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豚子・551のブログ一覧

2025年06月29日 イイね!

輪極道 Zeitgeit 27

輪極道 Zeitgeit 27



























皆さん おはヨーグルト


遂に、秘密の朝練コースを探し当てた豚子です!

4周は走ったかな

・・・(*´艸`)




狭い峠道なのですが、裏にセレブなゴルフ場があり



道に迷った、下手っクソな 高級車がセンター割って下ってくるのよおおぉぉ




















2回ほど、死んだてわ〜



まっ、車もバイクも、下手クソは、お互い様って事で











・・・キリトリ・・・
















輪極道 Zeitgeit 27






豚音 20歳


蓬莱豚美と中島の長女




中2までは、陰キャなゲーマー

アセコラならメンバー屈指のドリフト少女




豚子のお下がり

S2000 ap1 後期

16インチ仕様

幌は新品




豊子に憧れ、自動車大学に進学し整備士と開発者を目指し、春夏冬休みだけ山猫自動車でバイト中



ドリフトデビューは 15歳 大井埠頭


顔はオバの豚子似だが、残忍な性格は母親譲り







将来の夢

日産に就職し、S30Zを復活させること!



好きなタイプ 

アキラ君やき〜!

vaundyも好き
























好豚 19歳


豚音の年子の妹


YouTube r  家事手伝い





母 豚美のおさがり 

GSX 750 刀 S3


バイク大好きな格闘少女

合気道初段だが、猫蹴ジムにも通う、天性のシューター



女子総合格闘技

3戦 3勝 3連続 1R KO

必殺技 高速 ブラジリアン ハイキック  


















将来の夢

ミッション イン ポッシブルに、女スパイで出演する事


餓狼伝 女版のプロデュース及び主演




好きなタイプ

範馬刃牙

丹波文七

鈴木亮平









輪極道 Zeitgeit 27






「必殺技の前に、夏美ちゃんとゼットンの為に、お浚いしようか」




デブ巨摩は、好豚のアップハンに変えてある、刀 S3 の前に立つと




「お願いします!」


夏美が元気よく返事



「人に教える事で、自分の復習になるつーから、グリップから好豚ちゃん」




「うっす!」好豚は意気揚々と自分のバイクに跨り、グリップを握りると



「45度に握る事で、全開全閉にしても、肘の高さが変わらないのよっ!」



好豚は手首の角度を、変えながら夏美に説明する


「ほんとだ・・」



「一番駄目なのは、直角に握り、猫背で全開にした時に、肘がグリップより下がること」




「なるほど〜」


「確かに、格好悪り〜な」



ゼットンも納得



「アクセルの遊びも、ちゃんと覚えてとく」



デブ巨摩が、好豚の右手を上から握り、アクセルを微妙に捻る




「そうなんだっ!」



好豚はデブ巨摩を見上げる




「恐らく、二気筒の豚子は これに気付いて、遊びのエンブレを上手く使いこなしてる」



ヤワラと好豚は、思わず見つめ合う




「この握り方による、肘の位置関係は、レプリカだろうが、俺のトマゼリのセパハンでも変わらない」



デブ巨摩は自らCBに跨り、やってみせると




「おおぉ〜」


「そうなんだ〜」


「神ってる!」


三人が 驚嘆と尊敬な 声をあげる









「乗車時の猫背と 骨盤からの 違いが イマイチなんですけど」



「そう、俺も!」


夏美が手を挙げて、質問するとゼットンも同意し、挙手




「じゃあ、次はヤワラで」



デブ巨摩は VMAXのシートをポンっと叩き、ヤワラを指名




「骨盤ってより、反対側の丹田ね」


ヤワラはバイクには跨らず、ヘソの下を指してみせる




「そうそう、丹田」


幼少期から合気道を習ってる好豚が激しく同意




「なにそれ?」


ゼットンが阿保みたいな顔で聞くと



ちょっと、このベンチに腰掛けてみて


ヤワラは喫煙スペースのベンチを叩いて呼ぶ




「なんだよ、よっこいしょ」


ゼットンは一服でもするように、ヤワラの隣りに猫背で腰掛ける




「じゃあ、その状態で立ってみて」




「なんだよ、今座ったばっかなのに、よっこらせ」


ゼットンは膝に手を置き、よろっと立ち上がる




「一番駄目なパターンね」


好豚が呆れる



「なにが、駄目なんだよおぉ〜」

















ゼットンが 反論するが ヤワラはスルーして



夏美ちゃん、へその下の丹田を意識して座ってみて



「はい!」


夏美はヘソの下を押さえながら、ベンチに座ると




「おっ、姿勢がいいな」


デブ巨摩が褒める



「そのまま、立ち上がってみて」




「はい!」


夏美はいとも簡単に、スッと立ち上がり


「凄い!」


夏美は狐に騙されたような声をあげると、デブ巨摩も真似をしてベンチに座り、立ち上がる




「おおぉ〜イイ感じだな」



「所長や豊子は 背中側の骨盤だけど、私達は 武道家だから 表の丹田なのよ」



ヤワラが説明すると





「そっか、表裏の位置なんだな」





「そうそう」




「最初から、骨盤を意識する教えが、必要なかった謎が 解けたわ」



デブ巨摩は、両腕を組みながら納得し



「ほら、オメーもやれ!」


ゼットンに命令すると、



「おっ、なんか楽に立てるっす」



ゼットンと夏美は、猫背と丹田を繰り返す





「最初の座り方の意識一つで、ステップワーク、体重移動に繋がるわけだ」



デブ巨摩は、自分のバイクに跨りやってみせる



「おおぉぉ〜」



「素晴らしい〜」




























皆が拍手



「ここまでは、基本なので、ゼットンと夏美ちゃんは常に意識するように」




「うっす!」


「はい!」




「これが、身体に染み付いて、必殺技になるんだが」




「やったー!」


「待ってました!」


好豚とヤワラが合いの手を入れるが



「ライディングに一番必要な事って、皆んな、なんだと思う」



「う〜ん」


「なんだろ〜」


四人は考え出すが、ゼットンがいち早く手を挙げた




「よし、ゼットン」



「気合ですかね?」


「腕立て10回」



「えっ(; ̄O ̄)



