窒素は酸素より6倍漏れにくい⁈
実はゴムには気体透過性があるので、
タイヤの空気はタイヤのゴム全体から漏れます。
ちなみに、タイヤのゴムは水素の透過率を100としたとき、
酸素の透過率3%、窒素0.5%です。
つまり、窒素は酸素より6倍漏れにくいです。
さらに、空気のほとんどは窒素で、窒素8割、酸素2割です。
タイヤの空気は、酸素/窒素の透過率の関係で酸素が優先的に抜けます。
抜けた空気の分、空気を継ぎ足します。
それを繰り返すと、空気は窒素8割、酸素2割の関係で、
タイヤの空気はほぼ100%窒素になります。
なので、窒素を入れるメリットはあまりないです。
窒素を入れるメリットとしては、空気より漏れにくいということより、
ドライということが大きいです。
窒素ガスは精製時に水分が排除されるので、タイヤ温度変化による膨張が小さく、
すなわちタイヤの空気圧変化が小さくて良いです。
(極端な例では、水が水蒸気になると約1700倍に膨張)
但し、タイヤ温度変化の大きいレーシングカーでは、
タイヤ温度による空気圧変化が小さいので効果がありますが、
タイヤ温度変化が比較的小さい一般車では効果はほとんどないです。
あと、スチールホイールはプレス成形で制作されているため、
鋳造成形で制作されているアルミホイールと比べて、
精度がよろしくないので、空気が漏れやすいです。
Posted at 2026/08/13 18:37:28 | |
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