俺は川崎生まれ、池上育ち!
悪そうな奴は、大体、金持ち、前科持ち
ヤバそうな女は、大体、子持ちで、病気持ち
渋谷や六本木、屁でもねー
来るなら来いよ、俺ら多国籍軍、川崎王国
多摩川が三途の川
検問して拷問して、仕上げはドザエモン
横浜・湘南には行かせねー
男なら、血で皿洗い
女なら、アソコでマット洗い
浮浪者のDNA
売春婦がPTA
毛並みから、ちげぇー
マフィアなら、俺ら血統書付き
車なんか、置き場ねーから
単車一筋 オトコ Kawasaki 火の玉ボーイ
この娘に、ズッコン
あの娘には、ゾッコン
でも一番は、族にゾッコン
単車乗せたら、マジで NO~1
今夜も走る、荒れたオフロードオォォ
破れたハートを売り物に・4
私がセッティングした、その日は、先ずは豊子と2ケツで川崎まで行き、
産業道路脇の池上新田の大きい公園で、キムコのヨンフォアと合流した
この池上地区は、高度成長期の頃に、首都高の高架沿いにJFE(日本鋼管)が社宅用に作ったのだが
在日や同和の人達が勝手に、バラック小屋や家などを建てて住み着いて、ドンドン侵食して広くなってしまった
豊子とキムコの地元の、土手王国は、密造酒・薬屋・賭博など、犯罪に関わってる人は、ほんの僅かで、
住んでる人達は、産廃・肉屋、職人・日雇い・ちゃんと仕事をしていたので
羽田空港の国際線が決定されると
国と県が補償金を用意して、浸水被害が多い下流の人達から、喜んで出ていったので、今は上流の、ごく僅かしか残っていなかった
土手の上に住んでいる、中流階級からすれば、土手の下は上流も下流もないんだが
その補償金については、税金泥棒と言う人もいるが、誰も好き好んで、劣悪な環境の土手王国で生まれ育ったワケじゃない
鶏と卵に例えるなら、やっぱり鶏が先だろうと、私は思ってしまう
しかし、池上だけは、ガチのスラム街で、未だにJFEが住民達の固定資産税を、払い続けている
区の職員は、JFEの土地だし、関わりたくないので、絶対に近づかないのだが
どっかの、なんたら役人が、密造酒 取り締まりで、ガサ入れしたら集団リンチされた事件は有名な話
道路も、バラック小屋や家の間が道になっていて、正式な道路は外周と、目抜きの道だけだ
今ウチらがいる、多摩川の大きい公園なら全然平気だが
この先の高架下の密集した地帯には、絶対に入っては行けない
「あんた、何でこないなとこに引っ越したんや?」
「安いからに、決まってるだろー」
「でも、新しい家もあるのね」
「そうなんだよ、半壊してるのもあるし、新しいのもあるし、中はメチャクチャなんだよ」
「この中は、昼でも歩けないよねー」
「やっぱり、在日と同和が多いんか?」
「今は、外人も多いから、夜中にワケわかんねー怒鳴り声とか、悲鳴がすんな」
「さっさと引っ越せやー!」
「結婚でも、したらな」
よし、いい感じ!
私はキムコにウインクしたのだが
豊子は、ヨンフォアのタイヤと、チェーンの張りをチェックしてる
勝負は、まだ早い、帰りの港みらいだ
「でっ、先ずは何処に行くんだよー」
キムコがヨンフォアに寄り掛かりながら、ウチらに聞いてきた
「何処がエエんや?」
「何だよー豚子ちゃんが幹事だろー!」
「前半はオマエや・・・」
「なに?決めてなかったの、つーか、オマエ寄り掛かんなんよ!」
豊子は、ヨンフォアのタイヤの空気圧を測かりながら、キムコにアリキック
「痛っ!じゃあ、江ノ島は?」
「なんで、いつも、いつも江ノ島やねん!」
私も、キムコにローキック
「だから、痛いって!」
「江ノ島は、二人で行ったばっかだしね」
「じゃあ、都内は?」
帰りは、港みらい、でプロポーズする作戦なのに
コイツは何を言ってんねん
私が思いっきり、三白眼で睨みつけると
e(; ̄O ̄)(; ̄O ̄)
キムコは、気付き
「じゃあー横須賀とか内房は?」
オッケー と、豊子が空気圧の調整を終えると
「イイね!あっちは、久しぶりだね」
立ち上がり、軍手をキムコに渡しながら言った
「横横も馬堀まで伸びたんだぜ」
「おっ、それ帰りに走ってみようや」
ブォーン♫
2台は、スラム街を左手に見て、産業道路を勢い良く走りだした
ここからは、私が豊子のケツに乗ったのだが
相変わらず、クレイジーな走りで
見た目はCBXだが、中身はスーパーフォアのVTEC
キムコのヨンフォアはあっと言う間に、付いてこれなくなり
辛うじて、信号待ちで追いついてくると
「速ぇーって!ついてけねーよ」
キムコがインカムで叫ぶ
「トンネル抜けたら、三笠公園で〜オマエ待ってるから~」
豊子がインカムで歌いだしたので
「急いで来いよおぉっ~」
私も、クレイジー・ケン・バンドの真似で、インカムに返すと
青信号と同時に、豊子は加速して、あっという間にキムコを置き去りにして、グングン加速する
ブオォォーカーン!
エンジン音が変わり、加速し
常に4バルブに入れたまま、アクセルを捻る
「やっぱり、HONDAの400は、イイねー」
豊子は叫び、元町のS字も、研二の Z2 ヨロシク、フルバンクさせ
「豊子さん、恐いんですんけどおおー」
━(;´༎ຶД༎ຶ`)━(;´༎ຶД༎ຶ`)━
「そんな族乗りしないで、しっかり、私の腰持って、前見て、体を預けて」
「ヒッー!オマエは、菱木研二かぁー」
実際には、元町にバイクで攻めれる、S字なんかありませ〜ん!
まだまだ、続きま~す!m(__)m
Posted at 2023/08/31 21:05:27 | |
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