「えっ、じゃねーよ、ヤレ!」



デブ巨摩が一喝すると、渋々、ゼットンは腕立てを初めた



「ラインどり?」


好豚が答えると



「はい、腕立て10回」



「えっ、私も?」



「差別はしない、ヤレ!」


「ガびーん」



好豚は勢いよく、腕立てを始めると、ヤワラが



「ゴッチ式かよっ」


と、笑いながら発言すると、デブ巨摩は真剣な表情で





「次はオマエだ、答えろ」



「わかりません!」


ヤワラが自信満々に答えると




「なめてんのか、20回!」




「ひっー!失敗した〜」


















ヤワラも膝を付き、腕立て開始















デブ巨摩は、夏美を見て


「思った事でいいから」

















優しく微笑むと





「分かった〜ハンドルは握らない、添えるだけ!」





「一つ正解!」



「だから、腕立てかぁ〜」



ゼットンが尻餅を付き、疲れきって納得すると




「もう一つあるぞ」
















デブ巨摩は、百姓のように地べたに座り込んでいる、ゼットンを代官のように見下ろす






「そ、そ、そんな〜」



「3・2 1・」



「あ、アクセル、アクセルワークです!」





ゼットンは、アクセルの遊びの説明を思い出し、必死で答えたが




「腕立て 10回!ナ〜ウ!」



「ガビーン!」


再び、ゼットンが腕立てを始めると、デブ巨摩は好豚の前に立ち




「3・2〜」





「ちょ、ちょっと待って、アクセルワークじゃないって事は、えーと、」




「じゅ〜ロク〜、好豚、頑張って!」


腕立てをやりながら、ヤワラが必死の声援





「好豚ちゃん、ファイルアンサーだよん」




デブ巨摩が上から、意地悪な声で脅すと




「分かった!ブレーキ、ブレーキングでしょ!」





「・・・・」




「あってる?」



好豚は下から、仔犬のようにデブ巨摩を見つめると





「大正解!」




「やった〜!」


「ありがとう〜!」


「好豚ちゃん、凄〜い!」



三人が好豚に抱きつき、喜びあってると






「豚美も豊子も知らない、一子相伝、必殺、北斗ブレーキングを オマエ達に伝授しよう〜あた〜!」








デブ巨摩が、ケンシロウのように叫んだ

























続きま~す🐷











































Posted at 2025/06/29 12:29:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 輪極堂 | 日記
2025年06月27日 イイね!

輪極道 Zeitgeit 26

輪極道 Zeitgeit 26

























皆さん、わんばんこ!



