
みなさん、こんばんは。
今回のブログではこれまでDIYで施工してきた除電に関して、実体験に基づいて感じた事を記載してみたいと思います。
除電に関しては前車:アベンシスワゴンでもアルミテープ貼付程度の施工、燃費が良くなるかな?くらいの軽い気持ちで実施していましたが、SKEフォレスターに乗り換えてからはE-Boxer特有のギクシャク感を改善したい、という思いですっかりハマってしまいました!

E-Boxerでよく指摘されるギクシャク感は、センサー類の帯電が1つの要因ではないか?という私なりの仮説に基づいて実施しています。
※これ以外にもコンデンサーチューン等で症状が改善される事項もありました。
先にお断りしておきますが、私はこのジャンルの専門家ではありませんので、あくまで自分の体感を備忘録的に書いているだけです。
誤った解釈もあると思いますが予めご了承くださいm(_ _)m
【何故除電なのか?】
トップ画像の通り、車は「空気」を切り裂いて走行する為、+帯電とは無縁ではいられません。
現代の車は高度な電子制御化が進んでいる事もあり、静電気で精密機器の故障・不調があるくらいですので、出来るだけこの帯電を排除して、本来車が持っているポテンシャルを発揮させようというのが目的になりますね。
【除電方法について】
ではこの+帯電にどう対処するのか?
アプローチの仕方は大きく2パターンあると思います。
■対処法 その①:コロナ放電
走行時はボディ表面等が+帯電するので同じく+帯電性の空気と反発、流れが乱れるところを除電器で整流する対処法。
私の解釈では「動的な除電対処」と位置づけています。(空気の流れで効果を発揮するので)

除電器としてメジャーなのはアルミテープ、みんカラではすっかりお馴染みですね。
使用するアルミテープの導電性が無くても効果があるとされていますが、私は粘着面まで導電性のある物(テスターで確認済)を使用しています!
また先端部を尖らせる事により、その先端からより多くの放電が可能という事で、ギザッコを使用してカットしています。

除電に取り組まれている諸先輩方が使用されていたカーボン繊維放電索も自作してみました。
髪の毛1本程の極細繊維でも驚きの導電性を発揮してくれます!
これ以外にもタイヤのエアバルブ部に外歯ワッシャーを設置したり、私はまだ作成していませんが、アルミワイヤーを使用したガドリングディスチャージャー等もありますね。
昨年末の1年点検前に外歯ワッシャーを外したところ、すぐに乗り心地の悪化を感じたのが印象的でした。
■対処法 その② :−帯電による中和

+帯電するのであれば、予め−電荷の要素で相殺・中和する対処法。
こちらは私の解釈では「静的な除電対処」と位置づけています。
みんからでは昨年シリコーンを使用した除電器が流行ってましたね。
私もシリコーン製のチューブや自己融着テープを足回り周辺に施工し、しなやかな乗り心地になり満足しています。
ECUやヒューズ・ハーネス周辺に関しては、みん友のaki(^^)vさんからアドバイス頂き、放電ノイズが悪影響を及ぼさない様にシリコーンやポリエチレン素材での対処法を教えて頂きましたm(_ _)m

他にもフッ素樹脂テープを使用する対処もありますが、基本はアルミテープと合せ技とする為、効果的な使用法が私には難しく感じました…。
【これからの除電対策について】

帯電していて直接触れられない(ゴムホースや樹脂製のパイプ内の)空気そのものや液体の電荷を除電器で変化させるのは、個人的には正直やや難しいのではないかと感じています。
アルミテープやシリコーン、カーボン繊維の除電器はあくまで直接触れている面に効果を発揮するので、例えばクーラントやインテークパイプ内の空気を完全に除電するのはが無理あると思います。
この件に関して先日のHIDE4さんとのプチオフ開催の際でも話題になり、これからの除電対策について考えるきっかけとなりました!
※勿論、ホースやパイプ表面の除電は可能なのでボンネット内整流の観点からすると個人的にはこれらの対策が全く無駄だとは思いません。(帯電は出来るだけ減らした方が良い)
■対策その①:ラジウムを使用した除電

ホースやパイプ内の液体・気体に対して−電荷を注入する方法としてラジウムを使用したホルミシス効果(ギリシャ語で刺激するの意味)を利用する方法があるのではないかと思います。
※ホルミシス効果とは?
ある物質が高濃度・大量に用いられた場合は有害になるが、低濃度・微量で用いられた場合、逆に有益な作用をもたらす現象の事。
ここまでくるとオカルト領域になると感じる方も多いと思いますが、ラジウム温泉でのがん治療が存在する事を考慮すると強ち効果がないとは言えないのではないかと思います。
しかしこのジャンルでは古くはS◯Vやトルマリンを使用した燃料のイオン化が流行って省燃費グッツもこの理論で製品化されており、私も実際に過去所有車:初代RAV4でS◯V-FLを3連⇒5連(当時で約40,000円!)と購入してみましたが、残念ながら効果は殆ど感じられませんでした…。
この事から薬と同様、用法・分量を誤ると効果は感じられない事を学びました。
先日HIDE4さんからお裾分け頂いた、玉爺さん製作のラジウム放射線式アルミテープをラジエターホースとエアインテークパイプ(一部)に貼付してみましたが、こちらはラジウムの分量が適正だと思われ、今のところトルク感向上等のメリットが感じられています!
■対策その②:リアクターによる帯電中和

最近みんカラの除電界隈でも話題になる事が多いリアクター。
既に製品化されておりその特許も公開されているので、スキルのある諸先輩方は、自作されているケースもありますね💦
残念ながら私には自作は難しそう…。
※住環境により放射線を出すラジウムの管理が難しいと思われます(泣)
という事でお金で解決する事にしました!笑

除電器では局所的な対策となりますが、こちらは車全体をアースポイント経由で電荷を中和させる対策となります。
最近日本レプトンさんのパワーリアクター5という製品を購入・装着しました。
こちらもS◯Vと同様、決して安いパーツではありませんが、自制心より好奇心が勝ってポチってしまいました!笑
ワクワクしながら早速装着すると、当初は違和感たっぷり…💦
乗り心地が硬くなったり、アクセルペダルが重く感じる様になったりと、正直「失敗したか!?」と少し焦りました。
しかしこのリアクターという製品の仕組み上、+電荷を−電荷で中和するのに少々時間がかかるとの事でしたので、短距離ですが連日運転して変化を記録してみました。
このブログを書いているのが設置後4日目となりますが、今までの除電器では若干しか改善出来なかったE-Boxerのギクシャク感がかなり改善しており、昨年末に試乗したクロストレックと同等のスムーズさが再現出来てきたと感じています!
※この記録に関しては別途整備手帳で報告したいと思います。
−帯電が多すぎてもバランスが良くない為、今後の結果次第では既存の除電器を一部撤去する事も考慮する必要があるかもしれませんね…。
みんカラでも諸先輩方のアイディアで様々な手法が産み出され進化している除電の世界、ホントに面白いな〜と思います。
DIYで施工可能、的確に手を加える事が出来れば(もちろん効果が感じられない失敗もありました)、愛車の本来持っているポテンシャルを引き出す事が可能ですので、興味がある方はぜひ施工してみてくださいね!