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むらっち2のブログ一覧

2016年10月15日 イイね!

バイク原作(小説風)リンク集

バイク原作(小説風)リンク集










当方のバイク原作(小説風)リンク集です


☆復活の Def busta!!

1.Def busta 第一章・第一話

2.Def busta 第一章・第二話

3.Def busta 第一章・第三話

4.Def busta 第一章・第四話

5.Def busta 第一章・最終話

 ※第一章・あとがきのようなもの



☆ 第二章(前編)

1.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第一話

2.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第二話

3.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第三話

4.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第四話

5.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第五話

6.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第六話


☆ 第二章(後編)

7.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第七話

8.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 第八話

9.Def busta 第二章 ~Recovery line~ 最終話

 ※第二章・あとがきのようなもの




☆ 第三章

10.Def busta 第三章 ~legacy~ 第1話    >※ 登場人物追記

11.Def busta 第三章 ~legacy~ 第2話

12.Def busta 第三章 ~legacy~ 第3話

13.Def busta 第三章 ~legacy~ 第4話

14.Def busta 第三章 ~legacy~ 第5話

15.Def busta 第三章 ~legacy~ 第6話

16.Def busta 第三章 ~legacy~ 第7話

17. Def busta 第三章 ~legacy~ 第8話

18. Def busta 第三章 ~legacy~ 第9話






Posted at 2016/10/15 18:48:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク原作(小説風)リンク集 | タイアップ企画用
2016年10月15日 イイね!

Def busta 第一章・第一話

Def  busta 第一章・第一話

















北海道十勝管内OT町。雷鳴轟く深夜の格納庫。そのバイクは、まるで天の祝福を受けたかのごとき、雷鳴のファンファーレと共に産声をあげた。
そこはMBM社・十勝研究所・第3格納庫。薄暗がりのなかシルエットの《KAMUI零》を取り囲む 南條 零と 堀井 士郎 、ほか多数の作業員がたたずむ。

そのとき、建物全体が激しく揺れる程の雷鳴が再度響き渡り、高所窓から差し込んだ光で、“ K A M U I 零 ” の姿が照らし出された。

そして堀井が両腕を掲げ叫ぶ。


「完成だ!! 世界で唯一無二のバイク! 新たなる零(ゼロ)の誕生だぁーーー!!」








邂逅

北海道帯広市の繁華街。その賑やかな雰囲気の中、下村 貴が Z1000Mk2 を、ストッピーからのジャックナイフターンで、フロントタイヤを軸にクルッと向きを変え、バイクをピタッと停車させ、満足げな表情でヘルメットを脱いだ。まだ幼さの残る中性的な面立ちだが、その鋭い眼光には強い意志が感じ取られる。


そんな時だった。下村の眼前で信じられない出来事が起こった。突如、前方からかなりのスピードで、HONDA CBR1100XX(通称・スーパーブラックバード)と、正体不明の黒塗りのバイクが走って来た。
刹那、その黒塗りのバイクが、スーパーブラックバードの進路を妨害するように、すぐ目の前でアクセルターンを用いて“クルッ”と向きを変えたのだ。


目を見開き驚愕の表情をみせる下村。
2台のバイクは、繁華街の雑踏を切り裂くように、激しいスキール音を立てた。“スーパーブラックバード”は、思わずパニックブレーキを握ったのだろう、フロントタイヤが左にスリップダウンしてしまい、コントロールを失った。そして次の瞬間には、そのフロントタイヤが縁石にぶつかり、前方宙返りする形で、けたたましい音をたて、花屋のショーウィンドーに突っ込んでしまった。


下村も含め周囲にいた人達は皆あっけに取られ、しばし無言のまま傍観。
その黒塗りのバイクが “ K A M U I 零 ”である事は、まだ誰も気付いていない。


謎のバイクのライダーは、身体にフィットしたセパレートタイプの革ツナギを着ており、非常にスタイルの良い、女であるのが見て取れた。
それから漸くして、我に返った周囲の人が突然叫び声を上げた。


「きゃあーーーー」


女の金切り声が響き渡る。



その声に、少し慌てた革ツナギの女は、ヘルメットを被ったまま、素顔を晒すことなく、転倒し動かなくなった“スーパーブラックバード”のライダーの元に駆け寄り、背中のリュックサックから、見た事もないような形をした“バッテリーパック”を取り出した。


そこへ駆け寄りながら叫ぶ下村。


「おいおい大丈夫か!?」



革ツナギの女は下村に一瞥した後、そのバッテリーパックを、 K A M U I 零 のエンジン後部にセットした。V型3気筒エンジン搭載とみえるが何かが違う。異様な雰囲気が伝わってくる。


バイクに跨った女は、左の親指でクラッチホルダー付近の『零(ゼロ)ボタン』を押すと、アナログ型タコメーター内に、バッテリーマークと、横棒グラフが灯り、80%の容量を差した。そして無造作にアクセルを開け、バイクのリヤタイヤから、激しくスモークを吐き出す。


「あん!? エンジンの音が変わりやがった!! 」


思わずつぶやく下村。



そう、先程聞いたエンジンの音は、2気筒エンジンの荒々しい音だったのだが、今度はジェットタービン音に似ている。いや、それより、もっともっと静かな音。それは電気モーターのような軽い作動音であった。
その女は、あっという間に走り去っていってしまった。


