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豚子・551のブログ一覧

2023年08月31日 イイね!

破れたハートを売り物に・4

破れたハートを売り物に・4
















俺は川崎生まれ、池上育ち!


悪そうな奴は、大体、金持ち、前科持ち


ヤバそうな女は、大体、子持ちで、病気持ち


渋谷や六本木、屁でもねー


来るなら来いよ、俺ら多国籍軍、川崎王国


多摩川が三途の川


検問して拷問して、仕上げはドザエモン


横浜・湘南には行かせねー






男なら、血で皿洗い

女なら、アソコでマット洗い

浮浪者のDNA

売春婦がPTA

毛並みから、ちげぇー

マフィアなら、俺ら血統書付き



車なんか、置き場ねーから

単車一筋 オトコ Kawasaki 火の玉ボーイ



この娘に、ズッコン

あの娘には、ゾッコン

でも一番は、族にゾッコン




単車乗せたら、マジで NO~1


今夜も走る、荒れたオフロードオォォ



















破れたハートを売り物に・4













私がセッティングした、その日は、先ずは豊子と2ケツで川崎まで行き、



産業道路脇の池上新田の大きい公園で、キムコのヨンフォアと合流した


この池上地区は、高度成長期の頃に、首都高の高架沿いにJFE(日本鋼管)が社宅用に作ったのだが




在日や同和の人達が勝手に、バラック小屋や家などを建てて住み着いて、ドンドン侵食して広くなってしまった





豊子とキムコの地元の、土手王国は、密造酒・薬屋・賭博など、犯罪に関わってる人は、ほんの僅かで、




住んでる人達は、産廃・肉屋、職人・日雇い・ちゃんと仕事をしていたので




羽田空港の国際線が決定されると


国と県が補償金を用意して、浸水被害が多い下流の人達から、喜んで出ていったので、今は上流の、ごく僅かしか残っていなかった




土手の上に住んでいる、中流階級からすれば、土手の下は上流も下流もないんだが




その補償金については、税金泥棒と言う人もいるが、誰も好き好んで、劣悪な環境の土手王国で生まれ育ったワケじゃない





鶏と卵に例えるなら、やっぱり鶏が先だろうと、私は思ってしまう

























しかし、池上だけは、ガチのスラム街で、未だにJFEが住民達の固定資産税を、払い続けている



区の職員は、JFEの土地だし、関わりたくないので、絶対に近づかないのだが



どっかの、なんたら役人が、密造酒 取り締まりで、ガサ入れしたら集団リンチされた事件は有名な話



道路も、バラック小屋や家の間が道になっていて、正式な道路は外周と、目抜きの道だけだ



今ウチらがいる、多摩川の大きい公園なら全然平気だが


この先の高架下の密集した地帯には、絶対に入っては行けない









「あんた、何でこないなとこに引っ越したんや?」



「安いからに、決まってるだろー」


「でも、新しい家もあるのね」



「そうなんだよ、半壊してるのもあるし、新しいのもあるし、中はメチャクチャなんだよ」




「この中は、昼でも歩けないよねー」



「やっぱり、在日と同和が多いんか?」


「今は、外人も多いから、夜中にワケわかんねー怒鳴り声とか、悲鳴がすんな」





「さっさと引っ越せやー!」


















「結婚でも、したらな」



よし、いい感じ!

私はキムコにウインクしたのだが

豊子は、ヨンフォアのタイヤと、チェーンの張りをチェックしてる



勝負は、まだ早い、帰りの港みらいだ









「でっ、先ずは何処に行くんだよー」


キムコがヨンフォアに寄り掛かりながら、ウチらに聞いてきた



「何処がエエんや?」



「何だよー豚子ちゃんが幹事だろー!」


「前半はオマエや・・・」


「なに?決めてなかったの、つーか、オマエ寄り掛かんなんよ!」


豊子は、ヨンフォアのタイヤの空気圧を測かりながら、キムコにアリキック





「痛っ!じゃあ、江ノ島は?」


「なんで、いつも、いつも江ノ島やねん!」


私も、キムコにローキック




「だから、痛いって!」



「江ノ島は、二人で行ったばっかだしね」



「じゃあ、都内は?」






帰りは、港みらい、でプロポーズする作戦なのに


コイツは何を言ってんねん


私が思いっきり、三白眼で睨みつけると


e(; ̄O ̄)(; ̄O ̄)


