
かれこれ20以上前になりますが、免許を取得して初めて買ってもらった車が初代フィットでした。あの頃は日産のマーチ、トヨタのヴィッツ、ホンダのフィットがコンパクトカーの代表格として高い人気を誇っていたように記憶しています。中でもフィットはセンタータンクレイアウトを採用して、多彩なシートアレンジと高い積載性、当時としては驚くほどの低燃費を武器にセールスを伸ばしていた気がします。今思えば、初心者にちょうどいい車を選んだなぁと思います。新しいもの好きの自分は、中古車を買うのが嫌で、ディーラーにあった展示車か未使用車を定価より10万円ほど安くしてもらって手に入れた気がします。はっきりとした金額は忘れましたが、当時は130万円とかそのくらいだったような・・・。今とは性能が全く違うとはいえ、めちゃくちゃ安く感じるのが不思議ですね。そんな値段で普通車が買えていたとは・・・。
この車は5〜6年乗った覚えがありますが、とにかく自分のエコランの原点はここにあると言っても過言ではありません。ハイブリッドでもないのに、カタログ値で24km/Lという驚異的な燃費を誇る車で、しかも実燃費でもそのくらい出すことができました。走らせて運転が楽しい車でも全くないので、とにかく燃費を追求した走りを覚えることに全力を注いでいたような気がします。
車をいじるお金もなかったし、いじり方も分からないので、最後までどノーマルだったと思います。ただただ燃費が良くて荷物がいっぱい載せられる便利な実用車であって、それ以上でも以下でもない車でした。

あれから20年以上経ったのかと思うと、感慨深いですね。そして、モデルチェンジを繰り返しながら今でも販売が続いているモデルというのも、かつてのオーナーとしては嬉しくなります。日産のマーチは姿を消し、トヨタのヴィッツは名前をヤリスに変えて残っていますが、当時の名前のまま残っているのはフィットだけです。
もしも、子供が大きくなった頃にも存続していたら、初めての車として買ってあげるのも良いかもしれないですね。
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2024/09/11 16:45:13