NH904M-Accordのブログ一覧

カババで売り出し中の愛車ですが、当初の価格より50万円以上値下げしてみたものの、未だに買い手は付きそうにありません。でも、万が一売れた場合には、次に乗る車を速攻で決めないといけないので、次期愛車の候補を探しています。と言っても一部の不人気車種を除いては新車の納期が長すぎるため、今回は中古車から選ぶ予定です。

愛車候補
①アコードハイブリッド（10代目）

もはや新車ではオーダーできなくなってしまいましたが、程度の良い中古車をいくつか見繕っています。若干ガンダム風味のあるエクステリアと古臭い超保守的なインテリアではありますが、某自動車ジャーナリストがその走りの質感の高さを絶賛したことで、知る人ぞ知る名車だと思っています。普通のハイブリッドだとエンジンが掛かった瞬間に騒音や振動の落差が大きく、ガッカリしてしまうことが多いですが、この車はエンジンが掛かったことをメーターの表示以外で窺い知ることが困難なくらい静粛性に気を配った車です。アクセル全開時のレスポンスの悪さという欠点は抱えているものの、これまでの運転歴の中でアクセル全開にしたことなんてただの一度もないので、はっきり言ってそんなのどーでもいいですね。普通にまったりと運転している時に必要十分なパワーがあって、静かで滑らかな乗り心地を提供してくれれば、それだけで十分すぎます。シートベンチレーションの設定がないのが残念といえば残念なのと、低速時のハンドルアシストが無いみたいですが、まぁ許容範囲内です。メテオロイドグレーというガンメタっぽいボディカラーがめちゃくちゃ好きだったんですが、狙っていた個体が売れてしまったようなので、アコードを買うとしたらブラック狙いです。

②クラウン（220系）

今までクラウンなんて眼中にもありませんでしたが、自分もだいぶ年齢を重ねてきたせいか、クラウンって実は自分の好みに合っているんじゃないかと思い始めました。かつてはロイヤルとアスリートという分類がされていたクラウンですが、いつしか一本化されて、グレード展開として走りの味付けが異なっているようです。走り屋グレードじゃなくて、快適性重視のグレードが好みなので、狙いはハイブリッド2.5のGグレードです。2020年のマイナーチェンジ後はインパネもスッキリして、走りの質感も一層磨かれているそうなので、ちょっとお高めではありますが、かなり気になっています。シートベンチレーションも装備されていて、内装色にオシャレなブラウンも設定があるので、オヤジ臭くなくて良さそうな気がします。

③シビックハイブリッド（現行型）

新車でオーダーしても一年待ち?とかになりそうですが、試乗車落ちの中古車がいくつか売られていて、そこまでボッタクリ価格も付いていないので、ホンダ車ならアコードの次に興味があります。というのもハイブリッド機構が改良されて、アクセルに対するレスポンスがさらに上がっているそうです。爽快シビックとも言われているくらいで、乗り味もアコードに近い完成度らしいので、かなり気になっています。インテリアはアコードに比べたら新しさを感じるものに仕上がっていますが、アコードの保守的なインテリアも嫌いじゃないです。

④530e

たまたま目に入って気になったのですが、BMWの5シリーズのPHVです。国産ハイブリッドに乗り換えようとしていたのですが、PHVも悪くないかも…なんて思ったりします。自宅に充電環境も用意できるので、それで通勤程度ならほぼEVとして使える車があったら便利だろうなぁと思います。でも、スマホみたいに車に充電器を抜き差しする手間を考えたら、素直にハイブリッド選んでおこうかなという気持ちにもなります。今回の候補の中では断トツの高級車なので、総合性能は間違いなくトップだと思いますし、中古車でけっこうお買い得な物件があって、ちょっぴり気になっています。

もうじき登場する予定の次期Eクラスのインテリアが公開されました。デジタル化を一層推し進める方針のようで、EQSなどに搭載されるハイパースクリーンの劣化版みたいなスーパースクリーンを搭載するそうです。ハイパースクリーンが運転席〜助手席まで一枚の大型ガラスで覆われた超巨大モニターなのに対して、スーパースクリーンはドライバー前のモニターが独立したタブレットのスタイルになります。モニター巨大化競争は、一体どこまで激化するのでしょうか…。インパネってドライブに集中できる空間作りが一番大切だと思いますが、まるでよそ見運転を推奨するかのようにエンタメ空間化しているようにしか見えません。現行のCクラスやSクラスに搭載される中央のタブレットみたいな画面も実際に使ってみると、あまり使い勝手が良いとは思いません。コマンダーコントロールを廃止してしまったため、基本的にはタッチパネルでの操作が主体になりますが、先代モデルまでのUIの方がはるかに安全性が高く、操作性も良好だったと思います。自動車作りにおいて、「人間工学に基づいて・・・」という文言を昔はよく見かけましたが、最近は滅多に見なくなりました。人間工学は無視されるようになったのか、実際の使い勝手よりも派手な見た目を重視したものづくりに変わってしまったのでしょうか。Mercedesは安全性を非常に重視したメーカーだと思っていましたが、デザイン性といい、操作性といい、自分の好みとはかけ離れた方向へ突き進んで行っている気がしてなりません。