話が長すぎるので、


登場人物の復讐をしてみました













服部君


GPZ 900 R


第15期 川猫総長 及び CRS連合総会長


東京〜神奈川では、知らない不良と警察官は モグリとよばれた伝説の不良 


族~首都高ランナーを引退後は、ガチのレーサーを目指し関西へ


全日本A級ライダー


現 山猫モータース代表

好きなタイプ 桃井かおり









デブ巨摩支店長


CB 750 F


第16期 川猫総長 及び CRS連合総会長

気は優しくて力持ち

身内では 弄られキャラだが

服部の引退後 立派にCRS連合の頭を務め

横濱連合との抗争では、貫禄勝ち


現役時代は服部君の舎弟で、数々の抗争と修羅場をくぐり抜けた猛者



現 重機リース屋の支店長

中学時代に 豚美に告る過去を持つ

好きなタイプ かたせ梨乃










赤毛 ハコスカ


第16期 川猫 総本部長

デブ巨摩とは中学からのツレ

喧嘩となれば 真っ先に先頭に立つ

リーゼントとハコスカがトレードマーク

四輪のドラテクは、天下一品

現 重機リース屋の副所長

好きなタイプ 烏丸せつこ










涼子  


ポルシェ 911 ターボ


厚木出身 服部君の奥さん

学年は 豚美の一つ上で デブ巨摩 赤毛と 同じ


元祖ドリフト少女


AW11 を購入し キャバクラで働き、豚美と知り合う、首都高ランナー


911に乗り換えてからは、「日曜の死ンデレラ」の異名を持つ、箱根無敗伝説


好きなタイプ 矢沢永吉 










蓬莱豚美 


1135刀


第 17期 川猫 浜川崎支部長

反面般若 メデューサ 

理不尽大魔王  数々の異名を持つ



中学の頃は、鞄の代わりに 木刀持って登校していた、伝説のレディース



現 豚猫モータース代表

長女 豚音 

次女 好豚

二人の姉妹の母親である



合気道は 師範の五段

日本屈指の丈の使い手

得意技 高速入身投げ



好きなタイプ

高倉健

皆に隠しているが、近藤真彦も大好き















中島サトル


 FZ 750 改


蓬莱豚美の夫

服部君の幼馴染


15の時、職安でバイクを盗難してるところを、豚美の父に取り押さえられ、豚猫モータースで働く


豚美の父から、整備とチューニングを叩き込まれる


バイク広辞苑


二輪の車種、チューニングに関しては 豊子以上の知識


豊子の見習い時代の師匠でもある


現 豚猫モータース店長

長女 豚音 

次女 好豚

二人の姉妹の父親である


好きなタイプ 薬師丸ひろ子








パクちゃん

Z400FX


第17期 川猫 大師特攻隊長 大師は特攻服が黒の為、黒猫と呼ばれていた


タイマン無敵伝説

享年 20歳










ラッシャー君


Z900RS


第18期 川猫 大師特攻隊長

パクちゃんの舎弟

元 キックボクサー

朝高校の番でもあった

現 猫水興業


好きなタイプ 武田久美子











京子さん


GS400 湘爆仕様


第18期 川猫 浜川崎支部

中学時代からの豚美の舎弟

好きタイプ 江口洋介

必殺技 3段警棒













蓬莱豚子


Z650RS


第19期 川猫 浜川崎支部


言わずと知れた 豚美の実妹だが 小中学校は 大阪で育った為、関西弁が治らない



最悪サノバビッチ

トラブルメーカー


合気道は 師範代の四段

居合は二段


得意技 三教 三角締め ジェットアッパー


精密射撃もオリンピック級


好きなタイプ 

Cイーストウッド

矢吹ジョー

飛葉大作















水谷豊子


水冷 GSX-R 750


第19期 川猫 浜川崎支部

豚子の幼馴染

豚猫モータースの見習いから、大卒後は某自動車メーカーの開発を経て、キムコと結婚し、現在は焼肉屋



努力家なだけに、知識とライディングは半端ない

オフロード
ジムカーナ
サーキット 

何でも得意

車とバイク両方乗りこなす

ケビン シュワンツの信者




幼少期の苦労から、今でも人格分裂症を患っており


ミルトヨカラス

輪極堂の豊丸子

三つの人格になり

戦闘時はスタープラチナが発動する






熱狂的なプロレスマニア

好きなタイプ 

空条承太郎

初代タイガーマスク 

アンドレ ザ ジャイアント


必殺技 ライトクロス 金蹴り チョーパン 二輪ドリフト











アンソン


Z400FX


第19期 川猫大師特攻隊長 

二度の猫ビル タイマンダイブに成功し

まさかの川猫総長に

ケンカは弱いが、朝高時代からトラブルメーカー


得意技はハッタリ

現 山猫モータース社員

好きなタイプ  小泉今日子













ゼットン


ZRX 1200 DAEG 


第19期 川猫 大師特攻隊


卒業後は、パチスロで四年も生活していた、元 パチンカス



ツアラーVのチェイサーを売り、大型二輪を取り、バイクリターン




得意技 目押し

好きな機種 ジャグラー


現 重機リース屋の社員

好きなタイプ  

熱狂的な 中山美穂のファン 笑













ナムル


アルテッツァ


横浜剣走だが、アンソン達と同じ朝高で律儀な不良


バイク女子、夏美の父親である

現 重機リース屋の社員

好きなタイプ 倍賞千恵子










裕也 FD 7


第19期 川猫 溝の口 支部長


現役の頃から、豊子と豚子を目の敵にし、争いが絶えない


総長選挙での、猫ビルタイマンバトルで、アンソンに敗退


好きなタイプ

 アンルイス












キムコ   ヨンフォア 



CB400 Super  Four



第20期 川猫 大師特攻隊


アンソン ゼットン 豊子とは土手部落の幼馴染で

一学年下のムードメーカー



中3の時に豚子と出会い、アンソンと黒猫に入隊


豊子の夫 二児の父親


現 焼肉アリラン亭主


好きなタイプ 堀江しのぶ













カネゴン KH400


第20期 川猫 大師特攻隊

朝高時代から、キムコと共に、豚子のパシリ

キムコが豊子と結婚してからは、高校時代よりパワハラを受けている



得意技 板金塗装


現 山猫モータース社員

好きなタイプ 浅野温子












神取ヤワラ


 V MAX 海外ブーストモデル


豊子と豚子の高校の同級生


高校時代は、柔道部でインターハイ 二連覇


オリンピックに選ばれるが 怪我で断念し、日体卒業後、警察官に


退官後は、豚美と共に、術科センターで指導員を務め


キムコと豊子の店でもパートをしている




柔道は師範の五段

合気道は初段

必殺技 STO 三角締め 




















好きなタイプ 

坂口征二 小川直也 



尊敬する人

山下泰弘  斉藤仁























輪極道 Zeitgeit 26







江ノ島〜伊東

正丸峠〜秩父岳

2回の連合集会、いや、ツーリングが終わり



ライダー達が待ち侘びた、シーズンが本格的に、日本列島を到来した


ある、日曜日の朝



本来なら、午後から婦人警官の練習だが


みなとみらいの術科センターは、男子の昇級試験の為、師範のヤワラと小学校から通っている好豚は、本日は休み



そんなわけで


ゼットン 好豚 夏美 ヤワラの4人は、リース屋の駐車場で、デブ巨摩を待ちながら朝練していた




初めて リース屋練習に参加した 夏美


秩父岳の帰りは、豊子に先導して貰い、上手くなった気がして、朝比奈など走ってみたが


ソロで走ると、やはり知らない峠道は、まだまだ怖いし、上手く走れない







そんな理由で、夏美はリース屋の練習に初参加したのだが、好豚とヤワラの 8の字に見惚れていた




夏美が、豊子にアドバイスされた通り



グリップを握る角度は45度


全開 全閉にしても、グリップから下に、絶対に肘が下がらない




コーナーリング中

加速した時

ブレーキングした時


ヘッドステアリングの 中心の延長線上に 頭がある





ブォン!ブォン!




