NDを整備に出しました。
その間に保管しているNBロードスターを引っ張り出して峠を1往復。
あ〜、やっぱりこの味には敵わないな。
重くダイレクトな油圧パワステ、エンジンの息遣いを感じるワイヤー式のアクセル、開放感と一体感を実現する肩まで出る低いウエストライン、車との一体感を増幅させる金属的なシフトフィール...
どれを取っても現代では実現不可能なものばかりです。
NDをカスタムして「いいクルマ」に仕上げようとすればするほど、この味から遠ざかります。
僕はNBが本当に好き。
この味は、手放したら二度と戻らないので大事に残していきます。
NDに1年乗って、i-DMの指南もあってだいぶ運転が上手くなったと思っていました。
しかし、今日NBに改めて乗ってみると越前リョーマよろしく、
「まだまだだね!」
と言われている気がしました。
NDはフレンドリーで、ドライバーと共に成長していく感じを受けますが、NBは厳しいです。
厳しくも優しい師匠のような存在で、「ブレーキングが甘い!ステアの切り始めが遅い!」と言われているのがよく伝わってきます。
いいクルマだ、NBは。
だがしかし、日常的に使うには故障も出てくるし、快適性も褒められたものではない。
完全に遊び車として乗るのが幸せだと思う。
NDを日常の足にして、NBは夕焼けが綺麗な日曜の夕暮れを楽しむだけの遊び車にするのが幸せなカーライフの一つだと思う。
Posted at 2023/06/04 23:56:59 | |
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NBロードスター | 日記