
理想的な組み合わせとしてステルビオと4C(僕の場合は4Cスパイダー)を挙げたのは前回の通りなのだけれど、金額的なハードルはさておき、ここでどうしても気になってしまうことは、この2台がともに2ペダルであること。
そしてステルビオには左ハンドルの設定すらない。
輸入車でも右ハンドルが当たり前になってきている。
それでも左ハンドルに拘るのか。
日本の道では右ハンドルが理に適っているし、2ペダルのマニュアル・トランスミッションの方が遙かに速くギアチェンジすることは重々承知。
また2ペダルMTのクルマをパドルシフトを操って乗りこなしてみたいという気持ちもある。
でも、やっぱり左ハンドルで3ペダルのマニュアル車の方が良い(今のところ。将来はわからない)。
長年慣れ親しんでいるというのも勿論ある。
でもそれだけじゃない。
左足でクラッチを踏んで、右手でシフトノブを操作する。
身体の使い方が左右バランス取れていて、とてもしっくり来る。
古いイギリスのスポーツカー、ロータスやジネッタなども、右ハンドルでシフトノブがドア側に付いているモデルがありますよね。
あれも身体性を伴っているというのが理由ではないかな。
3ペダルの優れているところは面倒くさいところ。
個人的な印象を言うとATは操作が少ない分、例えば渋滞などでより眠気に襲われるような気がする。
アクセルとブレーキの踏み間違いを起こす可能性も低いと思う。
左ハンドルのメリット。
右折や追い越しで慣れは必要だけれど、左折時の確認のし易さや、路肩への寄せ易さなどがある。
昔に比べると差はなくなってきているようだけれど、ヨーロッパ大陸のメーカーであれば左ハンドルの設計が基本となるので、やはり細かい点で勝っている部分はあると思う。
いろいろな考え方があるとは思うけれど、少なくとも僕は左ハンドルで3ペダルのマニュアル車がやはり好きだ。
そうなると新車で買える選択肢は今ではかなり少なくなってきている。
ステルビオも良いのだけど、マカンも良いのだけど、左ハンドル3ペダルのMTをまだ捨てられない気持ちが優先しているのかもしれない。
ちょっと前のCG誌に、ATは偶数で、MTは奇数であるとあった。
割り切れないから魅力がある。
なるほど。
僕は偶数よりも奇数が好きなのだ。
以前所有していたビートのナンバープレートの数字は735だった。
僕はこのナンバーがとても気に入っていた。
全て奇数だから。
割り切れるものより割り切れないものに魅力を感じる。
おそらくそれは人生も同じだろう。
Posted at 2018/08/10 07:37:28 | |
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