「売れたら丸々その金額が手に入る」という魅力的な売り文句で、認知度も徐々に上がってきているカババというサービスですが、実際に売り出してみて2週間ほど経ちました。未だに購入希望者や検討者は現れず、時間だけが過ぎていきます。査定してもらって、希望金額で無事に売り出すことができたまではいいものの、心の中ではその金額で売れたかのような錯覚すら抱いてしまいましたが、現実はそう甘くないことを実感しています。そして、買取査定額から見るに一般的な中古車販売というものがどれだけ高い利益を乗せて販売しているのかもよく分かりました。カババで売り出すことを決意した人たちの多くは、買取査定額を見て「えっ?そんなに安いの?中古車はこんなに高いのに⁉️」と思ったはずです。自分もそうでした。買取査定額で手放すくらいなら、このまま乗り続けることを選ぶほど安い価格でした。同程度の中古車は査定額より200万円程度高い価格で売られています。さすがに保証もない中で、そんな金額を付けても売れるはずがないと思い、だいぶ安い値付けにしました。売り出し当初から、さらに10万円下げた額のまま様子を見ていますが、もう少し下げたら売れるのかな…という思いと、あんまり安くして売るくらいなら乗り続けようかな…という2つの思いの中で揺らいでいます。
Mercedesの中でもEクラスというのはCクラスと並ぶ中核モデルであり、様々なパワートレインが用意されている中でE220dの2Lディーゼルはパワーと燃費のバランスに最も優れた実用性の高いエンジンを積んでいます。大柄なサルーンでありながら、軽油で20km/Lを誇る燃費性能は非電動化モデルの中では極めて優秀な数値です。トルクも十分にあり、流れを余裕でリードできるくらいの速さも備えています。先進安全装備も一通り揃っていますし、アンビエントライトを多用したラグジュアリーなインテリアは最新モデルたちと比べても引けを取らない完成度の高さです。バランスチャートで示したら、全ての点において90点以上は取れるくらい素晴らしい車だと思います。もしも無事に売却できたとしても、「売れて良かったなー」と思う気持ちと「ついにこの車とお別れするのか・・・」という寂しさを感じるのは間違いありません。
限界ギリギリの思い切った金額に下げてみて、1ヶ月くらい経っても売れなかったらキッパリ諦めて乗り続けようかな・・・とも思えてきます。愛車を手放すタイミングって考えれば考えるほど難しいですね。
次に乗りたい車も決まっていたはずなのに、時間が経てば他にも気になる車が出てきたりして、果たして乗り換えるべきタイミングは今なのか・・・それすらもよく分からなくなってきました。売れてしまえば、割り切って乗り換えるしかないので、あとは運に任せてみようかな・・・
Posted at 2023/02/06 22:48:19 | |
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