
以前も買い替え候補として挙げたクラウンクロスオーバーですが、改めてその内容を見てみると、けっこう自分の理想に近いモデルのように思えてきました。以下、その理由を述べてみようと思います。
①必要十分な装備がある
前回のアコードの記事に書いたような500万円級の一般的にはそこそこの高級車の部類に入るモデルとして、当然のように付いていて欲しい装備が一通り揃っている点です。中でもシートベンチレーションは、念願の装備といっても過言ではなく、これが付いている時点でテンション爆上がりです。正直サンルーフとかは無くても全然我慢できますが、ベンチレーションを妥協するとしたら、その他の点でよっぽど魅力がないと厳しいですね。
あとは、最近のトヨタ車には標準装備のモデルが多いですが、PDAという安全装備は個人的にかなり高く評価しています。シエンタにも装備されていますが、やはり安心感が半端ないです。ADASをオンにしていなくとも、前走車に近付いたりすると緩やかにブレーキを掛けてくれるのが気に入っています。
②全車4WDの設定
次こそは2WDを卒業して4WDを選びたいという思いはありつつも、結局どちらも選べるモデルになると、つい価格的な魅力に惹かれて2WDを選びがちな弱気な自分がいます。でも、このモデルなら選ぶ余地もなく、自動的に4WDになりますので、その点は安心感があります。
③2.5Lハイブリッドの魅力
走り屋ではないので、買うとしたら断然2.5LのHVモデルになりますが、シエンタの1.5LのHVですら十分満足できるくらいなので、2.5Lで満足できないはずがありません。流れをリードできるくらいに飛ばしたいという欲もないので、ゆったりまったりと流れに乗って走れる性能があれば十分です。ベタ踏みするとモーモー唸って、質感も低いというレビューも見かけますが、人生でベタ踏みどころかハーフスロットルも滅多にしないくらいアクセルをバンバン踏むのが苦手な人種なので、多分気になりません。シエンタもたまにきつい上り坂とかだとエンジンが唸りますが、昔の非力なコンパクトカーとかを知っている身からすれば、そんなに気にならないですね。単純にHVの完成度だけなら、最近はホンダの方が良いみたいですが、個人的にはトヨタのHVも嫌いじゃないというか、好きですね。
④リセールも悪くない?
超絶不人気車種のセダン好きとしては、高いお金を出して買ってもリセールは壊滅的な状況に陥ることが多くて、たまにはリセールが少し期待できそうなモデルを選びたくなる気持ちもあります。めちゃくちゃ妥協してSUVにしようかな…と思わなくもないですが、やはり車高の高い車は運転感覚が合わないので、所有している期間中にずっとそういった違和感を抱えて乗るのもどうなのかなと思います。その点、クロスオーバーなら限りなくセダンに近い運転感覚がありそうな気がします。それでいてセダンよりはリセールが期待できそうなモデルということで、落とし所としては絶妙なところかと思います。
⑤ボディカラーの悩み
奇抜な2トーンを選ぶ勇気はないし、魅力も感じないので、モノトーンの中から選ぶとしたら、無難なブラックかな…と思っていました。でも、どうやら4月に入ってマイナーチェンジが発表されるらしく、ネット情報によるとボディカラーが追加されるようです。
他のモデルで採用されているマッシブグレーが追加されるらしく、個人的にはけっこう好きなカラーです。これなら2トーンでもギリギリ許容範囲な気もしますが、リアの塗り分け方が好きじゃないので、できればこれのモノトーンが良いですね。
調べてみたら、クラウンセダンではすでにマッシブグレーが設定されていました。いやー、めちゃくちゃ良い色ですね。大好物です。

プリウスのアッシュもカッコ良いですが、それよりはややブルーが強めでより好みです。
他にも内装の質感アップや装備の充実など細かな改良がなされるようで、さらに魅力が引き上げられることになります。最近の流れで価格も多少上がるのかもしれませんが、全体的に価格と内容は見合ったモデルな気がします。
半導体不足等で納期が長期化していた問題もだいぶ解消されてきたようで、一部の超絶人気車種を除いたら、納期もかなり短縮しているそうです。下取り額が分からないまま契約しなくても済むのなら、真剣に乗り換え検討してもいいかなと思う今日この頃です。
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2024/03/31 22:25:34