
車もそうですが私自身も暑さには滅法弱く、既に夏バテが酷いので比較的涼しい真夜中に鳥取県の大山まで往復600km のドライブを楽しんできました
深夜1時に出発したものの、大阪からでは普通に遠すぎ過ぎて再び大阪に戻ってきた頃には翌日の14時になっていました
大阪市内に入り、週末の渋滞にはまっていると、なんかやたら暑い、更にフルバケで背中が蒸れてムシムシする(泣)
ふと車内の温度計を見ると37度の表示が…
これは是非とも酷暑のデータをとらないとと言うことで久しぶりにHKSのObデータをグレイスに繋いでエンジン関係のデータ取りをしました
この暑さてグレもしんどそうですが果たしてどれくらいエンジンのやる気が失われているのか?興味津々でちょっと寄り道していつもの道でデータ採り
私のグレイスは只今夏仕様でグリルも開放しアンダーカバーも外しています ノーマルと比較してエンジンルームの空気の抜けはかなり良くなってます、加えてローテンプサーモ+冷えるクーラント入り
obリンクでとったデータを見るとそれでもエアコンを入れると水温が信号待ちで停車すると85度超まで上昇w
オーバヒートにはなりませんが冷却系がまあまあ全力で仕事している感じ
エアコン入りの走行中は80℃位で安定、エアコンではなくヒーターON温度HIGHにすると水温は75℃位まで下がりエンジン的にええ感じになりますが今度は人間が耐えなれないw
大昔のインテやNSRなんかだと水温が上がると即、補正が入りエンジンのやる気が無くなっていたので水温にはかなり注目していましたが、グレイスだと吸気から排気まで多くのセンサーが配置され、昔よりも緻密に制御されているせいか水温に関しては昔ほどシビアに管理しなくても大丈夫そうですね。85度越えでも補正が入ってるぽい兆候は見られません。フィットワンメイクレースの動画とかを見ても水温85度とかでサーキットを全開走行してますしこの位の水温でハードに運用してもでも大丈夫そうです
吸気温度はエンジンルームがホカホカなので外気温+15℃くらいになります
冬場よりも高くなりますがまあ仕方がない処
グレイスはエンジンルームがスカスカなのでそこまで吸気温度もそこまで派手に上昇しませんな。

数値としてはこんな感じで吸気温度が30近くも違うにも関わらず各数値はそんなに変わりません
気温が上がると空気が膨張して酸素密度が減るので、それに呼応して燃料噴射量をかなり減らしていると思ったのですが、そうでもないみたい
AF学習値とAF修正値では大きなこれまで見た事の無い大きな差異が見られるので何らかの調整機構が働いていると思われますが、AF学習値が関連する燃料噴射量も殆ど変化なく、残念ながら大して変わらないデータしか撮れませんでした、ただ、吸気温度か これだけ違うのに燃料噴射量が変わらずまた、O2センサーの値も変わらないのはちとおかしいので、もしかしたら燃料噴射時間の値にAF学習値とAF修正値を足し引きしたものが実際の燃料噴射料なのかもしれません。これなら温度変化による空気の膨張率とAF修正の値が釣り合いますので
まあ、それ以外では点火時期が進まなかったり空燃比が僅かに薄い方向にシフトしていますがO2センサーの値を見るときちんと燃焼しているみたいでこの酷暑でもも順調に動いているようでなにより
全開加速では僅かに遅くなっていて、中回転域の盛り上がりが無いのでこれはモーターのアシストが減っているのかな?モーターのトルクは記録できないのでこの辺は憶測です
暑ければ暑い方が馬力は出ないけどガソリン消費量が減り大幅に燃費が良くなると思ったのですが、そうでもないみたいですね、加えてエアコン使用で電力消費が増加しエンジンが発電に追われるので燃費はやっぱり悪化しますね
グレイスというかフィット系は割りと大きなラジエターを装備しており夏場でエアコン使用時でもきちんと冷却できており安心して乗れます
油温も70~80度で安定しており、全然上がらない冬場より良い感じ
エンジン関係は暑くても無問題なのですが、DCTはちと問題ありです。渋滞にはまると発電が追い付かないのか常にエンジンが回りっぱなしになり、なるべく行いたくない2速発進を行う事になります。これは少し前に関東のいろは坂であったクラッチがオーバヒートによる不動に繋がることとなり、心理的にかなりイヤなので悶々とします
と、色んなメーターを付ける事で車の状態を常に把握できるのは良いのですが、クルマの調子を常に気にしながら乗るので面白いけどやっぱり疲れるなあと思った初夏のドライブでした
Posted at 2024/07/08 07:14:41 | |
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