今は代車でW206の現行型Cクラスに乗っていて、もちろん新型なりの良さも感じられるものの、先代の利点がかなり削られてしまったと感じる部分も少なくありません。エントリークラスも縮小していって、残されたモデルもどんどん高価格化していくばかりで、果たしてこの方針でMercedesは今後も憧れのプレミアムブランドであり続けられるのでしょうか・・・

代車で乗っている新型CクラスのC200ですが、いつもの通勤コースを走った時の燃費がこんな感じでした。愛車のE220dなら平均で20km/Lくらい走りますが、ISG付きのマイルドハイブリッドとはいえ、到底ディーゼルには叶わない燃費です。ハイオクと軽油の差額も考えたら燃料代の差はけっこう大きいと思います。低燃費なのにトルクフルな走りを楽しめるなんて、やはりディーゼルエンジンは生き残るべきパワートレインなんじゃないかな…と思います。売却を考えている自分が言うのも何ですが、ディーゼルハイブリッドの流行が来る前にディーゼルが淘汰されようとしていることがすごく残念です。

C200でも必要十分な加速性能は持っているはずですが、ディーゼルの力強さに慣れてしまうと、どうしてもかったるく感じてしまいます。これなら軽快感の強いC180の方がまだ好印象でした。C200って重厚感というより重苦しい感じがします。それとエアサスをやめてしまった影響がけっこう顕著に表れていると思いました。AMGラインにすると見た目はスポーティーでカッコよくなりますが、やはり19インチを履いていた時の愛車と似たような段差で鋭い衝撃が入ることがしばしばあります。C180の方がラグジュアリーな感覚の強い滑らかな乗り心地でした。

Mercedesを選ぶ人って、そんなにスポーティーさを求めているんですかね…。AMGモデルを思いっきりスポーティーに振って、通常モデルはラグジュアリーカーを目指した方がBMWとも差別化できてユーザー層が増えそうな気がします。

足回りから異音がするため、また愛車が入院しました。つい先日、別件で入院したばかりですが、また再入院です。

代車はC180の素のグレードを借りましたが、乗り出してまもなくアラートが出て『すぐに車を止めてください』となったので、慌ててディーラーに連絡して駆け込みました。『エンジンオイルが著しく低下しています』っていう警告でしたが、代車でそんなこと起きるの？って思います。調べてみたら何ともなかったっていうオチかもしれませんが、それはそれで無意味なアラートが出るのも怖いです。

仕事に行かないといけないタイミングだったので、すぐに別の代車に乗り換えて出発しました。見た目ほぼ同じ車が来たかと思ったら、C200のAMGライン、サンルーフ付きでした。ちょびっとグレードが上がったので嬉しいと言えば嬉しいですが、C180も予想以上によく出来ていて感心しました。パワー不足感をもっと感じるかと思ったら、『これで十分じゃない？』と思うくらいにISGが上手く補ってくれてて、軽快感のある走りでした。ただ、燃費がめちゃくちゃ悪い気がします。ガソリンエンジンのスムーズな回転ファールには価値があると思いますが、やっぱり燃費とのバランスを考えたらディーゼルが良いです。

C180からC200に乗り換えたら、どっしり感が増した分だけ軽快感が失われてしまい、フル加速でもしない限りパワー感の差は分からない気がします。C180なんて600万を切るグレードを無理やりでも用意するために設定された廉価版Cクラスと思っていましたが、燃費さえ気にしなければ割と好きなモデルでした。


インテリアでは、エアコン送風口が気に入ってます。アンビエントライトもあってオシャレさが半端ないですね。

売り出し中の愛車ですが、最近乗ってて思うのは…やっぱりいい車だなぁ…って、つくづく感じます。果たして愛車が売れた時に自分はどんな気持ちになるのか…やっぱり売らなきゃよかったと思うのかもしれません。

最近いろんな車を物色していますが、総合的なバランスという点でEクラスに勝る車ってなかなか見つからないんですよね。ハイブリッドにも劣らない低燃費でありながら必要十分な加速性能を持つディーゼルエンジン、手放し運転こそできないものの安心感の高い運転支援装置の数々、プラスチッキーとはほぼ無縁の上質なインテリアと煌びやかなアンビエントライト、美しい音を奏でてくれるブルメスターの高級スピーカー、堂々としたボディサイズでありながらも日常での使い勝手の良さ…などなど本当に美点の多い車です。

延長保証が切れても乗り続ける勇気と覚悟があったら、別に売却せずに乗り続けるという選択肢も全然アリです。今のところ大きな故障とかはなく、エンジンもすこぶる調子良いので、割と当たり個体なんじゃないかと思っています。ただ、マイナートラブルとかはちょくちょくあって、5年過ぎてから故障が増えそうな気が何となくします。

日本車だから壊れないっていうこともないとは思いますが、やっぱり日本車の安心感って大きい気がします。結局、自分が求めているのはそこなんだろうと思います。お金と気持ちにゆとりがあれば、このまま乗り続けたいくらい素晴らしい車だと思っています。

あと20〜30万円下げたら、さすがにお買い得感ありすぎて売れそうな気がしますが、そこまで下げても売りたいのか…自分の気持ち次第とは思いますが、悩みは尽きないですね。