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2022年04月27日

長い下り坂は熱よりもエネルギーに

長い下り坂は熱よりもエネルギーに 最近何回か峠のある道を走りました。そこでプラグインハイブリッドにしていて良かったと思える場面がありましたので、紹介したいと思います。(EV車でも同様です)

峠は当然上り坂もあれば下り坂もあります。今回は下り坂にフォーカスを当てたいと思います。

峠などでの長い下り坂では、低いギヤに入れてエンジンブレーキをかけて走らないと、ブレーキが熱を持ち長時間に至ると最悪ブレーキがかからなくなると教習所で教えられました。(もう数十年も前の教習所の講義なので今のクルマはどうだか分かりませんが)

最近のクルマはエンジンブレーキ利用時は燃料噴射がカットされて全く燃料を消費しないという話も聞きますが、通常のブレーキにせよエンジンブレーキにせよ、エネルギーを熱やピストンの運動エネルギー(のロス)にして捨ててしまっています。

ところが、EVやプラグインハイブリッドでは、下り坂はアクセルを戻したりブレーキを踏むことで回生ブレーキとして発電する為、長い下り坂では結構な量の電気として蓄積することができます。

まあこれはEV系では当たり前の話なのですが、箱根や甲州の辺りの長い下り坂を何十分も下っていると、今までのエンジン車では、この位置エネルギーを全く活用しておらず、全て捨ててしまっているのだなと改めて感じます。

特に前に車がいる状態で走ると、カーブの度にその車のブレーキランプが点灯しますが、こちらはアクセルを少し戻すことで回生ブレーキとして減速しますので、下り坂を一定の速度で走ることができ(これ大事です)、きついカーブでもアクセルオフにして最大回生ブレーキでほど良い速度まで減速してから曲がり、そしてそのままアクセルを踏んでカーブを抜けることができます。

BMWのプラグインハイブリッドの回生ブレーキは日産のワンペダル程ではありませんが、箱根新道の下り坂位ならアクセルのみの調整で下ることができます。(つまりノーブレーキで下れる)

Sportモードで攻める走りをする時は、やはりブレーキやパドルシフトダウンを利用しないといけませんが、おとなしく走る時にはとても便利でエコな機能です。

ワンペダルはいざという時ブレーキを踏む習慣が無くなり危険と言われていますが、BMWの場合はアクセルOFFでも完全停止が出来ず、信号等では必ず最後にブレーキを踏む必要があり、習慣が無くなるということは無いと思っています。

普通のハイブリッド車も同様の機能はあると思いますが、長い下り坂だとすぐにバッテリーが満タンになってしまうので、山道をよく使われる方はプラグインハイブリッドはお勧めだと思います。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2022/04/27 12:07:22

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