![えっ? 最近電気代下がってるの? えっ? 最近電気代下がってるの?](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/047/200/887/47200887/p1m.jpg?ct=b830d258cb25)
昨年までは、電気代高騰が叫ばれていて、PHEVは電気で走ってもガソリンで走っても金額は大して変わらないよね! と思っていたのですが、今年に入ってからEVは燃費が安いという記事を見かけるようになり、「実は大差ないのにねー」と思っていましたが、ガソリン代高騰もあって、あまりにそういう記事が多くなってきたので、改めてエンジンとモーターとの燃費電費コストパフォーマンス比較をしてみようと思い、東京電力のサイトを確認してみました。
すると何と今年に入ってから燃料費調整額がかなり安くなって、安くなっているどころかマイナスとなっているのに驚きました。
電気代は基本料金(固定費)+電力量料金(従量課金)+燃料費調整額(従量課金)で決まります。
基本料金はブレーカーのアンペア数で決まり、我が家は50A契約なので、1,476円20銭ですが、ここは車を充電しようがしまいがかかってしまうので、従量課金の変動費分で比較したいと思います。
電力量料金は1ヶ月に使った電力量で3段階に分かれており、最初は30円/kWhで途中36.6円/kWhを経由して最終的(300kWh超え)には40.69円/kWhとなります。(今年6月から料金改定で少し高くなった)
まあ夏と冬は月に300kWhは超えてしまうので、最初の安い部分をちょっと引いて平均約40円で計算して良いと思います。
で、問題の燃料費調整額ですが、昨年はここが+5円の月が続いていて昨今の原油高で今も同じ位か、更に上昇していると思っていたのですが、なんと今年に入ってからマイナスの状態が続いており、8月からはなんとマイナス10円を超えているではありませんか。
その差15円/kWhと電力量料金の40円と比較してかなりの割合の変化となることがわかりました。
そこで我が家のPHEVを家充電して電気で走る場合と、ガソリン(ハイオク)で走る場合の比較を改めてやってみました。電気代はこの記事の掲載時期(9月)の燃料費調整額(-11円)で、40-11=29円/kWhで計算しました。
モーターで走る時もエンジンで走る時も道の状況により燃費電費が変わるのと、ガソリン代も月やスタンドで変わるので、我が家の330eでのそれぞれベスト、通常、最低で見積もってみました。
すると通常で比較しても電気モーターの方が2倍以上(7.3円/kmと17.7円/km)のコストパフォーマンスがあるではありませんか。右側に純粋なBEVとディーゼル車も載せましたが、PHEVの電気モーターのコスパはディーゼル車(以前の我が家のBMW218d平均燃費)よりも良くなっていることが分かりました。
昨年までガソリン代もそれ程高くなく、燃料費調整額は+5円だったので、まだディーゼル車の方がお得だったのですが、今は電費の良くないPHEVでもモーター走行の方がお得になっています。もちろん純粋なBEVの方が電費は良いので、さすがにかないませんが、外出時の電欠や充電待ちの心配も無いので今はPHEVが最適だと思っています。
PHEVは普段の街乗りは家充電で、遠出をする時だけガソリンも使うという方法が取れるので、とてもリーズナブルですし、東京都は購入時に国以外の補助金も出たし(国より多額)、毎年の自動車税も免除ですし、330eは走行モードをモーター/エンジンを自由に切り替えられ、何といってもBMWの走りも楽しめるので、ほんと買ってよかったと正直思います。
Posted at 2023/09/07 16:06:39 | |
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