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Fdm方式（フィラメント方式）の3Dプリンタで印字する際は、サポートをつけるのだが、サポートが多いと印字時間が長くなり、場所によってはサポートを取るのに時間がかかる。
これを減らす方法がyoutube にあったので、半信半疑でやってみる。

基本的アイディアは、お椀をかぶせたような立体の印刷するとき、天井側が水平の部分（あまり長くなければ）はサポートなしでも印字できるというもの。

この応用としては、
1. 横穴（ネジ穴も）。丸穴をやめて六角穴にすると、サポートが不要にできる＜上の図の左＞
2. 途中で太さが変わる垂直の円筒穴
＜上の図の右。薄い水平の膜を補助面として加えて印字し、印字後くり抜く＞

この動画だが、天井側が水平の部分の形状をブリッジという名前がついているらしいのだが、この用語が説明なしに使われたり、実際のやり方の説明がないので、一般人向けではさそうだった。

以下は、自分で補って実際にやってみた結果です。
具体的なやり方は、スライサソフトによっても異なるが、例えば、全体に自動でサポートをつけた後、対象部分のサポートを手動で外す。私はFlashPrint 5.7で確認したが、curaなど,比較的新しい多くのスライサならできると思われる。


Adventure3＋PLAフィラメントで試したところ、
・スライサ（FlashPrint ）では、ブリッジ部分を認識する（赤いところ）。
・そして、横のナット穴は、サポートなしで印刷可能。



・途中で太さが変わる垂直の円筒穴も、途中に薄い膜を入れることでサポートなしで印字できた。この場合、スライサ（FlashPrint ）では、薄い膜をブリッジ部分と認識していないが、サポートなしで印字できている。
・一つのオブジェクトで一部はサポートあり、一部はサポートなしというのはできる。
・この他にも、サポートを手動でいじって工夫することで、いろいろできそう。私の場合、3Dでパーツを作って、ビス・ナットでパーツを組み立てるなどという方法を使うことが多いので、結構役立ちそうだ。



＜印字結果：右側はサポートをつけた場合＞



ところで、私はラフトをつけて印刷しているが、プラットフォームに定着性のよいものが増えているので、ラフトなしでもいける(adventure3)。これで結構、印字時間が短縮される。

先日、能衣装を見たくなったので東京国立博物館の常設展を見学に。安土桃山時代ものや江戸時代もの、重要文化財2点、ハギレ5点を含め12点。一見少ないようだが、能関連の展示が見られるのは、東京近辺では意外にすくない。

特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」もやっていたが、今回は、時間がないので常設展だけ。それで、入場券は1000円。だが、入場券の購入に34度越えの炎天下で待たされたのが、参った。

アクセスだが、首都高で上野に直接降りられ、具合が良い。上野公園駐車場を使ったが、回り道せず、直接公園に上がれるのがいい！

東京国立博物館の裏手にハス池があり、ハスの花が咲いていたので癒された。