
サラリーマン時代、新入社員の頃から現場でお世話になった班長さん。
定年後の再雇用も終了ということで、農業を始めたんだそうです。
もみ殻を蒸し焼きにした籾殻薫炭(もみがらくんたん)を頼まれたので、実家の裏にあった「もみ殻」から薫炭を作ります。
結構天候不順だったのと、田植えが始まっちゃったので、なかなか手が出せなかったんですよね~。
時間もかかりますし。

燻炭用の煙突の中にそこら辺に落ちていた枝をぷっこんで火を付けて、周りにもみ殻をかぶせていきます。
長雨でもみ殻が濡れてしまって、、、。
これも時間がかかった要因です。
無事にもみ殻に火が付きますと、モクモク煙突から煙が出て、煙突の周りからゆっくりと炭になっていきます。

煙突付近のもみ殻が、炭になってきました。
周りの炭になっていないもみ殻を混ぜて、均一に炭になるようにしていきます。

作業始めてから6時間経過。
かなり炭の範囲が増えてきました。
煙突の出ているところの長さに注目。
かなり「もみ殻の山」が低くなっていると思います。
炭になっていくので、もみ殻の体積か減ってきてますね。
頻繁にもみ殻をシャッフルしないと、炭から灰になってしまいますので、頻繁にかき混ぜます。
ここで私はバイトがあるのでリタイヤ。じいさんに後をお願いしました。

翌日バイトから帰ると、もみ殻の山が無くなってました。
じいさんが、平にならして水をまき、火を消して仕上げてくれてました。
ありがとう!

あれだけの量のもみ殻を使用したのに、完成品はたったの2袋半でした。
でもご依頼いただいたモノは完成しまして、連休中に配達予定です。
班長さんの喜ぶ顔が見れそうです。
Posted at 2022/05/06 21:38:08 | |
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農業 | 日記