キムコは、気付き







「じゃあー横須賀とか内房は?」



オッケー と、豊子が空気圧の調整を終えると




「イイね!あっちは、久しぶりだね」


立ち上がり、軍手をキムコに渡しながら言った





「横横も馬堀まで伸びたんだぜ」



「おっ、それ帰りに走ってみようや」





ブォーン♫

2台は、スラム街を左手に見て、産業道路を勢い良く走りだした


ここからは、私が豊子のケツに乗ったのだが


相変わらず、クレイジーな走りで


見た目はCBXだが、中身はスーパーフォアのVTEC


キムコのヨンフォアはあっと言う間に、付いてこれなくなり


辛うじて、信号待ちで追いついてくると





「速ぇーって!ついてけねーよ」


キムコがインカムで叫ぶ






「トンネル抜けたら、三笠公園で〜オマエ待ってるから~」



豊子がインカムで歌いだしたので







「急いで来いよおぉっ~」





私も、クレイジー・ケン・バンドの真似で、インカムに返すと




青信号と同時に、豊子は加速して、あっという間にキムコを置き去りにして、グングン加速する






ブオォォーカーン!


エンジン音が変わり、加速し


常に4バルブに入れたまま、アクセルを捻る






「やっぱり、HONDAの400は、イイねー」



豊子は叫び、元町のS字も、研二の Z2 ヨロシク、フルバンクさせ




















「豊子さん、恐いんですんけどおおー」



━(;´༎ຶД༎ຶ`)━(;´༎ຶД༎ຶ`)━




「そんな族乗りしないで、しっかり、私の腰持って、前見て、体を預けて」





「ヒッー!オマエは、菱木研二かぁー」



































実際には、元町にバイクで攻めれる、S字なんかありませ〜ん!


















まだまだ、続きま~す!m(__)m





2023年08月30日 イイね!

破れたハートを売り物に・3

破れたハートを売り物に・3


























帰ろうか もどろうか

煙突の煙 白い街

俺らの なじみさ

KAWASAKI RETURN BLUES




仕事に あぶれりゃ

煙突の煙 黒い街

しばらくは 御無沙汰

KAWASAKI RETURN BLUES




春をよびこむネオン街

ブラリブラリと堀の内

熱い奴らであふれてる

オール・ナイトのストリップ

彼女にふられて

煙突の煙 灰の街

安酒 飲屋に

KAWASAKI RETURN BLUES




立喰 立飲 立見席

鼻をつくような XXX

寝とまり気ままな 富士見公園

息をしながら 死んでいる

今でも 誰かが

煙突の煙 紅い街

どこかで、ひっそり生きてる

KAWASAKI RETURN BLUES






By ジョニー大倉
















破れたハートを売り物に・3






「こんなババァに、わざわざ、そんな事聞きに来たのかい?」




「それもだけど、コイツにも話があるんや」


私は三杯目を飲み干し、キムコにグラスを差し出した



「えっ!なに・・」



キムコが、ビビりながら驚いた




「アンタ、今、彼女おるんか?」




「いや、居ないけど」




「好きな子は?風俗嬢でもエエで」




「まぁ〜、風俗はたまにだけど、好きな子は、いないかな」




「まぁ〜やら、かなって、何やねん、ハッキリせんかい!」





「好きというか、気になる子はいるって、言えば、いるかな?」





「最近か?」




「いや、中三、辺りから」




「やっぱりな、結婚しいや」




「・・・・」




「そうだよねー」



オバちゃんは、キムコにハイライトの煙を吹きかけた




「ウチは、もう大丈夫や、遠慮せんと、プロポーズせい!」






「でも、豊子は俺の事なんか、弟みたいに思ってるし」





港ミライに、観覧車あるやろ、ウチがセッティングしたるから、そこで告白せい!