赤い CB 750 FOUR


リース屋に入ってきたので


四人は バイクを事務所前に止め


エンジンを切り、ヘルメットを脱ぎ





「おはー」

「おはよーございます」


好豚 意外は 礼儀正しく挨拶





「ういーす」


デブ巨摩は眠そうに、返しながら



「もう、君達には、教える事ないんだけど〜」




怠そうに、煙草に火を点けて、ニコニコ動画の四人に疾く






「いやいやいや〜」


「この前の秩父」





ゼットンと好豚が否定すると、デブ巨摩は



「なに、普通だったじゃん」


全く興味なさそうにいう




「豚子っすよ!」


「そう、そう!」


「豚子がどうしたって?」



デブ巨摩は、ウンコ座りして煙草の煙を吐く





「帰り道の下り、殆ど、ブレーキ使ってなかったのっ」





好豚がタメ口で話すが、デブ巨摩にとっては娘のような歳なので、一向に気にせず





「コーナーの出口で毎回、微妙に離されていくんですよ!」





好豚とヤワラが、ウンコ座りのデブ巨摩に詰め寄ると





「あのペースで、あのバイクなら、そんなもんだろ〜」




デブ巨摩は、大きく煙を吐き 当然のように答える




「そそ、そんなもんって」


















ブービー集団にいた ゼットンが項垂れると





「そんなもんだよ」




デブ巨摩は吐き捨てる




「好豚ちゃんも、最初は ミル トヨ カラス さんに 教わったの?」




会話が途切れたので、夏美が好豚に振ると





「ミルトヨカラスじゃなくて、豊子でいいから」






「ミルトヨカラスは出禁だし」




デブ巨摩とヤワラが、笑いながら夏美に答えると





「夏美ちゃんは、豊子ちゃんに、なに、教わったの?」




逆に 好豚が夏美に質問で返すと







「ん〜握り方とか」


「頭の位置とか」





夏美が グローブを脱ぎながら 説明すると








「どんな時も グリップより下に膝を落とすなとか?」


デブ巨摩が 夏美に質問





「そう、それです」




「猫背じゃなくて、腰の骨盤から曲げろとか」


ヤワラも質問すると



「発進する時は、必ずリアブレーキに足を乗せとけとか」


矢継ぎ早に、好豚も訊ねる









「はい・・とにかく、走る以前の問題でした」





夏美が、残念そうに答えを締めくくると





「それが、好豚ちゃんとヤワラには 出来てるんだ」



デブ巨摩が夏美に返す




「二人共、完璧だと思います!」



「豊子ちゃんには、一回も教わってないよ、全部、デブ巨摩所長〜」



「そうなんだ!」


夏美は、デブ巨摩を見つめると




「お、俺は?」



ゼットンも夏美から欲しがるが



「反面教師で、非常に参考になりました」



夏美が答えると



(;゚;ж;゚;)〜ブッ


デブ巨摩 好豚 ヤワラが大笑い






「確かに、豚子と銭形さんは 見違えるほど 良くなってんな」



デブ巨摩がいうと





「そこで、選抜メンバーに選ばれた、私とヤワラちゃんに 必殺技を教え下さい!」



好豚が叫び懇願するが





「必殺技なんてないって」



デブ巨摩が煙草を赤い缶の灰皿に投げ込むと








「必殺技って、バカらし」



ゼットンが吐き捨てると




「ガードレールに蹴り入れたり、バリ伝な技があるでしょ!」





















ヤワラが ゼットンを送り襟で締めながら脅す





「うっ、うっ」




「必殺技って溝落としですかっ!」



夏美も興奮して、デブ巨摩に詰め寄るが




「それは、イニ D だって」



好豚が夏美に教えると




「イニDだろうが、バリ伝だろうが、そんなもん ないって!」






デブ巨摩は、大袈裟に手を振り全否定






「いいんですか、私とヤワラちゃんは、服部さんのチームなんですよ」



好豚が 冷静にデブ巨摩に反論




「イキナリ、なっなに」



服部の名前を出されて、焦りだすデブ巨摩




「そうね、もし服部さんの足を引っ張って、アルピナを逃したら、デブ巨摩さんのせいね」




ゼットンを締め落とし、払い腰一本で投げ捨てると、ヤワラも、デブ巨摩を脅しにかかる







「なっななにを、オマエらは言い出すんだっ!」






















「LINE しますよ、デブ巨摩さんが、私達は 服部さんのチームだから 教えてくれないって」




好豚がスマホを出し、LINE のアプリを開きながら、訴えると





「直だと、チンコロっぽいから、関節的に涼子さんに LINE した方がイイわよ」





「そうだね!」





「ちょ、ちょと、待ってよ!好豚ちゃん」




















デブ巨摩が 好豚のスマホを取り上げようとするが



ヤワラが 刺さず間に入り阻止し




「じゃ、なにか、必殺技を教えて」

















デブ巨摩の襟と手を 喧嘩四つで掴み 引き寄せ、キス距離で呟くと





「分かった!教える!教えるから、LINEと柔道はヤメテ」






デブ巨摩は、観念した






















































続きま~す🐷




Posted at 2025/06/27 19:29:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 輪極堂 | 日記
2025年06月25日 イイね!

