
先日、愛車の1年点検があった際に代車でGLEを貸してもらいました。形式的にはEクラスのSUVバージョンとなる車ですが、単にSUV化されただけではなく、車格的に一つ上な感覚すらあります。堂々たるボディサイズからして、同じクラスとも思えない迫力がありました。ただ、全幅2mもある車は初めて運転した気がしますが、さすがに大きすぎて気を使う場面が多かったです。まるで路上を悠々と走るクルーザーみたいで、ゆったりと走ってる分には至極快適でしたが、狭い道や駐車場だと正直運転しやすいとは言えない車でした。
3Lの直6ディーゼルエンジンは、車外で聞いてもディーゼルと分からないほど静かで、トルクフルな走りは余裕の塊でした。BMWのエンジンは、さらに上をいくのかもしれませんが、持て余すほどのパワーがあって、しかも燃費もかなり良さそうでした。純粋な内燃機関の一つの最終到達点にあるエンジンのような気がしました。某ジャーナリストが電動モーターみたいな走りをすると言っていましたが、その通りだと思います。
今流行りのSUVに高性能エンジンを搭載していて、文句なしの完成度かと思いきや、やはり重心点の高さは物理的に避けられない問題で、山道をハイペースで走ろうとした時などにどうしてもフワフワした感覚があるのが自分は苦手でした。エアサスも関係しているのかもしれませんが、やはりセダンの安定感の高さには敵いません。アイポイントの高さを視界が良くて運転しやすいと好意的に受け止められる方は問題ないかと思いますが、自分はやっぱりアイポイントの低い車が好きなんだと再認識できました。
自分も流行りのSUVが好きだったら、リセールバリューの高い車を乗り継ぐようなやり方もできたのでしょうが、愛車と過ごす時間にときめきを感じたい性分なので、たとえリセールが悪くても好きな車に乗りたいなと思います。
Posted at 2022/09/03 09:50:08 | |
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