(; ̄O ̄)(; ̄O ̄)



「マジっすか?」




「大丈夫や、ウチと豊子は、一心同体や、オマエが告白して、私が祝福すれば、算数より簡単な問題なんや」





「でも、もし断られたら・・」




「男やったら、誠意か根性どっちか見せんかい!」




「その台詞、ガキの頃、俺たち土手で言われたよね」





「二度も、同じ台詞を言わせんなや!」





「分かった、プロポーズしてみるけど、駄目だったら豚子ちゃん責任もってくれんの?」






「おう、大師橋からバンジーやったるわ」






「私が、代わりに再婚してあげるよ」


オバちゃんも乗ってきた











「ふざけんな!ババアああ~」















「話は決まりや、景気づけに、飲まんかい!」


キムコのグラスに、原液のままつぎ足すと、一気に飲み干し


オバちゃんが、酔って、カラオケで歌いだしたんだけど


ウチらには、何故か、応援歌に聞こえ




「70ババァーの、口癖は、やるなら、今しかねえええええ」




3人で大合唱して、酔いつぶれた





































続きます・・m(__)m






2023年08月29日 イイね!

破れたハートを売り物に・2

破れたハートを売り物に・2



























川崎区で有名になりたきゃ 

人殺すか、ラッパーになるかだ

アル・パチーノじゃなくて

アル・カポーネ

役づくりじゃなくて、これは生き様


I'm a trouble man















破れたハートを売り物に・2




BAD HOP のメロディーにノリながら、大師橋を渡り


豊子が、出張で居ない日を狙って


私は、再び故郷に帰った





久しぶりぶりにバイク乗り、とりあえず駅前に



そうそう、川崎駅の上流側は、ラゾーナなんて洒落た大型ショッピングモールがあり



ハロウィンの時は、必ず、TVが中継にくる、明るい街に変貌を遂げていたのだが





ウチラの、海側の駅前は? 

里帰りしてみると、新しい年号が決まったのに


DOして?DO~だか?





私は、海側の駅前にスーフォアを停め


ちょっと歩いてみた







中3の冬に、大阪〜遅れて転校して来て


この、JRと京急の間、線路わきのドブロクの路地で


アイツらに凹られて、始まった


そんな思春期を懐かしく思い、煙草を吹かしながら


思い出は、センチメンタル 甘い罠

















もし、何かの用事で来る事があったら

駅前、本町の丸大ホールを目指してくれば宜しいかと



















この辺のとある一角は、駅前でも、密造酒・部落の代替え土地なので


土地や建物の権利問題が複雑で、地上げも行政も


今でも、お手上げで、時が止まって、魔窟となっている


(この先、行き止まりの)


