
MAZDAのSUVラインナップがえらいことになりそうです。
日本未発売のものも含めたラインナップを整理してみると・・・
現行車種→CX-3、CX-30、MX-30、CX-4、CX-5、CX-8、CX-9
新世代商品群→CX-50、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90
ということで、全て出揃ったと仮定すると全部で12車種になります。
日本で販売中および販売予定のものだけに絞っても
現行車種→CX-3、CX-30、MX-30、CX-5、CX-8
新世代商品群→CX-60、CX-80
ということになり、ディスコンになるモデルがないと仮定したら全部で7車種です。
ユーザーの細かいニーズに応えたいという思いなのか分かりませんが、いくらなんでも偏重しすぎだと思います。
洋服で例えるなら、S、M、Lの3種類もあれば、大半の人のニーズは満たせるはずなのに、XSや2L、3Lとかまで用意してしまった感じがします。
もちろん極端な体型の人も世の中にはいますから、その人のニーズまで満たせるに越したことはありません。
ただ、それがビジネスとして、ちゃんと利益を生み出せるほどのものなのか・・・というと、非常に難しいと思います。
MAZDAのSUVラインナップが充実することを歓迎する声もありますが、メーカーの戦略としては、非常に危うい感じがしてしまいます。
経営が上手くいっていて、余力があるからラインナップを充実させるというのなら分かりますが、車種を増やすだけ増やして売り上げが伸びないという最悪の結果になりそうな気がしてなりません。
フルモデルチェンジという形で旧型はディスコンにしていった方が無難だと思います。
いくらCX-5がMAZDAの稼ぎ頭だからと言って、新世代の洗練されたモデルが出てきたら、どう考えても陳腐化してしまうはずです。
あとは、車種を増やし過ぎた結果、それぞれの完成度が低いまま登場させてしまい、リコールの嵐みたいにならなければいいな・・・と思います。
初物に飛びつく人は、人柱覚悟ですね。
Posted at 2021/10/08 08:29:12 | |
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