
靖国神社でもゼロ戦は展示されていますが、やはり動態保存されている機体はオーラが違います!
この機体は展示されていた資料によると、1944年、サイパンのアスリート飛行場にあった「第261航空隊」のもので、サイパン島がアメリカ軍により占拠された時、13基の零戦が捕獲されたそうです。
今回展示されている機体は、そのうちの1基です。
捕獲されたゼロ戦は、アメリカ軍により4ヶ月間テスト飛行を重ねて、ゼロ戦の秘密がすべてわかってしまったとのことでした。
なんとそのテストパイロットの中には、あのリンドバークもいたそうです。
解体処理される寸前の機体をアメリカの「PLANES OF FAME」が引き取り、レストアして、現在に至っています。
レストアの際には堀越 二郎さんも協力したそうです。
さすがだなぁ。

唯一のオリジナルエンジン、「栄二一型」エンジンを搭載し、戦後60年以上経った今もエンジンが始動できる、唯一の機体です。
三菱にて開発した機体をライバルの中島飛行機の栄エンジンを搭載するなど、当時の日本の技術を結集した機体です。
星型14気筒、スーパーチャージャー搭載で最大1100馬力!
ホンダV6ターボと同じぐらいのパワーを引き出します!

機関銃の当時のままです。
とても貴重ですね。

ゼロ戦の燃料タンク。
なんと弾痕が残っています。
よく爆発しなかったなぁ。

これは金星エンジンのスパークプラグ。
いかついプラグですね。

計器類も時代を感じます。
8月28日~31日まで、この機体のエンジン始動とタキシングをするそうなんですね。
もう、応募締め切りが終わってしまっています。
残念、本物の星型14気筒のエンジン音、聞いてみたかったなぁ。
航空発祥記念館、いろいろ見るところ沢山あって、子供の自由研究にもぴったりです。
HPに割引券もありますし、ぜひ動態保存されている零戦、見ていただきたいです。
私は夕方4時から、館山の盆踊り大会の準備をしなくてはならないので、午前中で撤収いたしました(悲)
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Posted at
2013/07/28 19:32:24