立て看板の先は、決して行ってはいけません





















思春期の頃は、何にも感じてなく

横浜の方がヤクザの街だと、教えられたが



・・・・・・・・・・








川崎と言えば、堀之内が有名だが


南町の方が、川崎宿からの宿場町で遊郭の歴史は古い
















多摩川を渡ると、いよいよ、東海道の旅もクライマックス


花のお江戸、八百八町に入る前に





「助さん、旅の汚れを落とし、綺麗サッパリにしてから、江戸に入ろうや」



「そうだね、角さん、こんな汚ったねー格好じゃ、笑われちまうね」




こんな感じで、大層〜川崎宿は賑わったそうだ



帰りは、帰りで、品川宿で、名残惜しむのだが






今でも、南町は風呂屋が並ぶ風俗街なんだけど


堀之内みたいに、呼び込みが立って無く


むしろ、この静けさが、デンジャラスな雰囲気だった






しかも、指定暴力団の、総長の要塞みたいな屋敷と、


デザイナー建築のお洒落な屋敷が、二件もある


驚く事に、この二つの総長の屋敷は


代が違う別物なので


近隣には系列事務所も沢山あって、東京や横浜と違い


アルファードやセンチュリーが路駐し放題で


必ず、若い衆が立ってるので、近所のオバちゃんも


こっちは、誰さんの事務所で、あっちは〇代目の親分さん


普通に知ってる







アウトロー好きな、田舎モンの YouTuber が


総長の自宅の動画を撮影中に、見つかり


追っかけられ、走って逃げた先が


若頭の事務所の前で、捕まった動画を観た時は、死ぬほど笑った




















私がスーフォアで、防弾シャッターと監視カメラだらけの


本部事務所の前を、徐行しながら通ると


案の定~ツルツル頭でプロレスラーみたいな、若い衆が立っていた



ヘルメットは被っていたが、髪の長さと、腰つきで女と分かったのか


何も言わずに、反対側から、こっちを睨んでる





私は徐行を止め、停止して


ブーン!ブン!ブン!

と、思いっきり吹かすと





「このクソ餓鬼やぁー!」



ツルツル頭が、血相を変え走ってきたので


キキッーと、クラッチを繋ぎ、急発進




ははは~やっぱ、この街は、Vシネマより面白れぇ~




ヘルメットの中で、大笑いしながら、商店街を抜けバイクを走らせた






あの頃は、ここは第二の故郷だったが、


アイツが死んでから、工場とトラックの排気ガスで覆われ


多国籍民で、標準語の、この街が、本当の故郷になってしまった








10年ぶりに、訪れた焼肉屋の前に、バイクを停め


変わらない、ドアを開けると

変わらない、臭いと

変わらない、オバちゃんが、いつもの席に腰かけていた





「空いてるとこ、座んな」




まるで、昨日も来た事のように、オバちゃんが平然と言ったので、


昔、いつも座ってた、テーブル席に無言で座ると


オバちゃんは、お冷やを持って来て



「注文は?」


そっけなく聞いてきたので





「石焼きビビンバ」

私も、そっけなく答えた





「石焼きビビンバ!」

厨房に叫けび、オバちゃんが伝票を乱暴に置き


私のテーブルに腰かけて、ハイライトに火を点けた









「ご無沙汰でした・・」



「生きてたんだ?」



「なんとか・・」



「クズになった、らしいじゃん」



「クズにも、成れなかったです・・」





「黙って出ていって!」


怒鳴ったオバちゃんは、私の手を握りしめた


その手を、握り返すと、オバちゃんの目から涙が落ちて、私の手を濡らした








「ごめんなさい・・」



私の目からも涙が落ち、オバちゃんの手を濡らしてしまい



キムコが石焼きビビンバを持って、呆然と立っていた






「マジかよ・・・」



━(;´༎ຶД༎ຶ`)━(;´༎ຶД༎ຶ`)━






ツケ眉とアイシャドウで偽った、私の目には、


オバちゃんの隣で、箱ティッシュを抱えて、鼻水をかんでいる



キムコも泣いてるように見えた



















ようやく、落ち着いて、私が石焼きビビンバを食べてると



「ホラ!今日は泊まっていきな」

オバちゃんが、JINROをテーブルに置いた




「飲んでイイの?」




「嫌なら、食べたら帰りな」




「じゃあ、レモンと炭酸水で!」


「了解っす!」



箱ティッシュを放り投げ、キムコがダッシュで戻り、

レモンと炭酸水を持ってくると





「シャッター下ろして、お前も飲みなっ」



言われた通り、キムコはシャッターを下ろし


ナムルだの胡瓜の叩きを持って来て


三人で飲み始めた、




今は、豊子とルームシェアしてる事


キムコとアンソンは、旧車會で、


ラーメン屋のオッチャンと、オネーのパシリをしていることなど、お互いの近況を、一通り話し終えると









「でっ、本当の要件は、なんだい?」



オバちゃんが、私に聞いてきた




「オバちゃんはさ、何で再婚しなかったんよ?」





「・・・・」



オバちゃんは、グラスの酒を一気に飲み干し




「なんでかねー」




「ずっーと、一人で寂しくなかったん?」


「男運が、良すぎんただろうね」


「なんや、それ? 男運が悪いからちゃうの?」


「だからさ、あんなイイ人は、その後は現れなかって話だよ」





「・・・・・・」






「豚子ちゃんだって、男運は、良かっただろ」




この店だけは、時を止めて、私を待っててくれた







(そうや、ウチは、男運は悪くなかったんや・・・)









































