
小中学生の頃はゲームが大好きで、RPGといえばドラゴンクエストとファイナルファンタジーの全盛期でした。大きくなったら好きなだけゲームしてやろうと思っていましたが、いざ大人になったらゲームに対する興味が失われてしまって、ほとんどやらないままアラフォーになっていました。
最近、プライベートで時間を持て余すようになって、久しぶりにゲームに手を出してみました。ドラクエ最新作のⅪをやり始めたら、まあ面白くてどハマりしましたね。かれこれ60時間くらいプレイして、今日やっと全クリアーしました。
サブタイトルが「過ぎ去りし時を求めて」という作品で、今風の3Dと昔懐かしい2Dの好きな方で遊べるというのも魅力に感じました。小さい頃にドラクエで遊んでいた大人にも懐かしみながら楽しんでもらいたいという開発陣の思いを込めたサブタイトルなのかと勝手に思っていました。
ネタバレになるので詳しくは書きませんが、ストーリーが本当によく考えられていて、最後まで飽きずに楽しめました。最後の方までやってみると、サブタイトルの本当の意味が分かるようになっているのも洒落ていて好きですね。
エンドロールでこれまでの過去のドラクエ作品を映像・音楽とともに振り返るようになっているのもすごく良かったです。
ゲームバランスも簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいい塩梅に設定されていたのも絶妙でした。こんなに面白いゲームが4千円くらいで買えるなんて、日本もまだまだ捨てたものじゃないと思いました。昔のスーファミ時代なんてソフト1本8000〜10000円くらいしてた気がします。
昔と違って途中でデータが消える心配もないし、教会でセーブせずに中断してもすぐに再開できるし、本当に遊びやすくなっていて素晴らしい時代になりました。
やり込み要素も信じられないくらいたくさん用意されていて、徹底的にやり込みたい人のニーズにもしっかり応えてくれます。自分はそこそこやれれば良かったので、最強装備も全く揃っていない上に、レベルも75くらいまでで終わりました。ラスボスはけっこうギリギリの状態で何とか勝てた感じです。
たかがゲームとはいえ、壮大なストーリーは本当に感動的でした。厨二病みたいですが、自分の人生を振り返った時に、このゲームのように「過ぎ去りし時を求めて」という風にできたらいいのになぁ…なんて夢物語を少し考えてしまいました。
Posted at 2025/02/15 21:36:46 | |
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