
すっかり放置ブログになっていますが、MAZDAがCX-60を発表したことで、いつもの如くMAZDA絶賛の嵐が始まっているので、久しぶりにブログを書こうと思いました。
あのMAZDAがついに500万円級のモデルを発売⁉️という噂は、間違ってはいなかったものの、正確には価格帯の幅を大きく広げてきたというべきでしょう。エントリーモデルは300万円をギリギリ切る299万円スタートとし、話題の直6エンジンだけでなく、きちんと2.5Lガソリンもラインナップしている点は、ユーザーの選択肢を広げたという意味では、英断だったと思います。
内燃機関の時代が終わりを迎えようとしているとはいえ、ディーゼルエンジンの燃費が20km/Lを上回ってくるみたいなので、十分に魅力的なパワーユニットではあります。自分のEクラスと同等の燃費ではありますが、直6の3.3Lディーゼルでこの燃費というと、これは絶賛されるでしょうね。もはや排気量が大きいことのデメリットは、自動車税が高くなることくらいでしょうか…。
SKYACYIV-X搭載車が初登場した際に、新エンジンの開発費を思いっきり転嫁した車体価格を設定してきたので、もしかしたら今回もとんでもなく高い価格設定にしてくるのかと心配していましたが、価格的には十分ユーザーの関心を引けるだけの設定になっていたので、発売当初はかなり売れるのではないでしょうか。問題は初期受注が落ち着いた後にコンスタントに売れ続けるかというところですが、その点は厳しそうな気がします。
あと、MAZDAあるあるですが、登場直後はいろんなメディアで取り上げられて大絶賛されるものの、しばらくすると手のひらを返したようにバッシングが始まるという流れが今回もあるかもしれませんね。個人的な予想としては、エンジンもトランスミッションも新開発のため、リコールの嵐になることを懸念しています。もちろんクリーンディーゼルが登場してから10年ほど経過していますから、その間の経験を生かして完成度の高い状態で登場してくれることを期待したいですが、初期モデルに飛びつく方は要注意ですね。と言っても、納車まで半年〜数年待ちというのが当たり前になってきた御時世ですから、欲しい人は早めに予約するしかないというのも悩ましいところですが。契約を交わしたら2~3ヶ月くらいで新車に乗れた時代が懐かしく感じます。
今回CX-60で、ついにATが多段化されて8ATで登場するみたいですが、初代CX-5が登場した頃に新開発された6ATは、宣伝文句の割に出来があまり良くなかったのが残念でした。MAZDAの悪い癖で、自画自賛しすぎる傾向があって、過剰アピールでは?と思うことがしばしばあります。プロトタイプの試乗動画を見ていても、評論家のコメントで「ミッションの出来が・・・」というのを何度か見かけたので、おそらく現時点では完成度が今ひとつなのでしょう。発売までには直すとメーカーは言っていたようなコメントもあった気がしますが、残りの限られた時間でどこまで仕上げられるのか楽しみです。
Posted at 2022/06/24 11:18:10 | |
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