続きます・・m(__)m




2023年08月28日 イイね!

破れたハートを売り物に・1

破れたハートを売り物に・1


































不思議な事に、天井ってやつは


一日中眺めていても、飽きないんだよ


試しに、やってごらん


スマホなんか弄ってるより、全然イイからさ


とりあえず、起きたら、天井を眺めるんよ



昼の12時にきっかりに、何か食べながらビールを飲んで


それが終わると、天井眺めながらエロい事、妄想して


だからカーテンは閉めぱっ


毎日、それの繰り返し


ぶら下がり、健康機にガチャベル吊るしてさ



試してみたんだけどね・・・



よく、留置場とかで、ヤレるよね


やっぱり、弱虫は弱虫のままだよ









でもさ、一つ分かった事があってさ


人間って、死にたくなると


子孫を残す、本能が覚醒するみたいでさ


食欲より性欲の方が、強くなるんよ


毎日、毎日、天井眺めて,


自慰にふける・・・


酒飲んで、昼間っから、自慰行為


いくら待ってもさ、HEROが助けてに来てくれないんだよ



TOKYO 4 AM 

















~破れたハートを売り物に~













「豚子〜あのバイクどうしたのっ!」


私が家に着くと否や、豊子が勢いよく出てきて


事故物件の玄関の前に停めた、バイクを見ていった




「エエやろー・・・(*´艸`)



