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2024年07月10日 イイね!

車間時間2秒は妥当か?

車間距離は前走車と「2秒」空けましょう!といったように、近年では車間時間の考え方が提案されています。
でも経験的に2秒は短すぎるように感じます。
そこで、個人の主観をなるべく排し、2秒の車間時間が短すぎると言える根拠を実際の交通の例を挙げて示してみようと思います。

長いので結論だけ先に述べると、
「大型トラックの後ろを走る時は3秒は空けたほうがいい。2秒だと信号無視の恐れあり」
となります。


さて、以下その理屈を長々と。
2秒の根拠は追突事故を避けるのに必要な車間距離にあります。
例えば40km/hで走行すると、車間時間2秒は車間距離にして約22mです。
一方40km/hでの一般的な停止距離(空走距離+制動距離)は22mです。
すなわち、車間時間にして2秒空けていれば前方で何かあっても止まれる、という考えです。

では実際の交通において、2秒の車間で果たして十分と言えるのか?例を挙げて否定していきます。

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図1:全高3.8m(大型車の上限値)のトラックと、その後続の乗用車を表した模式図。

乗用車のドライバーの目線の高さは1.5mを仮定します。
トラックの前方には信号機があり、地上からの高さを5.6mに仮定します(信号機は5m以上の高さが一般的だそうですが、典型的な高さは調べてもわかりませんでした)。
図1
の位置関係だとトラックの荷台のために乗用車からは信号機が見えず、大変危険です。


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図2:信号機が乗用車の視界に入った瞬間の位置関係。

40km/hで走行中に車間時間にして2秒空けた場合、乗用車から信号機までの距離は約40mとなります。
停止距離は22mなので、赤信号が見えてもフルブレーキングすれば、一見間に合うように思えます。
しかし実際には信号機の手前に横断歩道があり、更に手前に停止線がある場合が考えられます。


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図3:よくある交差点の模式図。

信号機から停止線までの距離は交差点の大きさに依るため一概には言えません。ここでは40mを仮定します。
40mがどの規模の交差点かというと、下の写真のような交差点に相当します。おそらく日本全国どこにでもこの程度の交差点は多く存在するはずです。
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先の例でいうと、
「信号機から停止線までの距離(40m)」+「停止距離(22m)」は62mなので、40km/hで走行中に赤信号に気づいて停止線で止まるためには信号機の62m手前でブレーキングに入らないと間に合いません(しかもこのときはフルブレーキングが必要です)。

ところが図2で示したように、車間時間2秒では信号機が視界に入るのは信号機の40m手前、つまりこの例では停止線の位置に来て初めて赤信号に気づくことになります。乗用車が信号無視にあたることは間違いありません。
また横断歩道を渡り始める歩行者がいてもおかしくありません。大変危険なシチュエーションです。

では、大型トラックの後ろを走る際に必要な最低限の車間時間はというと、上記の例の場合40km/hでは3.1秒、60km/hでは2.8秒となります。
乾燥路でフルブレーキングすることが前提のため、実際は車間時間で最低でも4~5秒は空けておきたいところです。

今回挙げた例は極端な交通状況ではなく、日常的に遭遇しうる状況です。
車間時間2秒は、前走車との追突には至らないかもしれませんが、日常的に信号無視をしてしまうような走り方です。前方のトラックは黄色信号で通過できたとしても、後続の乗用車は完全アウトです。

「2秒」という数字だけが取り上げられ、その数字の妥当性についての議論が十分ではないのではないか、と危うさを感じています。
もちろん正確には「2秒以上空けましょう」なので5秒でも10秒でもよいのですが、如何せん2秒のインパクトが強いため、何も考えずに「2秒で十分」と考えるドライバーが増えていくことを懸念しています。
Posted at 2024/07/10 21:07:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通 | 日記
2023年09月20日 イイね!

ひき逃げ事故に怒ってます

ひき逃げ事故に怒ってますとても口汚く罵りたいのですが、ウェブ上なのでグッと堪えて。

さっさと出頭して罪を償ってください。
ロードスターをこんな形で世間の話題に挙げる恥晒しに怒り心頭です。
FNNプライムオンライン
Posted at 2023/09/20 23:53:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通 | 日記
2023年08月14日 イイね!

