
金曜日、午後から会社をコロっと休んで東京都現代美術館へ行ってきました。
東京プリズンの先輩だった「マーシーさん」から特撮博物館なるものが開催されているとの情報をいただいたからです。
私が子供のころ大好きだった「ウルトラシリーズ」
これはぜひ行かなくてはいけません。
40親父の初めての東京美術館巡り。
なんだか文化人になったような気分です(笑)
日本のファッションの未来性というものも開催していましたが、普段着が作業服の親父にはまったく意味がありません。
入場料1400円+音声ガイダンス機器レンタル500円。
男黒AW、いつもはビールを「のどごし生」でコストダウンしてますが、ここは奮発!
金の使い時はマスターしています(笑)
ここはぜひ音声ガイダンスを借りましょう!

これ「風の谷のナウシカ」に出てきた巨神兵なんです。
特撮博物館の中で10分ぐらいの特撮映画「巨神兵、東京に現る」で東京を火の7日間に陥れる、恐ろしい神。
ほとんどCGを使わず、昔からの特撮技術で撮影されていて、その勢いに圧倒されてしまいました。
スタジオジブリがこんなの作っていいんか!と思っていましたが、実は「風の谷のナウシカ」とても悲しい物語なんです。
映画は原作の2巻までのお話で、その後のお話は、巨神兵と一緒に行動したり、腐海ができる前の超文明と戦ったりと恐ろしく、悲しいお話だったんですよね。
うちのチビはこの巨神兵を見て寝られなくなっちゃいました(笑)
メイキング映像もあって、とても楽しめました。

特撮博物館の中はほとんど撮影禁止なんです。
本当に残念なのですが、その中でもすごいなぁと思ったのがこの「海底軍艦」
1963年に公開された東宝の特撮映画なのですが、この旧日本軍が開発していたという「轟天号」!
細かな製図のもとにミニチュアが作成されていて、そのミニチュアが展示されていました。
上原 謙や高島 忠夫が出ています。
でかいドリルと潜水艦モノのストーリー。
親父にストライクです。
ポスターに書かれていた「総天然自然色」むむ、、、??
そう昔のカラー映画の場合の表記だったんですね。
展示されていたポスターに書かれていました。

潜水艦好きな私。
このミニチュアもすごかったです。
経度0大作戦。
岡田 真澄と宝田 明!
若い、若すぎる!しかもスゲーかっこいい。
私と同じ人間とは思えないぐらいかっこいい(悲)
潜水艦アルファ号、すごいデザインです。
マイティジャックも展示されてました。

ウルトラマンブースもやはり写真撮影は禁止。
戦闘機や当時の設定資料が沢山あり、当時のウルトラシリーズの復元したマスクも展示されてました。
カラータイマーの本物!初めて拝見しました。
展示ブースには、いきなり「シャー!」やセブンの気合い声が鳴り響き、帰ってきたウルトラマンのこの曲もながれてました。
懐かしいです。

こちらも圧巻。
再現された「特撮美術倉庫」
こちらも写真撮影禁止でしたが、パンフレットいただいたのでそちらの画像を。
「ローレライ」の伊507潜水艦の6m級のミニチュアとキングギドラのスーツも展示してました。

写真撮影できるミニチュアセットもありました。
そちらの写真は他のHPで見られますので、こちにの写真を
そこに掲示されていたパネル「円谷 英二」
日本の特撮の神様です。
写真は今回初めて拝見しましたが、とても優しそうな方ですね。

あと印象に残ったのがこのパネル。
口をへの字に曲げて「三味線」と呼ばれる爆薬にスイッチを入れる装置を操作するおじいさん。
高価なミニチュアセットを爆破しちゃうわけですから、真剣そのものです。
タイミングも大事ですので、おじいさん「への字」になっちゃうわけです。

壮大なミニチュアセット。
CGとは違う迫力。
昭和の特撮技術に乾杯!

圧巻だったのが、電柱のミニチュア。
写真撮影禁止の箇所には、もの凄く精巧な電柱のセットがありました。
変圧器のサビから腕金を止める金具まで本物そっくり。
こりゃお金かかるわけですね(笑)
小さなお子さんはつまらないかもしれません。
来ている人は親父がほとんど。
ジブリの展示品は少ししかないので、ジブリ目当ての人はちょっと、、、かも。
でも親父たちは、大満足の様子でした(笑)
そうそう売店で「風の谷のナウシカ」の原作全巻販売してましたよ。
もしファンの方で最後まで見ていない方、映画のストーリーの続編を見てみたい方はぜひどうぞ!
見学に2時間半かかりました。
もう少しゆっくり回れればよかったです。

半日歩き回ったので、帰りの高速バスでいつもの「ボアアップ」仕様でクールダウン。
まーしーさん、情報提供ありがとうございました。
ここは家族で行かずに、一人で行きましょう(笑)
Posted at 2012/07/28 07:30:45 | |
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