輪極道〜Zeitgeit 25

輪極道〜Zeitgeit 25





















「オマエ、マジなのか?」

















赤毛が裕也を覗き込み、質問すると







「いやだな〜赤毛さんまで、ほら、皆んな注文しましょうよ!唐揚げが美味しいんですよ」






裕也は、キャラ変したように明るく努め、場を盛り上げようのしたので、皆この案件は保留にして、各々の座布団に座りで注文しだした






当然、先に来ていた 豚美達は、バイクで帰るのでノンアルコールだが



山猫チームは飲み出す



























「服部さん、俺に内緒にしてた アルピナの件はどうなるんですか!」






デブ巨摩が 大きな声で質問すると


服部はヤレヤレと感じで




「先ず、アルピナは二台」


「黒の品川です」


「せやね」




直ぐに 豊子が捕捉すると、豚子も頷く









「モスグリーンの横浜が本命」




涼子が付け足す






「モスグリーンの浜ピナが本命って、館先輩が言ってたよ」


中島が捕捉







「館 先輩が!」





デブ巨摩と赤毛が驚くと




「しかも、隼 黒マテックのお買い上げ」



豚美が 笑いながら捕捉




「じぇじぇじぇ!」



「隼かよっ」



「300キロかっ!」



デブ巨摩と赤毛を筆頭に、皆ドン引き







「東名 中央 関越 東関からの 圏央道、何処が、アルピナの縄張りか見当も付かねーのが現状だから、2チームに分ける」







やっと、服部が説明しだしたので、皆 グラスや箸を置き真剣になった






「おぉ〜」


「なるほど〜」




服部が提案すると、皆は頷く





「横羽とK線 東名 中央 は 俺と 豚子にカネゴン、ヤワラ 好豚 」







「やった〜!私とヤワラちゃんも、選抜〜」



好豚が 歓喜の声をあげる







「首藤高 関越 東関 東北は、豚美とデブ、豊子と涼子、中島がサポート」




「なるほど〜」




豚美が 涼子を見て意味深に笑うと




「豚美さん 相手を間違えてない?」



涼子が笑い返すと







「いいか、首都高のオマエらが本隊だ、アルピナが出たらスクランブルで追え」





デブ巨摩と豚美を 箸で差し、服部が強めに指示







「うぃす!」


デブ巨摩が返事をすると






「親方!私は?」


豚音が、立ち上がり ボックス席から意見すると






「オマエは、ワッパだし、学生見習いだから、駄目だ」





服部は、キッパリとシャットアウト




「ガビーン」






















豚音が 項垂れると







「一緒に 911 整備しましょ」



涼子が助け舟をだすが






「俺は、ギャラリーでいいですよね?」





























豚猫の女たちとは、昔から関わりたくない赤毛は ニコニコしながら服部に質問





「ハコスカに、100ℓ 積むから、オマエも首都高組」






「ガビーン!」
























「多分だけどな、奴は昭和の頃からの、プロのトランスポータだ」




「マジっすか!」



「スティサム みたい!」



好豚が叫ぶ







「バトルになったら、給油ポイントが絶対に鍵になるし、涼子の隣でケツを見てたけどな、モスグリーンの横浜は、100ℓ タンクだ、間違いない」




「おおぉ〜」


「流石です」


「黒ピナはどう見えた?」



服部が 豊子に訊ねると







「至って普通でしたね、涼子さんが見た、モスグリーンは速いけど上手いって感想でしたが、私が追った 黒の品川は速いだけです、前言どおり、一発で仕留めます」





「マジか〜」


「豊子ちゃん、格好イイ〜」


キムコが驚き、好豚が褒めちぎると





「仕留めるのは、いいけど、いつ何処に出んのよ?」



豚美が豊子に、疑問を投げかけると






「う〜ん」





















「それなんだよな〜」



「進出鬼没なんでしょ」




「首都高キングの時は、満月の夜で 分かりやすかったんだけどね〜」



皆が 腕を組んで考えだすと








「あの〜、必ず、覆面パトカーが 追い付くと 減速するんですよね」



ボックス席の奥から、銭形が発言









「ぜ、銭形さん!」


「とっつあん、居たんかい!」


豚子と豊子が驚くと



「今日は、羽田沖の集合地点から、朝から居ましたけど・・・」



銭形は申し訳なさそうに、皆に挨拶すると
























「じぇじぇじぇ!」



「影、薄すぎるやろ〜」



「忍びかっ!」



皆が、口々にディスると






「そう、なんですよ、必ず覆面パトカーが追い付くけど、並ぶと赤橙消して、減速して離れるんです」





涼子が 銭形に再度、説明







「って事は、アルピナは警視庁ではなく、警察庁の関係者かも」



豚美が 半信半疑で、向かいの座布団の涼子に答える






「そうだったのか!」


服部が驚くと、豚子が




「もしくわ、内閣、政府関係者か、公安やね」





「そうか、そうだったのか!」




「それ、あり得るわね!」





術科センターで指導している、豚美とヤワラも納得




「一丁、探ってみるか?」


豚美が ヤワラにいうと




「公安なら無理やろ」




豚子が水を差すが



「でも、交機の噂ぐらいは」



ヤワラが 食い下がる






「いやいや、ここは、定年しとるけど、元インターポール 銭形のとっつあんと、CIA 秘密工作員やったウチの出番やで〜」




豚子は、立ち上がり銭形の前に行き、唐揚げを箸で掴みあげる









「私を巻き込むじゃない!」





銭形は頑なに、拒否るが、皆の視線が痛いほど、突き刺さる





「巻き込むも、何も、既に黒ピナにブチ抜かれてるやないかい」




豚子はニヤリと笑い、銭形の口に唐揚げを押し込むと







「今日も朝から、忍者のように、参加してるし」





好豚が 無理矢理、二個目の唐揚げを 銭形の口に捩じ込む






「うっ、ややめて」




「しかも、ウチでバイク買ってますよね〜」




豚美も立ち上がり、三個目の唐揚げを無理矢理捻じ込む




「うっ、ぶぶ、みさんまで」






「この唐揚げ、美味しいですよね〜」



銭形の口はパンパンに膨れるが、更に豚音が追加で、グリグリ唐揚げを押し込む
























「あの家系は、全員 鬼だな」




「昔から、弱者には、トコトン追い込むよな」



「昭和のバラエティみたいな虐めだな」




「おでん屋だったら、焼死してるぞ」




「老人ホームの虐待みてーだな」




黒猫軍団がドン引きしていると





「俺からも頼みます!」


伝説の総長に頭を下げられ、






「うっ、わわわ」



唐揚げを、こぼしながら、銭形が縦に首を振ると




豚ファミリーは、やっと老人を開放し、


窒息しかけた、銭形は烏龍茶を飲み




「まぁ、法に触れない範囲なら」




銭形は観念して、服部が注いだ烏龍茶を飲み干したので



皆が、一致団結の乾杯をすると








「あのー俺は、服部さんのチームで宜しいんでしょうか?」





















裕也が 恐る恐る発言




「あっ、忘れてた」


服部が思い出したように、吐き捨てると






「そんな〜」


裕也は泣き声を出して訴えるが






「ほらね」


豚音が、好豚と綾野に相槌を打つと






「確かに・・」


「豚子ちゃんがいる、チームに」



好豚が呟くと、皆が裕也をマジマジと見る








「だから、豚音ちゃんが、言い出したから 変な話になるんだって!」



裕也が立ち上がり叫ぶと


  



「じゃあ、ママのチームに入れば」



好豚が 意地悪に吐き捨てると





「それは、駄目!」



豊子がシャットアウト





「わざわざ、浜川崎まで行くわけねーだろ!」



裕也は 豊子に怒鳴り返すが






「厚木の方が 遠いし」





ヤワラが 冷めた目で言い返す







「そもそも、俺はバイクじゃねーし、山猫は 車の板金整備工場だろーが!」


























裕也は、痛いところを突かれ、必死に言い返すと





「分かった、コッチに入れてやるから、豚子とは仲良くやれ」




服部が吐き捨てると







「豚子ちゃん的には、裕也が入ってイイの?」




娘のような歳の、好豚に呼び捨てされ、ムカツイたが、服部より怖い、母親の豚美がいるので 今夜は必死で耐える裕也









そして、好豚の爆弾質問で、皆の箸が止まり、再び大注目








「コイツとは、生理的に無理やねん」



豚子は裕也を指して、吐き捨てると





「ふ、ふ、ふざけんなよ!それはコッチの台詞だろーがっ!」




裕也は 怒鳴り返すが







「ほら、メッチャムキになるでしょ」



豚音が 綾野 好豚 銭形に囁くが、皆に丸聞こえ





「虐めっ子が、好きな子に ちょっかいだす典型的なパターンね」




好豚の発言に、大人達は完全にフリーズ




「前も焼肉屋であったのよ、デブ巨摩さんの初恋バナで」





「なに、それ~?」



好豚が 身を乗り出すが




「ちょっ、豚音ちゃん!今は 裕也の恋バナだから」





デブ巨摩が 慌てて立ち上がり、豚音に釘を刺すと






「若さって 恐ろしよな」


ゼットンが アンソンに呟くと






「ゼットンさんは、何で 車から大型二輪とってバイクにしたの?」




豚音はイキナリ、ゼットンに尋問





「い、いや俺は 銭形さんに感化されて」




「本当にそれだけ?」


豚音が 意地悪そうに問い詰める









「ドリフト仲間だったのに、DAEG に乗り換えて裏切られたからかもすよ」





赤毛が、中島に囁くと






「残忍さでは、好豚より 豚音だよ」




父親の中島が、小声で呟く






「他に理由なんて、ないって!」




ゼットンが必死で弁解すると






「豚子ちゃんと、一番、一緒に遊んだ男子は誰?」




豚音が 皆を 見渡して訊ねる






「高校時代は、俺とキムコかな?」




アンソンは 至って冷静に答える




「卒業してからは、ゼットンやね」


豚子が発言すると



「パチスロ仲間だっただけだって!」


ゼットンが 否定気味に答えると






「やっぱりね、ビンゴ!」





豚音は 名探偵コナンのようにゼットンを指差す






「アンタも豚子の事、好きだったの?」























豊子とヤワラが驚くが、全員がフリーズ





「FD と DAGEの、恋の三角バトルね」





「豚音ちゃんは、何を言いだすんだよおおぉー!」



裕也に続いて ゼットンが絶叫すると





「せやけど、豚音、ウチはカネゴンと寝てんやで」





豚子の爆弾発言で、皆んなカネゴンを凝視して、完全に金縛りに・・・






「・・・・・」






「マジなのか?」



「いつ、から、二人は?」



「ガキの頃から、馬鹿だったけど、やっぱ馬鹿だったな」


姉の豚美もドン引き





「寝たって、豚子ちゃんと ヤッターマン って事だよね」



キムコが アンソンに質問すると




「そ、そーゆー事だろ」




「そーゆー事や」



当の本人の豚子は、何事もなかったように、ビールを飲み干し、煙草に火を点けると





「オマエ、本当なのか?」



服部が カネゴンに質問し






「・・・・・」






「今夜も、アルピナどころじゃ、ないわね」


涼子が、驚くと





豚子はカネゴンに





「Do you remember ?」





「ぶ、豚子ちゃんは、皆の前で、何を言いだすんだよおおぉ〜!」

















カネゴンが、立ち上がり絶叫した


























































少しづつですが

まだまだ、続きま~す🐷






Posted at 2025/06/25 17:20:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 輪極堂 | 日記
2025年06月22日 イイね!

