
昔話なんかすると、自分がどれだけ歳を取ったのか痛感しますが、かつて免許を取った頃(およそ20年前)の車の値段は今とは全然違いました。コンパクトカーは100万円台、普及価格帯は200万円台、ちょっと良い車が300万〜というイメージでした。400万を超えてくるとベンツCクラスとかも視野に入ってきて、もはや高級車という感じでしたが、今となっては庶民的な車でさえ300万円台が当たり前になりました。ちょっと良い車を買おうとすると、すぐに400〜500万円くらいになってしまいます。昔に比べて性能や機能が大幅に良くなったとはいえ、値上がり幅で見るとえげつない感じがします。
今回のアコードは中古車を選んだので、本体価格335万円で済みましたが、よほどリセールが期待できる車種でもない限り、わざわざ新車を選ぶメリットをあまり感じなくなって来ました。かつては好んで新車を買っていた時期もありましたが、どうせ納車された瞬間に中古車になり、価値は下がります。走らせれば飛び石とかで傷も付くし、駐車場ではドアパンチをくらったりすることもあります。そんなことを考えていたら、別に新車にこだわる必要性も感じなくなりました。むしろ同じ予算だったとしても中古車を選択肢に入れた途端に選択の幅は大きく広がります。過走行とかボロボロの中古車はさすがに抵抗を感じますが、走行1〜2万キロ、2〜3年落ちくらいのものがお得感のある価格で売られていたら、むしろラッキーだと思います。たまに年数は少し経ってるけど、極端に走行距離が少なくて、しかもお買い得価格みたいなものも見かけます。新車に特にこだわらないという人は、しばらくカーセンサーとかをチェックしてみて、掘り出し物を探すのも楽しいかもしれません。
一応の相場というものは存在しますが、必ずしもそれに当てはまる物ばかりでもなければ、「いやいや、これはさすがに高すぎでしょ」と思うものもあれば、その逆もあったりするので、そこが中古車探しの醍醐味ですね。
Posted at 2024/06/10 14:39:49 | |
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