2018年08月10日
独裁者が支配する時代らしい。
独裁者が支配するというのは、力でねじ伏せて支配する事だ。
力とは力ネであり、最終的には武力になる。
そして、国民の心を揺さぶるのは、愛国心だ。
アメリカ合衆国 ドナルド・トランプは、アメリカンファースト という 愛国心で国民の心を掴んだ。メキシコ国境に壁を作るというのも国を守るという愛国心だし、関税云々も自国の利益を高める愛国心だ。
愛国心は悪い事ではないと思うが、愛国心で多くの国民の心を掴んでしまうと、何でも出来てしまう。
愛国の為の経済戦争。
そして愛国を行使するための武力行使。
武力行使とは戦争だ。
今の日本国政府の長は、安倍晋三だ。
彼もまた、 愛国を掲げて多くの国民の心を掴んだ。
美しい国
地方創生
戦後レジームからの脱却
一億総活躍社会
働き方改革
安倍晋三の口から次々出てくる言葉。
どれも、愛国心をくすぐるフレーズだ。
大東亜戦争時にあった
・産めよ殖せよ国のため
・祝いは終わった、さあ働こう
・欲しがりません勝つまでは
・ぜいたくは敵だ!
・進め一億 火の玉だ
・一億国民総武装
・月月火水木金金
一億総活躍社会 などは 進め一億 火の玉だ と何処が違うのだろうか?
戦後レジームからの脱却 と言って、集団的自衛権の行使容認 をしたが、安倍晋三のドナルド・トランプ への "ポチ"ぶり を見せられると、戦後レジーム 真っ只中でしかない。
日本国憲法を変えると、「戦後レジームからの脱却」になるのだろうか。
アメリカのポチという日本のポジジョンこそが、日本の「戦後レジーム」なのではないのだろうか。
独立国として生きていく。
すなわち、アメリカに”ノー”とはっきり言える国作りこそこの日本國の「戦後レジームからの脱却」になるはずだ。
安倍晋三は、「戦後レジームからの脱却」といいつつ、「戦後レジーム」を肯定し、「戦後レジーム」の中でどのように上手く生きていくのか。そのことしか考えていない。
自由民主党のポスターのキャッチコピー
2012年 日本を、取り戻す。
2016年 この道を。力強く、前へ
2017年 この国を、守り抜く。
何だかこの日本國は、さも外部からの危機から守らなければならない状況下にあるような表現だが、この国の行政をぶっ壊しているのは、安倍晋三 自身なのだが・・・
憲法を無視して、集団的自衛権の行使容認 をし、法を無視して、国有地を売りさばき、特定の学校法人に巨額の補助金が行くようにし、さらには、公文書の改ざんを仕向けた。
法治国家であり、法に則って行政を行わなければならない、公務員の最高責任者が、ことごとく法を無視し続ける言動、行動は法治国家の長として許されるのか。
2017年秋におこなった 総選挙
北朝鮮からの危機に 国難だいい ”この国を、守り抜く。” と言って総選挙の大義とした。
本当の国難状況ならば、総選挙をしている場合では無いはずなのだが、のんびり総選挙に興じた。
国難でもなんでもなかった、2017年。
ピンチだったのは、安倍晋三 本人だけだった。
自由民主党は、なぜここまで安倍晋三に牛耳られてしまったのだろうか。
自由民主党の派閥争いが激しかった時代ならば、絶対このような安倍晋三一強にはならなかった。
ここ数日、日本ボクシング連盟会長の不正行為と独裁的な連盟運営に、マスコミが連日報道している。
日本ボクシング連盟会長のおこなった行為と、安倍晋三がおこなった行為に、何処が違うのだろうか。
日本ボクシング連盟は、内部からの告発によって世間が知る事になったが、安倍晋三の場合は、内部で隠そうと必死になっている。
誰も、安倍晋三の悪事を内部告発しようとしない。
全てが、のらりくらりの答えない戦法で交わされて終わりになっている。
日本ボクシング連盟の連日の加熱報道が、なぜ安倍晋三に対して無いのか。
報道機関自体が、安倍晋三の圧力の支配下になってしまっているとしか言い様がない。
戦時に押さえる施設の一つが放送局だ。
報道をコントロールし、人民をコントロールする為である。
今の時代、コンピュータネットワークによって、パーソナルメディアが形成されている。
ツイッターでは、安倍晋三の悪行を暴いている部分があるのだが、テレビ、新聞はそのことを取り上げない。
どれだけ、パーソナルメディアが声をあげようとも、マスメディアの力は偉大というか、マスメディアは、こうも簡単に独裁者に牛耳られてしまうのか。
時代は変わり、情報通信機器が進歩しようとも、独裁者に簡単に押さえられてしまうのは、いつの世も同じということなのだろう。
独裁政治にも必ず終わりがやってくる。
独裁が酷ければ酷いほど、独裁者の末路は悲惨だし、その爪跡は深く大変だ。
それは、歴史が物語っている。
自由民主党の総裁選について、2018年8月7日安倍晋三は党役員会で、9月の党総裁選で3選した場合、自身を支持しなかった派閥や議員に対して党役員・閣僚人事で報復するという見方があることに関し、「そういうことは一切ない」と否定した。
という。
報復人事も何もない。
すでに人事はほぼ決まっている。
だから、皆安倍晋三を支持するのだ。
情けない。
自由民主党の派閥は何のためにあるのか?
同じ思いの政策集団が、政策実現のために集まっているはずだ。
そして、その政策実現させるためには、派閥から総裁を生み出し、行政として政策実行をおこなうのだ。
それが、今や安倍晋三の下請け部隊に成り下がっている。
独裁者 安倍晋三 の下請けグループに・・・
独裁者にも必ず終わりがやってくる。
独裁政治が強ければ強いほど、独裁者の終わりは悲惨だ。
自由民主党の派閥の長達よ・・・
そして自由民主党の国会議員達よ
貴方たちがぶっ壊した”民主党”の末路は明日の自由民主党と同じだ。
民主党よりもっと酷い末路がいつの日にか、自由民主党に必ずやってくると私は確信する。
Posted at 2018/08/10 18:04:29 |
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