
MAZDAを支えている最も重要なモデルとして大活躍しているCX-5がフルモデルチェンジされました。ディーゼルエンジンが無くなったことを哀しむ声も多い中、やっぱり注目度は高いようで、YouTubeにもレビュー動画が次々と出てきています。
自分も初代CX-5を所有していたので、気になる存在ではあります。ただ、新型に試乗したわけではなく、レビュー動画を見ていて気になることがあったので、それについて触れたいと思います。
世の中の評判を見ていると、往々にして高評価のレビューが多い気がします。ディーゼルが無くなったのは残念としながらも、走りやインテリアの質感向上、サイズアップによる後席や荷室のスペース拡大など、これまでの不満点をかなり改善してきた仕上がりのようです。
MAZDAとしても屋台骨のモデルでコケるわけにはいかないでしょうから、気合いを入れて開発してくるのは当然で、これまでの不満点を解消できるような仕上がりでなければならないと思います。
ここまでは想定内といえば想定内です。
ただ、レビュー動画を見ていて、すごく気になるものがありました。
とある自動車雑誌のレビューでしたが、動画冒頭でなぜか新型CX-5にことごとくダメ出しをしているのです。乗り心地からアクセルやブレーキ操作に対する反応から、とにかく驚くくらいのダメ出しがされていました。
「そんなはずない!」と思って別の広報車を借り直したら、世間の評判通りの良い車だったというオチでしたが…
そのことをMAZDAに尋ねると、最初の車も公差の範囲内(不具合はなく仕様の範囲内、つまり正常な製品ということ)だったそうです。
これを動画として公表することの是非は置いておいて、少なくとも購入検討している人にとっては不安要素でしかないですよね。
逆に「最初の個体は調査したところ本来の性能が発揮できていないことが確認されました。お客さまに納車される車はこのようなことがないよう管理体制を強化しています。」と言われた方がまだ安心できませんか?
ただ、この話を聞いた時に「やっぱりMAZDAだな…」と思ってしまいました。
過去に3台のMAZDA車をいずれも新車で購入したことがあり、試乗車や代車にも何度も乗せてもらったことがありますが、正直な感想としてはMAZDA車は個体差がかなり大きいメーカーだと感じました。試乗車ではすごく印象がよかったのに、いざ納車された車に乗ると「あれ?こんなだったっけ…」と思った記憶があります。もちろん新車購入を前に気分が浮ついてたりして、普段と違う精神状態だったのもあると思いますし、人間の感覚なんていい加減なので、絶対的な違いが証明できるわけではありませんが、今回の動画を見ていて「やっぱりMAZDAって個体差の大きいメーカーだよな」と思いました。公差の範囲内というのはメーカーが決めていることであって、それを幅広く定義していれば、松竹梅みたいな差があっても正常だと言い切れるわけです。
MAZDAから離れて10年近くになりますが、未だに品質管理が決して高くないレベルにあることが動画からも分かってしまいました。CX-60を未完成なまま市場に投入して大惨事になっても、未だに真摯に反省していないのでしょうね。契約して納車されるまで、自分の車が松竹梅のどれになるか全く分からない上に、梅であっても文句は言えないということになります。
工業製品である以上は完成度にある程度の差があることは仕方ないとしても、同じモデル2台に乗って酷評と絶賛のレビューが出るような品質管理はあってはならないと思います。今でもYouTubeで公開されたままになっているのでメーカーも周知の事実のはずですが、何の対応もしないとしたらやっぱりMAZDAは顧客を大切にしていないメーカーと言われても文句を言えないですね。
Posted at 2026/06/04 12:10:17 | |
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