秘密の豚子ちゃん 4

秘密の豚子ちゃん 4






















皆さんワンバンコ!

空梅雨のタマタマ、放水してますか?

(;゚;ж;゚;)〜ブッ




ヘルメットを新調したのに、南総里見暴走伝が、雨で中止になったので、先々週の金曜から一週間かけて、引っ越をした 豚子です






やっと・・・・



退去と 全ての解約 が終わった〜






引越し先は、事故物件から、車で5分の、バイクを停めてある、高級住宅街?の オバさんちです






いや〜直ぐ側に、自分のバイクがあるって幸せやわ〜



乗らなくても、缶ビール片手に眺められるしね



オバサンちの、家族構成はさておき、まぁ年金基金のガッポッリの嬬恋世代





バイクを置かせてもらった 当初から、オバさんには、勧誘 されてたんやけど



引越しって



精神的にも、肉体的にもパワー使うんで 躊躇してたわけで




車で5分でも、買い物は、アパートの方が、断然 便利やったし コッチは別世界なんよ





誰にも干渉されない、ボッチ生活やったしね





一番 躊躇してた原因は、オバさんちが広すぎる!




120坪 5LDK でっせ!




しかも 庭には、プレハブの平家付




オバさんは、その豪邸に 猫二匹と 一人で暮らしてました



作りは古いんだけどね、中は最新なのよ



ユニットバスも、暖房付きで足が伸ばせる、一番デカイやつやし



洗面台も 三面鏡


しかも、(; ̄O ̄)


鏡の裏が収納ケースで


ホテル RIO より豪華



「どこの、ラブホやぁ〜」





洗面所の上の壁に、銭湯みたいに扇風機付いてんねんで!




窓は二重サッシで、防音と結露ナッシング



二重サッシって、マジで静かやね〜




唯一、残念なんは、ガレージではなく、カーポート




でも、高さ1メートルの塀やし、壊れかけとる(笑)千錠付きの柵はあるし、ウチとオバさんの軽の後ろに停めとるから、絶対に盗まれへんわ〜




ちなみに、2階 左の角がオバサンの寝室なんで




私は 右角 10畳の出窓部屋を借りることに






「豚子ちゃんが、タバコ吸うのに丁度イイでしょ」





「は、はい」



出窓よ!出窓!


タバコ吸いながらの気分は、アルプスの不良少女
























見て!ラッフルズ ホテルの様な セレブな部屋を




シンガポール スリリング飲みたくなるでしょ

































「真ん中の猫部屋は、物置にしていいから」





ね、ねこ 猫部屋って!



なんなんっ!


 

「洋服タンスは、一階の、お風呂 隣り部屋を好きに使って」




「神ってる!」



ウォークイン、クロゼットを超えた、ウォークイン ルーム





「持って来た、冷蔵庫も猫部屋においてね」






「は、ははい」



























どうよ~この、完璧な冷蔵庫の中身





私の夢が 一つ叶いました












商店街にある、事故物件 ボロアパートの時は





「ここで、死んだらエエねん!」



そんな決意で、タバコ吸い放題




キッチンは油まみれ


洗面台は 寒く狭く 使わんから



不燃物のゴミ箱にして、メッチャ汚れた生活やったけど




人生って不思議なもんやね〜



バイク 買っただけで、こんな環境が変わるんやから





さて、本棚は、引っ越し屋さんに、出窓付きの部屋に上げて貰ったが




空のままである



とりあえず・・・



漫画 小説 CD DVD は


チリ紙 交換 縛りで 庭のプレハブに置かせて貰ってるが




基本的に 生活に必要ない 段ボールは


死ぬまで荷解きしない、ガサツな女です








ただ・・・





この空である、本棚を見てるのが非常に楽しい







この、大きな本棚は



もしくわ


何度も読んだ


自分の側に 置いておきたい本なのである







「さて、何の本を並べようか?」






湘南爆走族の完全版


望月三起也 大先生の 


ワイルド7 全シリーズは、いつの引っ越しでも、決定事項である




アキラの DX 版は、一時 とんでもない値段が付いたが、再販されてしまった








京極夏彦


京極堂より、巷説百物語は何度も読めて、文庫じゃないので、決定的







三億円事件

ケネディ暗殺

この二つも、定番だす





































バイク漫画なら

湘爆と あいララ で充分


アクションなら ワイルド7


SFなら、アキラしか勝たんかなと




映画なら、フランス映画












では、なく




MAD MAX シリーズなんやけど




「ないっ!」




全シリーズ 4K ultra Blu-ray

3までは吹き替え版付き


最新作のフェイリオサまでも 行方不明に





「なんなんっ!」


















泣きながら


段ボールの山を、野良猫のように漁っていると




二冊の古い本が・・・







私が バイクに乗るきっかけは


ペリカンロードのカナコさんだけど






























少年キングで、湘爆と同じ時期に連載してたのよね〜




漫画自体は、今読むとオモロないし



つまらないので とっくの昔に、BOOKOFF




村上春樹も 昔から、読んだ後は即、BOOK OFF の刑




(;゚;ж;゚;)〜ブッ













片岡義男さんを知ったのは



多分、角川映画



















主題歌が大ヒットした


スローなブギって、原作は短編なのよね























私的には



片岡義男 先生を語るには




「彼のオートバイ 彼女の島」





この作品だけで、充分かなと



夏とバイク


この一言に尽きる


初めて読む人には、退屈で辛い小説かもしれない






バイクに憧れ


バイクに乗る







W1〜W1SA 



恐らく、映画に登場したのは



W3 の 650 かなと



奇しくも、私が去年買ったバイクも



並列ではあるが、同じ Kawasaki 650 の二気筒なんです








ライムやエメラルドなグリーン 大好きなんですが


この、Wシリーズの青いラインも大好きなんです




















それでさ、アーミーバック ぶら下げて





片岡義男の原作ルートと

大林監督の 映画ルート

二つ走ってみるの




そんな、妄想を抱かせる


暑すぎる夏だけど


やっぱりバイクは

夏の乗り物かなと




そんな、冷房ガンガンの中で書いとる



阿保な、お話でした









































2 の方は 昭和61年


1 の方は 昭和59年の18版




「なんや、映画より先に、原作読んでるやん」



想いだした、あの時に買った本や






新しいバイクを買い


引越しをして


出て来た、ボロボロの古い本


この世に、偶然はなく


全てが必然なら



その本は、再びページを 開かれるのを待っている



かなと・・・















































では、また 🐷











Posted at 2025/06/22 13:16:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | 秘密の豚子ちゃん | 日記
2025年06月13日 イイね!

