
5月から始まった下水道改修工事。
お隣さんから突然「お宅の下水配管がうちの配管と共同使用になっている」と言われたのが最初でした。
もし配管が割れて土砂が入ってしまって、配管が詰まったら、、、というお話だったので、これはもう直すしかないなと。
たまたま河川に面した土地だったので、市役所、県土木に何回か相談に行って、素人では難しいと言われた河川占用申請の許可をなんとか貰って、オヤジさんの知り合いの業者にお願いしようとしたところ、、、
「50万以上するかも」と言われてまたまたショック!
そこから、いろいろと勉強して材料を集めて素人工事を始めました。
掘削長が長いので、ミニバックフォーをレンタルしようと思っていたのですが、ちゃんと免許あるのに、まさかのレンタル拒否をされて、またまた暗礁に乗り上げたんですけど、、、。
まあ、スコップ一丁でコツコツ手掘りで工事を進めたんです。

いやーホント大変でした。
「掘って、掘って、また掘って」
炭坑節の振り付けのようにガンガン掘りました。
手と足にマメができて、それが潰れても掘りました。
掘削延長30メーターオーバー。
掘削深さ60~90センチ。
また土が硬いので、もう大変。
剣スコの刃が欠けるぐらい硬かったです。
私の青春のすべてをぶつけました(笑)。

水盛りで水平を出して、配管の勾配を作っていくんですけど。
野良猫の現場監督が水盛りパイプを引っ張ってくれてます(笑)。
河川にはコンクリートの擁壁があって、それは絶対に壊さないということで占用許可もらっています。
実はコンクリート擁壁が意外に高い位置まであったのと、既存の下水管の埋設位置が深かったので、水盛りして調べたら、あまり勾配がとれないことが判明。
野良猫監督も穴掘りのお手伝い(笑)

通常でしたら1~2%の勾配を作るそうなのですが、そんなに勾配作れないことが判明。
でも浄化槽を経由した水なので固形物等ありません。
ちゃんと勾配とれていればきちんと流れるだろうと思いまして、配管の傾斜角度を作っていきます。
野良猫監督の専任監視で、安全作業していきます(笑)。
なんとか無事に排水が流れるようになりました。
勾配がうまく取れなくて排水が流れず、何回もやり直したんですけど、ホッとした瞬間でした。

お隣の敷地内に入っている下水管を、掘り出して。

切断!

止水栓を接着剤で取り付けして無事終了!
お隣の住人の方にも立ち会いしてもらって施工状態を確認してもらいました。
材料費、配管代、嫁さんへの寿司、ビール含めても3万円程度で済みました。
物凄い達成感!
私自身にもご褒美が欲しい、今日この頃です(笑)。
Posted at 2024/11/30 11:43:28 | |
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