廃線で型式覚えました😅）、ちなみにこの列車は赤くペイントされているので「タラコ列車」と呼ばれています。いかにもローカル線という色です。
この型式、今回のダイヤ改正でその数が相当減ってしまったようで今後見られることが珍しくなるかもしれません。



ホームの端には根室線・東鹿越行きの列車に乗るためコーンが設置されていてここにきて多くの撮り鉄さんが来られていることが想像出来ます。





一つ目の駅「布部」駅です。この駅は以前のブログでも触れましたがテレビ番組「北の国から」で五郎さんと純・蛍が東京から富良野に移動した際に降りた駅です。3月31日根室線最終日にはこのドラマの原作・脚本家の倉本聰氏も来られていたそうです。
　


駅舎内と時刻表。
　


駅舎内には今までの歴史を感じさせてくれる写真が多く展示されていました。
　

　


ホームへ。この日はとてもいい天気でした。






駅舎を見ていたら隣で撮影されていた方に「どちらからですか？」と話しかけられました。その方は地元の方で、山々に雲がかかっていない日は珍しいとおっしゃっていました。こんな快晴な時に来られてラッキーです。


ホームから見た駅舎。



ホームから富良野方面。


ホームから見た東鹿越方面。



少し待つと富良野行きの列車が来るのでそのまま待っています。カメラやスマホを構えた方が10人ほど集まってます。





道東・森の恵み号です。こちらキハ40の改造車、改造費用は一両あたり8,500万円だそうです。たまたま見ることでよかったです。もう一両は普通のキハ40です。さきほど話しかけられ方からお聞きしたのですが、普段は1両の走行で廃線間近で乗客が増えたことにより増車して今は2両で走行しているとおっしゃっていました。この方、さすが地元の方、いろいろ耳寄りな情報を教えて頂きました😄




長くなりそうなので次に続きます。