
昨年3月に行ったグレイスのパワーチェックではカタログデータを越える147馬力のトルク23kg/fと望外の値が出て喜びと驚きがありましたが、計測時の条件について幾つか気になる点が見つかったのと、NAでリッター100馬力超えというハイスペックエンジンの目安の数値にギリギリ届かなかったという悔しさ時間が経つにつれ増してきました
と言うわけで8月くらいから悶々としなんだかんだと温度対策を施しつつ、気温が下がり馬力の出る冬まで待って再びパワーチェックにかけました。前回と同じ柿本レーシングさんでの計測です。
前回は3月末の計測でしたか気温が26℃と高く、停車してでの計測なので追加メーターのピーク値を見ると水温が100℃超とメチャ高かった疑惑があり(画像左下の数値)

水温のピーク値109℃てw
この計測時は吸気系もまだ何の対策もしていなかったので、吸気温度なんかも同じくかなり高かったはずです。
去年の夏以降で色々と高温度対策を施した現在では更なる馬力を記録出来る可能性が高い、はず、なのでこの目で確かめるべく再挑戦します
測定費は¥17600と安くはありませんがというかかなりお高いですがやはり数値としてこの目で見ない事には納得できないのでここはやります
今回は水温&吸気温度を下げるべく、冬対策のグリルとラジエターカバーとエンジンアンダーカバーを外して最も冷え冷え仕様にしました
更に適温になるように柿本レーシングに着く前にその辺を走り回ってしっかりとエンジンを暖気しておきました
お店までの道中は前回の測定値がまぐれだったらどうしようとか、計測値が下がったら安くない費用が丸損じゃん、¥17600も損するのは精神的にキツい…どうしよう…とか、
なんか今日は気温高く測定に向いてなくね???…そういえば湿度も高いような気がする…とか不安がふつふつと沸き上がりドキドキが止まりません
お店に着いて各種手続きを円滑に済ませて車の固定や測定装置の設置などの準備が終わり、シャシダイ上で試走した所、今回はメンテナンスモードでも前回とは違いパドルシフトが効いた模様
試走が終わり、いよいよ本チャンが始まりグオーンとエンジンを回して出た記録は………
全開動画も撮りましたが撮り慣れてなくてばっちりピンボケorz
まあ音が撮れたからヨシ!DCT特有の歯切れの良いギアチェンジが良いけど電子スロットルがギアチェンジ時に戻しすぎでエンジン音がちといまいちスカッとしてません
計測値は151.2馬力のトルク27.3kg/fと馬力とトルクとも前回の計測値を上回りました!馬力はまあこんなもんかと言う感じですがトルクの値がおかしいw
まあエンジン+モーターを合計した単純なシステム出力最大だとこれくらい出る可能性はあるのですが27kg/fはそりゃあやけに速いハズだと納得の数値です

馬力のグラフ、細い線は前回のです

トルクのグラフ 前回よりも低い回転数で最大値が出ています、モーターアシストの恩恵でもの凄い数値、前回よりも数値が上なのは測定時の温度が低かったのでモーターもその分仕事をしたのかな?今まであまり気に掛けて無かったけど、モーター&バッテリーの温度管理も重要そう

記録値 OB-LINKで採ったログを見ると6300rpmでシフトし175㎞/h付近で6速に変速して最終的に182キロを記録していました
もっと詳細なロギングデータを取る予定だったんですがミスって1秒毎のデータにorz
まあ数値的にはおかしな所は無いのでヨシ!
変速時にスロットルを戻すのでsの辺が計測に影響しているような気がします
6速に入ってもう少しー、200キロくらいまで計測してもらったら更に馬力が出たのかな?まあ151馬力出たんでいいや
しかしスピードリミッターはカットしていませんがどこいったんしかしw
グレイスのスピードメーターは割りとハッピー気味なので180キロ出した時には200キロ超の表示ななるはずw
まあ、実際にここまで飛ばす事は無いので本当にリミッターが無いのかは永遠に不明ですね
停止状態の為に送風ファンは回していますが温度上昇があり、水温80℃の吸気温度20℃とベストではありませんが念願の150馬力を超える事ができ、これで
「俺のエンジン リッター100馬力越えやしぃー(ドヤッ)」と自慢できるから満足ですw
水温&吸気温度ともまだ下限では無いのでまだもう少し馬力が出る余地があるのかな?これ以上を常用発揮しようとするとモーターの熱対策をしたりラジエターをより大容量のものに交換する等の大掛かりな仕様変更をする必要が出てくるけど、サーキットを連続周回とかハードに使用する予定は無いのにそこまでやる必要ある???いやない
希望の数値が出たので馬力に執心するのはひとまずこれで完了です。冬まで待ちに待った甲斐があったかな
帰る前に柿本レーシングさんの駐車場をお借りして車高を戻し、各種カバーを取り付けて冬仕様に戻し、ついでに足回りを点検します

油漏れや破損などの特に異常が無いのを確認し、錆び止め&ゴム製品保護のケミカルを大量散布してから組み直し、無事帰宅して今回のミッションは終了
「俺のエンジン NAでリッター100馬力超えてるしー」
うふふふ
Posted at 2024/01/22 07:12:18 | |
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