愛車のEクラスもかれこれ2回目の車検を終えたので、5年以上が経過しています。車自体の完成度は非常に高く、所有満足度も高いので、何か大きな不満があるわけではありませんが、やはり輸入車の宿命である故障の際の高額な修理費用に対する不安が徐々に募ってきているのも確かです。10万円くらいの出費ならまだしも、50万とか100万の修理がある日突然降りかかってきたら・・・と思うと、このまま乗り潰すことへの不安も感じてしまいます。たまたま YouTubeで見た修理屋さんの社長の話では、マフラー付近に付いているNOxセンサーっていうのが故障しやすいらしく、そいつが故障したら一式交換が必要になって、それが結構高額らしいです。先代のEクラスやCクラスでも一部のグレードには非搭載のものもあるらしいですが、ほとんどのモデルには付いているセンサーらしくて、そいつが壊れやすいが故に社長さんは中古車で買う場合にはオススメしないと断言されていました。しかも、高額な上に世界的に欠品しているため、交換したくてもなかなか部品が入らなかったり、交換してもまたすぐエラーが出たりすることもあって、かなり厄介みたいです。
そういえば、アメリカの方でメーカー毎の故障しやすさランキングというのが発表されたそうですが、トヨタ、レクサスが圧倒的に壊れにくいメーカーで、メルセデスは19位くらいで、調査されたメーカーの中ではほぼ最下位でした。ドイツ御三家と呼ばれるように世間一般には高級車メーカーとして認知されているブランドで、日本車に比べれば圧倒的に高価格帯のモデルが多いのに、耐久性が低いっていうのも皮肉な感じがします。
そんなこんなで、愛車を大切に乗りつつも、乗り換えのタイミングについてずっと脳内では妄想が繰り広げられています。カーセンサーで中古車を探してみたり、YouTubeで新型車の情報を仕入れたりと、アンテナはいつも立てています。というわけで、新車・中古車含めて現状で乗り換え候補として考えている車を書いてみようと思います。
①新型アコード
これは以前から何度も触れていますが、セダンが絶滅しかけている日本車の中で、販売台数からしたら不人気車なのに、メーカーの意地で絶版にならない貴重なモデルです。と言っても主戦場はアメリカで、向こうで売れているおかげで、何とかついでに日本でも販売しているといった感じとは思います。今年の春には発売されるそうですが、価格は未発表ながら、ネット上の噂では540万円とか560万円といった値付けがされるのではないかと言われています。先代が465万円だったので、ギリギリ400万円台を維持するのかと思ったら、あっさりと500万円オーバーで登場しそうな雰囲気です。まぁホンダに限らず全体的に車が高額化する流れにあるのは確かだから、中身が大幅に進化しているのであれば、500万円台半ばで登場するのもやむを得ない気がします。先代からの正常進化を果たしているとしたら、完成度は文句なく高いはずだけれど、たとえ中身がどんなに素晴らしかったとしても、やはり世間的なイメージや人気のなさから考えたら、リセールバリューは全く期待できないモデルだと思うので、買うとしても1〜2年落ちの中古の方が良いような気もします。あと、確定的な情報ではないけれど、どうやらアメリカでは設定のあるシートベンチレーションが非搭載になりそうという噂もあり、その点は個人的に大きなマイナスポイントではあります。先代では標準装備だったサンルーフも設定されないとか・・・。
②クラウンクロスオーバー
発表当初の奇抜なカラーの2トーンのイメージが強くて、「何だ、このめちゃくちゃダサい車は⁉」と思っていましたが、その後にスポーツ、セダンとクラウンシリーズが登場する中で、意外とクロスオーバーっていいんじゃない?と思い始めました。いわゆるSUVとセダンの中間的なポジションで、やや高めのアイポイントで乗りやすさはありながらも、SUVほど重心高の高さは気にならないとしたら、割と好みかもしれないなんて・・・。セダンになると価格が一気に跳ね上がるのに対して、クロスオーバーは割と納得感のある価格帯にあって、程度の良い中古車ならお買い得感すらある気がします。しかも、全モデルが4WDというのも惹かれるところです。次こそは4WDモデルを購入してみたいといつも思っていますが、実際に購入する段階になると価格差に躊躇していつも2WDを選んでしまう自分がいるので、選ぶ余地もなく4WDというのも良いですね。