「だから、DOしたかって聞いてんだろー!」
















「いや、オネーが好きなの選べつったから、CBX選んだら、コレになってしもうたんや」







「実家、帰ったの?」





「豊子さん、ウチはバイク屋やでー忘れたんでっか?」 





「忘れてないけど、良かった!本当によかった」













一瞬だけ、泣き顔になった豊子だが


豊子は、スーフォア改のCBX仕様を舐めるように見てる


そんな豊子の、分かりやすい優しさが、私は大好きだ




「なんか、騙された気がするんやけど、DO~なん?」




私は、バイクに関しては、そこらの昭和のオッサンより詳しい豊子に尋ねた





彼女は、故オトンが、整備からサーキットまで

教えた、最後のバイク乗りで

ある意味、私の知らないオトンを沢山知っている







「全然イイと思うよー!凄い良く出来てる。車重は豚美さんの、元祖CBXより、全然重いけど、ステップとハンドルを変えてないのが、中島君らしいーな」






「ハンドル変えて欲しかったのに、あの下僕に文句言ったら、重心がどうたらこうたら、抜かしよって」





「まさか、あの二人が結婚するとは思わなかったよね~」



「せやかて、夫婦という名の、下僕やで」




「跨ってイイっすか?」



「エエけど、エロい事したらあかんで」




「しねーし!」




オネーの旦那の、中島君つ~うのは


ウチの実家の、唯一の従業員で


見た目も、知識も、完璧なバイクヲタで


バイクが、この世に存在してなかったら


確実に、人類の枠組みには入れなかっただろう


アイツの後に、オトンが逝ってから


オネーは何と、中島君と結婚して、周りをビックリさせたのだが


コレが意外とハマって、夫婦という名の、下僕と化し


中島君も、ドM気質を完全に開花させていた










ステップとハンドル位置は


エンジニアと車体設計が、しのぎを削って重心を決めて


テスト・ライダーがミリ単位で、何万キロってテストして決めたんだから


バンクセンサー削り倒して、完全に乗りこなすまで、変えちゃ駄目よ




「はい、はい、」




「極端に背が高い人や、低い人はしょうがないけどね」



「アンドレみたいな、大巨人やな」





「真面目に聞けやああああ」














「スタンドかまして、このバイクの重心教えてもらった?」




「はい、やらされました」



「私も、オフデビューした後、やらされたなー」



「あれ、めっちゃ分かりやすいねんな」



「でしょー」




「それより、このバイクの事を教えて欲しいんやけど」




CB400 super foreって

ツマラナイ、って言う人がいるけど


それだけ欠点がない証拠なの




「ふーん」




ヨンフォアから継承している

世界最高の、HONDAインライン4よ、




「そうなんや」




「ゼファー乗った後にね、これのド初期の新車試乗したら、同じ4ストなのに、電気モーターかと思ったぐらいだよ」






「ふーん」





これなら、教習所でリターンして


道の駅で、大型自慢してるオジサンなんか


箱根や伊豆スカで、ブッチよ!


しかもテールは、族仕様のCBXだし

・・・(*´艸`)







「いや、いや、コレは私のバイクなんやけど」




「豚子の物は、私の物よ!」





「豊子になら、100万ポッキリで、KATANA 売る言うてたよ」




「私には勿体ないって、中島君は何乗ってるの?」





「FZの1000cc 載せ替えや」
















「まだ、あれ残ってたんだ」





豊子は、スマホで写真を撮り、何やら弄りだした



「よっし、と」




豊子の、スマホを見ると、

 

黒猫 第○期 と、なっていて、



「何やコレは?」




ピコン♪



おぉぉ!次の旧車會、ヨロシク!


キムコからだった




ピコン~♪

なに買ったの?アンソン





「何や、コレ?」



「豚子には内緒にしてたけど、今ね、キムコとアンソン旧車會してるんだよ」





「マジか!ええ年こいて、何しとんねん」




「でね、ラーメン屋のネコピーさんのパシリなの、笑っちゃうでしょー」




「あいつら、一生パシリなんやな・・・」




「私が買った事にしとくから、今度乗り付けて、ビックリさせなよ」

・・・(*´艸`)




「それオモロそーやわ」




「今からさ、2ケツで走りに行かない?」



「別にイイけど、何処に?」



「渋谷から乗って、平塚~抜けての、江ノ島まで!」



「この真冬に、マジかやー」




「寒みぃーけど、行くしかねーべ!」





























すいません、続きます


🙇🙇🙇🙇



2023年08月21日 イイね!

沖縄ベイ・ブルース・エピローグ

沖縄ベイ・ブルース・エピローグ






















ねぇ、プライベートビーチにさ、イルカを飼ってた、ホテル覚えてる?





「違うって、グアムじゃなくて、沖縄だって!」



そうそう、新婚旅行で行った、沖縄のホテルだよ



また行きたいんだよね、最近よく思い出すんだよ




「写真とDVD?」




勿論、とってあるよ、まだ見れないけどね



いや、いや、豊子じゃなくてさ、沖縄は、アンタと二人で行きたいんだよ





「えっ、今は無理だって?」






そうだよね、だからさ・・・


来世でも、2人で行こうやって話やん


























赤い、Trainの街で

あんなに小さかった街で

全てが大きく見えてた





あの時は、彼と友達が全てで

もう流石に、全部は覚えてないな





ただ全てが始まった

見ないうちに変わっちゃてるな





こんな風に急に来た

あの時の景色を

今でも忘れられてない




心地が良くて どこも懐しい





あの時の、あなたに


また会いたいかも・・・


また会いたいかも・・・・


































So long・・・



















プロフィール

「@Kenones さん

だだだ 暖房って!

(; ̄O ̄)

私、金曜の夜から冷房つけっぱで

今日は、ホルモンとニンニンの芽、買ってきて、調理して

(焼いただけ)

ビール飲んでます

ビールは昼からですけどね 🥹」
何シテル?   09/22 19:36
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