改訂版 科学暴走隊 がッチャマン 2

改訂版 科学暴走隊 がッチャマン 2





















えっ〜🐷




人間、間違いを言い訳する為に


使う言葉で



「うっかり」



なんて、使いますが



例えば、煮物に塩と砂糖を


間違えたとかね






「なんでぃ!この塩っぱい煮物は、食えたもんじゃね〜」



なんて、稼ぎの悪い夫にどやされて





「うっかり、出来の悪い亭主と一緒になっちまった」




「そりゃ、コッチの台詞だよ、馬鹿野郎〜!なんてね」





つい、土俵から足が出ちまって




「それは うっちゃり」




「じゃあ、こんなのはどうだい?」




「なにさ、言ってごらんよ」




「うっかり、また、金を借りちまった」




「おまえさん、それは、うっかりじゃなくて、ちゃっかり ってゆーんだよ」










まぁ、そんな、うっかりでね


前回アップした、科学忍者隊がッチャマン2のブログが



うっかり、消えちまった



気付くと、消えてたんだから、うっかりって 訳じゃないんだけど



どうにも、私的に納得がいかない



みんカラではなく、もう一度 同じブログをあげるってのが、ど〜も、私には気がすすまない




これが 志ん朝 の古典落語だったら


同じ噺を何遍だって、聞いても構わないし


また 聞きたくなるのが 古典落語の醍醐味なんだが



どうにも、私の 芝浜モドキは、前振りばかりが長過ぎて、オチが弱過ぎる






夜も眠らずに、考えて、考えて昼寝ばかりしてると、なんとな〜く、ぼんやりと、次の 噺 が浮かんできて



微か〜に、次の噺が、揺ら揺らと蜃気楼のように




寝惚け眼に



まぁ、そんな時は 書くに限る



豊子さんが、次男に OGK の赤いメットをプレゼントされるオチは、そっくり同じですが





次の噺が イメージ出来たので、


やっぱり


いや、うっかり 消えちまった





科学暴走隊 がッチャマン 2





は アップしておかなきゃならない






まぁ、そんな理由で、うっかり、また読んでくれれば


死ぬほど 嬉しゅ~ ございまする




死なんけど 笑




















では





科学暴走隊 がっチャマン 2











「うおおぉぉ〜なんじゃこりゃあ!」





豊子の叫びに、私達がレジ横の立て済みされてある、棚を見ると



X15の山が



しかも、定価 105000円 のマルケスモデルが 59000円




サイズも XL〜S まで、フルラインナップ



「マジかっ 59000円って!」


「激安安じゃない!」


「なんなん!」


三人で、バナナの叩き売り


いや、特設コーナーの前で 佇んでいると



























「SHOEI が在庫抱え過ぎで」


ソバージュの女子店員が、呆れたように疾く





「そうなんや」


「もう、叩き売りですよ〜」



「大丈夫なの?」


豊子が心配そうに、彼女に聞く



「SHOEI のイイ値なんで、問題ないです」


彼女は 即答でこたえる




「前から、思っとったんやけど、メットで10万なんて、銀座やないと、買う奴おらんやろ〜」




「確かに」


「そうよね」


「チャンスですよ!」


ソバージュの女子店員は、今度は豊子をロックオン






「安いよな〜」


キムコが手に持ってゆう



「一度は、欲しかったのよね」



豊子も Sサイズを確認してゆう





「いや、いや、アンタら何をゆーてんねん!」


豚子が豊子の手から、Sサイズの箱を取り上げると





「そ、そうね、ジスペケにマルケスは駄目よね」



豊子も我に返り、諦めかけると




「いやいや、塗り替えて買う、お客様もいらっしゃいますよ」











ここの、女子店員、かなり、でで出来る!


豚子は、心の中で彼女を絶賛


いや 恐怖すると、豊子は









「そっか!塗り替えちゃえばイイのか〜」



「そうですよ、シュワンツとかに!」



「なに、あなたシュワンツ知ってるの?」



「フライング テキサス の ケビン シュワンツですよね!」
























「そうよ!凄いわね!」



豊子が 歓喜で返す





「マジかよ、あの子」



「若い おもーとったけど、かなりの海千山千やで」




豚子とキムコは 聞こえないように


後退りしながら相槌をうち


豚子は 豊子を 救うべき 彼女に質問した




「何で、世代やないのに シュワンツ知っとるの?」





「さっき、バリ伝メット を穴が開くほど 見てらしたので」














「そうだったのか・・」



「そんだけやで」



「レイニーとのドッグファイトは WGP でも 歴代の名勝負ですよね!」




「そうなのよ!この二人に何遍 語っても分かってもらえないのよ!




豊子は 豚子とキムコを 赤様に指差して答える





「あなた、バイクは何乗ってるの?」



「刀の400です!」



「イイわねっ!」




盛り上がりまくる、二人から


豚子とキムコは 更に距離をとり







「アカン・・・」



「宗教の勧誘 みてぇになってきたぞ」



「実際、ウチも 59000 円は安う〜おもーてきたし」



「豚子ちゃんの、予算は4万円だろ!あの子に惑わされちゃ駄目だ!」



ビターン!


キムコは豚子の頬を、平手




「なに、さらすねん!」




「あっ、ゴメン、つい」




「まぁええわ、ウチも、今ので、めー覚めよったから、嫁にも、闘魂注入したれや」



「えっ(; ̄O ̄)