走り屋の人には新開発のデュアルブーストハイブリッド搭載のRSが圧倒的にオススメらしいですが、実燃費は良くて11km/Lくらいと厳しい数値なので、自分は経済性重視なのとまったり走りたいので通常の2.5Lハイブリッドで十分です。購入するとしたら、Gアドバンスドレザーパッケージがいいかな・・・と思いますが、ホイールが21インチというのが引っかかります。一昔前ならよほどのマニアな人くらいしか付けないであろうサイズが標準設定というのも疑問です。レザーパッケージを外したら19インチですが、それでも大きいくらいで、個人的にはオプションで18インチに落としたいくらいです。見た目のカッコよさ重視な人にとっては、ホイールが大きければ大きいほど良いのでしょうが、それならオプションで大きくできるようにしておけば十分でしょう。交換の際の費用も嵩むのに、21インチが標準なんてどうかしているようにしか思えません。そんなに大径ホイールを好む人って多数派なんでしょうか。評論家の方々がよく言う「21インチにしては乗り心地が思いの外良い」なんて言葉は所詮言い訳にしか聞こえません。普通に言おうとしたら「乗り心地はだいぶ硬め」となってしまうところを何とか良いように言おうとしたら、そういう表現になるのだと思います。本当に乗り心地が良いのならば、「クラウンらしい快適な乗り心地が実現できている」と言えばいいのに、そういった表現は聞いたことがありません。ただ、19インチのモデルなら快適性に関して高い評価はよく聞かれます。ここら辺は自分で試乗して確かめるしかないですが、本気で購入する気になったら乗ってみたいと思います。
せっかく家の車をトヨタ車にしたので、ディーラーで気軽に試乗できるかと思ったら、点検の際に聞いてみても試乗車がカローラとかヴォクシーくらいしかなくて、乗ってみたいモデルの試乗車は全く置いていない残念なディーラーでした( ´Д`)y━・~~
③カローラスポーツ
いやー、車好きとしては「カローラ」なんて一生選択肢に入ることなんてないと思っていましたが、最近のトヨタ車の目覚ましい進歩具合を見ていると、カローラシリーズも侮れないなと思います。愛車に乗っている時間の9割以上は1名乗車の自分にとっては、別に後席が広くある必然性は乏しく、取り回しやすさなどを考えたらコンパクトな車でも全然いいかなと思うことがあります。かと言ってフィットとかヤリスだと小さすぎて可愛すぎるし・・・と思った時に、見た目の好みからもカローラスポーツって結構悪くない選択肢かもって思ってしまいました。別に飛ばしたい欲求もないので、普通に過不足ない加速ができるだけの性能があって、20km/L以上の低燃費が実現できていれば、もはや十分なんじゃないかと思う自分がいます。インテリアも究極に質素な感じですが、別に慣れたら何とも思わなくなりそうだな・・・というか、シエンタに乗っていても別に内装の質感が低いとか全然思わないんですよね。ただ、唯一こだわりたいとしたら、音楽聴きながら運転するのが好きなので、スピーカーはちょっと良いやつ付けたいなとは思ってしまいます。
④BMW5シリーズ
輸入車の故障を恐れて、また輸入車かよ!って自分でもツッコミを入れたくなってしまいますが、メルセデスを一度所有できたので、BMWってどうなの?って思うところはあります。サイズ的には3シリーズでも全然オッケーなんですが、いろんな方のコメントを見ていると、スポーツセダンの位置付けだからなのか乗り心地は相当に硬めという評判が多く、おそらく自分の好みとは合わない気がします。そうなると、やはりラグジュアリーさも求めたら5シリーズに行き着くようになって、2〜3年落ちの程度の良いモデルを中古で・・・というのも考えています。
PHEVモデルもありますが、やはり輸入車の電動化モデルは故障リスクが相当高そうなので、買うとしたら523dの4WDモデルかなと思います。ドンピシャで愛車のライバルモデルになりますが、「やっぱりメルセデスの方が良かったな・・・」ってなっても悲しいし、かれこれマツダの車も含めると10年以上ディーゼル車を乗り継いでいるので、そろそろディーゼル車から卒業したいという思いもあります。
Posted at 2024/02/07 22:22:34 | |
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