Strawberry Switchblade - Since Yesterday
ストロベリー・スウィッチブレード
どことなくノスタルジックで郷愁を誘う感じ
ゴシック・ロリータ・ファッションで可愛らしい印象だが、
グループ名は「イチゴの飛び出しナイフ」という意味である。
ちなみに、冷戦期にはソビエトの特殊部隊であるスペツナズの装備として、
柄に内蔵されたバネの力で刀身を射出することのできる特殊なナイフがある、
とされており、これは欧米では「スペツナズ・ナイフ」の名で呼ばれた。
「ふたりのイエスタデイ (Since Yesterday)」
イントロにフィンランドの作曲家、シベリウスの「交響曲 第5番」の
ファンファーレから始まる特徴を持っていた曲で、サイケデリックなメイク、
白と黒のポルカドット・ドレスを着たゴシック・ロリータ・ファッションで
登場するPVクリップと共に印象づけられた曲にもなっている。
また、間奏部分で聴けるシーケンサーの音色は、プロデュースを担当した
デヴィッド・モーションのスタジオ・テクニックの中でも注目された手法であり、
これはシーケンシングされた短めの音源をそのまま使っているのではなく、
コード進行に応じて和音で伸びたままになっているシンセサイザーの音源を、
ノイズ・ゲートを使って処理する方法が使われていて、外部からトリガーとなる
シーケンス音を使ってノイズ・ゲートを外部トリガー・モードにさせ、
そのトリガー・タイミングでシンセサイザーの音をぶつ切りにさせ、
印象的な間奏部分のシーケンシング・サウンドを作成している。
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今日の音楽 | 日記
Posted at
2025/03/13 18:32:14