下町というのは多くの路地の周りに密集して家が建っています。我が家も例外では無く車1台がやっと通れる細い道の先にあります。(写真の場所とは関係ありません)
自宅の敷地に車を置いているのですが、当然ながら転回スペースなど無く、前から入ったら出るときはバックで、バックで入ったら出るときは前進して出るしかありません。
どちら側で車を入れるかというのは、色々な場面を考えたうえで決めているのですが、
・どちら側で入れば自宅でトランクに物を入れやすいか。
・バックで進む時に、出発時と帰宅時のどちらが楽か。
・乗車時に乗りやすい方向はどちらか。
などを検討した結果、今は前進で家の方向に入り、出発時はバックで出ていく方向で停めています。
当然ながらバックで出ていく時は、道の両側に家の壁や障害物が色々あり、かなり気を使って出ないといけないのですが、特に雨の夜はサイドミラーも見にくく、とてもゆっくり進まないとぶつけてしまいそうになる程です。
で、今のクルマであるBMWの3シリーズ(G20)には、我が家専用とも言える、とても便利な機能がついています。
それは「リバースアシスト」機能。
入ってきた道のハンドル状態を50m覚えていて、この機能をつかえばハンドルを持たなくても、来た道を自動でハンドルが動きながらバックで進むことができるというすぐれものです。
しかし道を入って来てエンジンを切らずにそのままバックするなら、この機能は当然使えますが、私の場合、入って来て自宅に駐車した後、後日バックで出ていくので、この機能が使えるのか、ハンドル履歴を覚えておいてくれるのかが心配でしたが、何とこれが使えるのです。
出発時に、ギヤ(レンジ)をバックに入れ、液晶画面のリバースアシストにタッチすれば、ブレーキを調整するだけで、元来た道を入ってきた通りにバックで出ていくことができるのです。
とまあ、ここまでは万々歳なのですが、実はこの機能、完璧ではありませんでした。
自宅の駐車場に入れるのに切り返しをしてしまうと一度バック(後退)が入ってしまうので、これは絶対できません。幸い切り返しをせずに斜めに駐車しても近隣から文句は言われないので、助かっています。
もう一点は、駐車時に停める時最後に大きくハンドルを切るのですが、前進と後退で誤差が出てしまう為か、バックで出て行く途中で、最初の誤差が響いて左右どちらかに寄ってしまうという点です。
寄ってしまった場合は、自分でハンドルを調整するのですが、一旦ハンドルに介入してしまうと、リバースアシスト機能はそこでキャンセルされてしまい、以降は自分でハンドル操作をしなければなりません。
それでも使わないよりは、かなり楽に後退できるので、毎回出発時はリバースアシストを使っています。
今のところ、リバースアシスト機能はBMWにしかない様ですが、特に日本の様な狭い道が多い国では、オプションでも良いので、他のメーカーでもつけられると良いと思います。
Posted at 2022/04/28 10:20:48 | |
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