更に驚きの表情で一言呟く下村。


「なんなんだありゃ!? 」




その下村の後方でも、事態は慌ただしく動き出していた。いつの間にかT社のFJクルーザーに乗った、アラブ系と思われる外国人3人が、転倒したライダーを車に乗せ、うち一人がスーパーブラックバードに乗り、ほんの数秒で、その場からの撤収劇が演じられたのである。


それを見た下村は、何やら甘く危険な香りと、抑えきれない高揚感を感じ“ニヤリ”と口元が笑っていた。



「おいおい何だか知んねーけど、面白そうな事が始まったじゃねーの♪ 」


下村は、急いでヘルメットを被りながらバイクに跨り、エンジンに火を入れ、スクランブルスタートで走り出す。



Z1000MK2 も、激しくタイヤスモークを吐き出しながら、離陸しそうな勢いで加速を始めた。







第二話へつづく





Posted at 2016/10/15 18:41:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | Def busta≪デフバスタ≫ | タイアップ企画用
2016年10月15日 イイね!

【緊急告知】 復活のDef busta!

【緊急告知】 復活のDef busta!
先日、あるメッセを頂いたんですよ… 
むらっち先生、デフバスタはもう書かないんですか? ってね
当方が先生ですよ!先生!! もうね、正直、目頭が熱くなりましたよ


ええ、ええ、ファンが一人でもいる限り、当方は書き続けますよ!
ファンの皆様あってのむらっち2ですので!!






なので Def busta の原作を

どどーーーん!と公開します!!









そして今後の閲覧方法です♪




本来 「Def busta」 は、カービートでしか読むことが出来なかったのですが

この度、当方のみん友さんである “ジャッキーWaka” さんの運営する

“Z Car DAYS” の新規ウェブサイトにて、当方の作品を掲載させて頂くこととなりました!

  ※新規のほうは急ピッチで準備中のようですので、今しばらくお待ちください







そして Def busta を週刊化します!


コチラを当方のこの「みんカラ」内で、読みやすい範囲内の文字数で編集し、週一くらいでUPしていきます
そして、一つの章が終わったら、Wakaさんの “Z Car DAYS” でまとめて読めるようPDFファイルにして
ダウンロードできるようにしておきます

PDFだったらスマホからも閲覧しやすいかと思います♪
また、当方のブログカテゴリーでも、閲覧しやすくリンク集を設けます










はい。ここから、第一章・第一話です!

この物語は、カワサキZ1のデザイナー多田先生ご協力のもと、当方の友人メリーセブン3号さん
とも話し合いながら書き上げ、2014年2月に正式発表した思い出深い作品です

原作における文字数制限やらなんやら、当時の当方の全力投球でしたねw 必死でした
ただ、マンガの原作を小説風に書き換えたものですので、少々説明くさい書き方もあります
しかし、当時の想いなんかも含め、大きな校正はせず、原文に近い状態でUPさせて頂きます!



それでは、はじまりはじまりw















Def busta  第1章・第1話




あらすじ


腕っぷしが強く、仲間思いでバイクが大好き。そんな主人公・Def busta下村(デフバスタ・スラングで『イケてる悪ガキの意』)が、北海道を舞台に、バイク乗り達との出会いや別れ、交流と対立を描く、バイクアクションストーリー。








登場人物


●下村 貴 (22歳・男) イメージキャラ・坂口憲二。
  本編の主人公。フルカスタムでスカチューンが施されたKawasaki Z1000MK2改を駆る。
  過去にDef busta下村(デフバスタ。スラングで「イケてる悪ガキ」)と呼ばれていた事がある。







●南條 零 (22歳・女) 通称レイ、イメージキャラ・E-girls佐藤晴美
  零戦開発者であり、自動車メーカーMBM社の元4代目社長・南條輝彦の隠し子。現在は南條家
  に正式に迎え入れられ、跡取り扱いとなっており、MBM社を母体とする新興バイクメーカー
  「KAMUI」の開発エンジニア兼テストライダーでもある。南條姓となる以前の旧姓は二宮。







●堀井士郎 (88歳・男)イメージキャラ・津川雅彦。
  過去、南條輝彦と共に零戦開発に携わったエンジニア。新たな時代の「零(ゼロ)」を造るため、
  本社から特命を受け、高齢ながらも、KAMUI零の開発に取り組む。



●大男のアラブ系外国人(27歳・男) 通称ハンマー。イメージキャラ、ボブ・サップ
  バイクメーカーHN社と手を結んだ、石油輸出大国の工作員。KAMUI社に対し妨害工作をする。
  怪力でねじ伏せる、ボクシングベースの格闘家でもある。
  また、銃部品の名称で呼び合う4人の仲間、フロントサイト、グリップ、トリガー、バレルを引き連
  れるリーダーでもある。



●小男のアラブ系外国人(27歳・男) 通称ブリッド。イメージキャラ、ウェズリー・スナイプス
  バイクメーカーHN社と手を結んだ、石油輸出大国の工作員。KAMUI社に対し妨害工作をする。
  大男との連携攻撃を得意とし、足技主体の格闘技を得意とする。







本編は今晩にUPします!





Posted at 2016/10/15 15:31:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | Def busta≪デフバスタ≫ | タイアップ企画用

プロフィール

「91時限目 第2弾!カントク冒険隊! 神の湯へ http://cvw.jp/b/381698/45694253/
何シテル?   12/11 14:56
☆Youtubeで動画投稿してます。  「カントクの時間」です。よろしければ寄って行って下さい。 https://www.youtube.com/chann...
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インチアップ話の続き 
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チョットここで、アーカイブ~♪ 10  もう二度と見られない此の光景・・・ 2 
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