
おそらく売れ行きが芳しくないためにテコ入れされた形だと思いますが、割高感の強い新型Cクラスのエントリー価格を引き下げるためのモデルであるC180が追加されました。C200と同じく1500ccターボ+ISGという構成ながら、エンジンの出力は抑えられていて、170ps/250Nmとなっています。ISGで208Nmのブーストが入るので、トータルの出力で考えれば必要十分だとは思いますが、ストロングハイブリッドではないので、エンジンのみのパワーとなった際に非力感は感じると思います。本体価格は599万円というギリギリ600万円を切りましたアピールをするセコい値付けです(°▽°)ただ、AMGラインとかオプションを付けていったら結局700万円級にはなりそうなので、決して手頃な値段ではないですね。
フルモデルチェンジを機に値上げするというのは決して珍しくないものの、ここまで大幅に値上げするメーカーは多くないと思います。日本での販売が絶好調だったこともあり、大幅値上げしても顧客が付いてきてくれると高を括っていたのでしょうが、あくまでCクラスですから、背伸びして買っていた層は付いて来られなくなってもおかしくないレベルの値上げをしたのは、あまり得策ではなかったように思います。
半導体不足が解消されても売れ行きが伸びなければ、認定中古車に試乗車落ちのCクラスが大量に流れてくることになると思います。程度の良い個体が新車価格から100万円以上安くなって出てくることもあるでしょうから、そういうのを狙うというのも悪くない選択だと思いますし、自分がもし買うならそういう個体を探します。さすがにこの内容で定価で欲しいとは全く思わないですね。

現状ではセダンで1台しか出ていませんでした。ほぼ新車同様のコンディションとはいえ、全くお買い得感のない価格設定ですね。これなら値引きしてもらって新車を買った方がマシだと思います。
Posted at 2022/02/18 16:29:36 | |
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