いただきもの

毎度おなじみ日本酒ブログです。

今回も頂き物。前回と同様、勤続表彰の折、職場の同僚からの贈りものです🙏
私がブログで日本酒を取り上げていることはもはや公然の秘密なので😅




今宵の一献は、墨廼江(すみのえ)純米大吟醸 CLASSIC VERSION No.10です。


墨廼江酒造株式会社は宮城県石巻市の酒蔵です。

「石巻は江戸時代より海路交通の拠点、伊達藩の米の積出港として栄えたところ。昔より水を司る神様を祭った墨廼江神社（現・住吉神社）が鎮座しております。
弘化二年(1845年)、海産物問屋を営んでいた澤口家２代目当主 澤口安治がその”墨廼江”をそのまま酒名にして酒造業を開始することになりました。以来、品質本位の酒造りに専念し、長年多くの方々に支えられて今日に至っております。」

この酒は全然知りませんでした。
東日本大震災の折には津波で被害を被りました。そもそも海産物問屋が主で酒造は副業だったのが、1928年の三陸沖北部地震の津波で問屋業が壊滅的被害を受けたため、酒造が本業になったとか。
天災に翻弄されつつもそれを乗り越えていく日本の文化。

CLASSIC VERSIONは2020年から始まった新たな取り組み。兵庫県産山田錦を48％まで磨き、協会酵母10号で醸しました。





いつものようにひやでいただくと･･･

おお、これぞ吟醸酒。甘味と酸味が程よくミックス。で、じんわり辛味も主張してきて、味を引き締めます。山田錦らしいバランスの良さ。
吟醸香もフローラル。華やかだけどキツくない。残り香、後味が素晴らしい。

吟醸酒の王道ですね。
クラシカルといいつつ、日本酒に馴染みのない人には新しいかも。
あぁ、旨いなぁ😊






日本人に生まれた幸せ(^o^)