「はよ〜いって、旦那らしく、アホな嫁どついてこんかい!」




「う、うん」




キムコは ビビりながら、二人に近付くと




「豊子おぉ〜!」



と、イキナリ叫ぶと





「なによ、大きな声で」



「気合だあぁ〜!」


キムコが張り手を出した瞬間に



「おらっ〜!」


宮田一郎直伝の、豊子のライトクロスが、ジョルトカウンターで炸裂

























「ひでっぶっ」



前のめりに 倒れる キムコに





「オラオラオラオラ〜!」


今度は、ジョジョのような連打

























「嫁に手を上げるとは、死ねやあぁ〜オラオラオラオラオラオラ〜」












豊子のスタンドである、スタープラチナが発動した






床にうつ伏せで、倒れたキムコは気絶しそうな目で、豚子に助けを求める







「これでトドメだ!」




うつ伏せに倒れた、キムコに両脚を掛け、乗っかり両腕を引っ張る豊子 



鼻血まみれの キムコの顔が 反動で引き起こされると


























「アカン、吊り天井や!」




すかさず、豚子が UFC のレフリーの如く



豊子にタックルし 試合を止めた






「なにすんのよおおぉ!」





















豚子にタックルされ、バランスを崩し倒れた 豊子だが


瞬時に体制を入れ替え 馬乗りになり


豚子からマウントを取った瞬間に





下から、豚子の長い足が



豊子の肩と首に巻き付いた






















そう、神奈川県警、術科センターの道場で


師範である ガン鉄に仕掛けた



明治時代に高専柔道が生んだ


世界最高の締め技


ヤワラ直伝の三角締め





極めたら、折れ

締めたら、三秒




ガン鉄の教え通り、豚子は


キッチリ 3秒で豊子を 締め落とした








「ふう〜」


豚子が 大きな深呼吸をすると



キムコが フェイスティッシュを鼻に詰めながら


ヨロヨロと立ち上がり







「マジで殺されると思ったよ〜」



「多分、X15 で興奮して、人格が分裂したんやろ」




「だよね」


「あ、あの〜」



豚子とキムコが、安堵の会話をしていると


ソバージュな店員が 心配そうに寄ってきたので





「堪忍やで〜また来るから」



「あっ、はい」



「ごめんね〜」


キムコも彼女に返すと





「いえ、お買い上げ ありがとうございました」




彼女は深々と二人に頭を下げたので




「そうそう、ウチ、バイク屋から、刀 壊れたら持ってきてや」




豚子が、豚猫モータースの中島の名刺を渡すと



「豚猫って、そうなんですか!」


彼女は驚き



「ウチは焼肉屋だから」


キムコは、店名入りの100円ライターを渡す



「あ、ありがとうございます!是非、近いうちに」


彼女は深々と頭を下げ


二人に、二輪館の自分の名刺を返してくれた




「ほな、またね〜」



キムコと豚子は、失神した 豊子を担ぎ 店を後にした















三日後の土曜〜






豊子は 二輪館で暴れた事は、忘れていたが




何故か、先日買った、メットがないと騒ぎだした





「だから、メットは豚子ちゃんが買ったんだよ!




キムコは 牛タンを捌きながら、豊子に怒鳴る







「豚子が買った?なにいってんの、私が X15 のシュワンツを買ったのよ」

























「シュワンツは Arai だろ!どこの世界で、買えんだよおぉぉ〜」





「確かに、そうなんだけど、とにかく、私は X15 が安売りしてて買ったのよ!」




「SHOEI の X15 ならマルケスでしょ、アンタ豚子と飲み過ぎなのよ!」




女中のヤワラにも、豊子は全否定される




「でも、確かに X15 を買ったのよ」



「ラリってんじゃ、ねーよ!」


キムコが怒鳴りつけると







「そう、豚子だよ!豚猫モータースに置き忘れてんだ、そうだよアンタ、豚子と呑んだ 帰りに寄って、私しゃ忘れてきちまったんだよ」






「売上げ三日分の、そんな高ぇーもんを買ってだよ、三日後に、忘れもんに気付くバカがいるかよ!」




牛刀をまな板に叩きつけて、キムコが呆れる






「言われみると、そうだけど、なんか豚猫にありそうな気がしてならないんだよおぉ〜」





豊子が、縋るように言うので


とうとう キムコも 観念して







「寝惚けた要件で、女将さんに、怒られるのがオチだけど、そんなに気になるななら、自分で確認してこい!」






「あの店の女将さんは、怖いけど、気になって 気になって、夜しか 寝れないから、私しゃ、ひと走り行ってくるよ」







ブオンぶぉー♪









「あの野郎〜開店前だってのに、ほんとにいっちまいやがった」



「夜しか、寝れないって、言ってる事 自体、アタオカでしょ」






キムコとヤワラは 呆れて果て


急いで 夜の開店準備を仕出した













夕暮れのカラスが鳴き

工場のサイレンがなると




ブォン!ブォン!


豊子は 慌てて帰ってた





「どうだ、俺の言った通りだろ」



「う、うん・・」



「豚猫の、女将にもドヤされただろ」




「マジで怖かった」



「X15 なんて、ウチに買える金ねーんだよ!」




「やっぱり、オマエさんがゆーとり、あたしゃ 夢でも見てたのかね」






「豚子ちゃんと。飲み過ぎなんだよ、さっさと暖簾出して来い!」




「は、はい・・」




その日は、土曜の給料日なので、店は大忙しで、すっかり X15 の事は忘れ








暖簾をしまい 片付けをしたが




どうにも

気になって

気になって仕方ない


長男が 部活の試合に持っていく 弁当を仕込み終わり







ポツンと厨房に座り




「やっぱり、X15 は夢だったのかね〜」



豊子は呟き、THE MOODS をスマホで聴きながら




レモン割りを作り、一口飲み




「はぁ〜やっぱり夢だったんだね〜」



また、呟くと




























「母ちゃん、コレ!」





不意に 息子の声で


厨房の入り口から呼びつけられ



振り向くと







次男が、正方形の箱を 大事そうに 両手で抱えて 立っていた









「なんだい、そりゃ?」




「母の日のプレゼント」



「母の日って、この前は父の日だよ」




「父ちゃんが、母ちゃんに、ヤレって」




次男が正方形の箱を、豊子に押し付ける





「この箱って、まさか!」




この正方形と重さは、間違いなくヘルメット




「夢?やっぱり、夢じゃなかったんだ?」




「母ちゃん、なに言ってんだよ?」




豊子が ヘルメットの箱を開けると、豚子が買った、安売りしていた、OGK の赤いヘルメットが








「ここここれは」




X15 とは、程遠い

29000円の 安いメット







「それが、壊れたら、母ちゃんが好きなの買えってさ」




「父ちゃんが、そう言ったのかい?」




「そうだよ」




「母ちゃんは、コレが一番欲しかったんだよ、ありがとう〜」




豊子はヘルメットを被り、次男を抱き寄せたあと





レモン杯を、流しに捨て



業務用冷蔵庫から コーラの瓶を出し



残った 檸檬だけを コップに移し替え、コーラを注ぎ







「ほら、お前も飲むかい?」



次男に差し出すと






「母ちゃん、なんで?お酒残ってるのに捨てたのさ?」





さっきまで、いつものように焼酎を呑んでた 豊子に首を傾げて、不思議がりながら 次男が 質問すると、豊子は










「父ちゃんからプレゼントされた、このメットも、また 夢になっちまったら 嫌だろ〜」








そう言って、


豊子は コーラを飲み干した



























































快楽亭 豚子の



「芝浜」



ありがとう〜ございました










続きま〜す !








Posted at 2025/06/13 20:05:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 快楽亭 豚子 | 日記

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「朝練の途中で来てみたけど、お詣りせんで帰る 笑笑」
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