そろそろ

高速での追越車線ふさぎに対するペナルティ強化の議論を始めませんか、政治家さん?

周りの流れよりも速い速度でかっ飛ばして煽り散らすのは論外だけど、交通の流れを遮る運転に対してもペナルティを課すのは当然だと思う。それが権利と義務によって構成される社会なのではないですかね。
速い車に追いつかれたら速やかに進路を譲るのがルールであることを理解していないドライバーが少なからずいることが社会的問題だと思う。

今日は帰省のためにミラで長距離乗ってきた。
軽なので走行車線を大人しく走っているわけだが、その横を追越車線塞ぎ車がノロノロ抜いていく。
後ろに目をやると後続車がイライラしているのが見て取れる。
事故を起こすのはイライラしている車の方かもしれないが、その発端が追越車線を塞いで流れを遮っている車であるなら、その行為は事故を誘発する悪行として処罰されるべきではないか?

関係各所には円滑な交通のために「譲る」ことの大切さを周知していって欲しい。あおり運転厳罰化の次にやるべき課題だと個人的には思う。
Posted at 2023/08/15 00:01:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 交通 | 日記
2023年08月07日 イイね!

良い運転手さん

良い運転手さん今日、すごく素敵な10tダンプのドライバーいたなあ。

トンネル内の車道を自転車が走っていて(そんな状況5年に1台いるかどうかの所)、対向車線にはみ出さずとも抜ける道幅があるのにそのダンプの運転手さん、右ウインカー出して後方へ周知して抜き去って行った。

ちょうどトンネル内が右カーブしている場面。もし車間を空けずに真後ろを走っていたら、ダンプの車体のせいで自転車が完全に見落とされただろうと思う状況。
僕はかなり後方からそれを見ていたが、ダンプの運転手さんの機転に感心した。

たぶん大型車を乗る上で普段からそういう気遣いができる運転をされているのだろう。自転車、後方車双方のリスクを減らす立派な運転だと思った。見ていて清々しい。
こういう瞬時に全体のリスク低減を図れるドライバーになりたい。そして、そういった良いドライバーがしてくれる些細な気遣いに気づけるようなドライバーでありたい。
Posted at 2023/08/07 20:07:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | 交通 | 日記
2022年11月20日 イイね!

ハイビームの後続車

煽り運転とかの話ではないです^ ^;

先日、夜間に高速道路を走っていたら、後ろからジワジワと迫ってくるハイビームの車が。
地方高速ゆえ、車はほとんど走っていないため遮るものがなく、かなり後方からでも眩しい光がバックミラー越しに目に刺さります。
しかもゆっくり追い上げてくるため長時間眩しい光が目に入り、堪ったものではない。

その車が追い抜いて行く際に、パッシングして教えてあげたのですが、なぜか減速。
あ〜、後ろからバッシングすれば「邪魔だどけ!」って言ってると思うよね。ごめんごめん。

じゃ、その車の前を走りながら看板や反射板に向けて何度もパッシングしてみる(その車と自車しか走っていないからそうしてみたのですが)。

全然ハイビームやめてくれない。。。

しかも僕に警戒して抜いて行ってくれない。最初のパッシングがまずかったなあ。。。

しばらく真後ろを走られて眩しい思いをした後、ようやく抜いて行った。それでもハイビームのまま。
車はトヨタの先代シエンタだったので、車格を見て弱い者いじめするイキッた車に絡まれなければいいなあ、と思いながら見送りました。

こういう時、僕はどうやって眩しいことを伝えれば良かったのだろう?
対向車なら一般的にパッシングは「眩しいからロービームにしろ」の意味として浸透してますが、後続車がハイビームのときは伝える方法がわかりません。
何かいいアイディアないでしょうか?

Posted at 2022/11/20 22:01:58 | コメント(3) | トラックバック(0) | 交通 | 日記

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何シテル?   08/06 07:11
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