
最近は耳の日記ばかりでしたので…
タイヤについて自分の思う事を書いてみようかな。
最近195/50R15の新品を入れた人も居ますのでw
(スタッドレスやコンフォートタイヤは抜きで書いてみます。)
交換時期は「交換したくなったら」 終わり。
これじゃあ、余りに文章的に寂しいのでもう少し突っ込んで書いてみます。
製造年月日が古くなったら交換する人も居ると思います。
タイヤの溝が半分くらいになったら交換する人も居ると思います。
タイヤのグリップが落ちたと感じたら交換する人も居ると思います。
タイヤが偏摩耗したと思ったら交換する人も居ると思います。
タイヤ屋さんで交換時期だよと言われ交換する人も居ると思います。
パターンのゴムを使い切ってトレッドが凹んだ頃に交換する人も居ると思います。
自分的にはスリップサインが出ていなく、グリップすればまだ使えると考えます。
タイヤを交換して、最初はグリップが少し甘く感じる人や、最初の状態が最高のグリップだと感じる人が居ると思うし、感じ方は人それぞれだと思います。
コーナーの進入で的確なスピードまで減速出来ない人は突っ込み過ぎと言う事も有りえます。その場合はフロントタイヤの凄い所まで食われてしまいます。この状態を見て凄いツッコミをしてますね~なんて言おうものならば素人丸出しにに成りますが、サイドウォールのロゴマークまで食われていると凄みは有ります。(こいつ大丈夫かよ?)
その状態になるのならば、「減速が足りない」とか「エアーが足りない」とか「キャンバーが足りない」とか「曲がらない車」とか「曲げることが出来ない」とか何かしらの要素が有ると思います。
そこの部分はタイヤじゃあ無いぞ!なんて怒られた過去が有ったりw
リアタイヤはFFだから減らないと言う人も居れば、FFでも積極的に向きを変えれば減るという人も居ます。って事は極端にグリップを落として向きを変えようと思っても、最低限必要なグリップが得られなければFFでもFRでも速くは走れないし、最大Gが掛かる場所でリアが抜けると思います。
弱アンダーステアの車に荷重移動を使って曲げて、コーナーのクリップ近くで切り込んだステアリングを徐々に戻して直進状態で立ち上がるのが自分的に気持ちのいいコーナーリングになります。立上り最後までハンドルを切っていても速くは立ち上がれませんし、カウンターステアー当てているようではトラクションは前方向に掛かっていませんので、気持ちよくは立ち上がれないと思います。
コーナーの中では車体が揺れない程度のソーイングは有効だと思いますし、アクセルでの荷重の調整も有効だと思います。コーナーでソーイングをして、車体がユラユラ揺れていてはソーイングではなく蛇行運転ですから・・・
自分が思う車の動きにする為に足回りやアライメント(車高も含む)も大事だと思いますが、最初にも書きましたが、タイヤって新品を買えば一番良いという人は買えば良いだけなんですが、タイヤって作るものであり、仕上げる物だと思うんですよね。残り溝を有効に使うのならばローテーションをしても構いませんが、フロントタイヤとリアタイヤって減る部分が違うからローテーションをする訳で、逆に言えばローテーションをして良い状態に成るまでは、当たりの強い所が削れ、当たりの弱い所が当たるようになり、ローテーションを行う直前の状態まで減らせられてやっと、ローテーション前と同じグリップに成ると思うんです。FFで言えばフロントはベタ当たりでリアは内側の数センチは当たらないで外側が綺麗にスライドした跡で削れていればOKみたいな。FRでもフロントに使ったタイヤをリアに使うとホーシングの場合はキャンバーが積極的に付いていないので、内側の角が落ちた状態で使えばリアグリップ不足が起きたり…
確かに街乗りもする車ですので、そこまで神経質になる必要も無いですが、サーキットで数分走って良い状態に成ったタイヤをローテーションして街中で4輪ベタに減らして、その状態でまたサーキットに持ち込むのならば、ローテーションせずに使い込んで、すり減ったタイヤだけを変えるって事もアリだと思うんですよね。
タイムアタックにしても、街乗りとサーキット用のタイヤを分けている場合や、前回の状態からそのまま今回タイヤを使えるならば、早ううちにベストタイムが出ると思うんですよね。でも、数十分走ってドライバーも車もヘロヘロの状態担ってから、良いタイムが出る場合って走り慣れも有りますが、前半でタイヤが出来てきた為に、後半は良いフィーリングでコーナーを抜けれるって事も有ると思います。
そうやってタイヤに気を使いながら走り、コーナーではブレーキの足りない分をハンドルを切り足してハンドリングブレーキとかやらなければ、綺麗に減ると思います。
そして、綺麗に減るようになった時に、新品のタイヤを履いて数分走れば自分の車と自分の運転の仕方が一目瞭然に解りますので、ある意味では車の通信簿だと思います。フロントやリアの当たりを一番良い状態で見る事が出来ますから。
良い状態に減らせる事が出来るように成ればオーバースピードでコースアウトしてしまったり、コーナー出口のスピンって減ってくると思うんですよね。
タイヤのエアーってサイド剛性との兼ね合いも有りますが、適正圧力よりも低めならばヨレの現象が出て、高めならば跳ねる現象が出ると思います。表面温度が上がり、エアー圧が温間の域になったらエアーを抜くのは特性を戻すだけであり、ヒートしてタレたタイヤは冷めなければ元には戻らないし、サーキット内をクーリングで走っていては何時まで経っても温度は下がらないと思います。
FFの場合はフロントタイヤが大事ですから、フロントを温存するためにクリップから出口では極力ハンドルを切らないような走りを心がけたり、タイトコーナーではリアのタイヤを敢えて酷使したり・・・
自分が若い頃には4本のタイヤにピンクのマーカーペンで印を付けられ、これ以上使ってくるな!って怒られながら練習もしました。走行後にマーカーの確認は当然の如くされましたw
とは言っても、並んでコーナーに入らなければ成らない場合などは、多少のオーバースピードで入って、タイヤに対して心のなかで「ゴメン、もうちょっと頑張ってくれよ!」ってやることも有りますが、それはイレギュラーであり、毎周毎回各コーナーでそんな走りをしていたら、タイヤも持たないし、速くも走れないと思います。
イメージで進入60キロのコーナーの場合、59キロではスピードは足りないが、61キロではオーバースピードだと考えて進入速度は調整しているし、大事だと思います。
コースに慣れてスピードレンジが上がる事と速く走れるって事は違うと思うんですよね。
なんて思いながら走った若い頃もあったな~なんて黄昏れてみる。
(まだまだ書きたいが、疲れちゃったw)
ラインについても書こうと思ったが、長くなっちゃいましたので、また今度気が向いたら書こうと思います。
Posted at 2017/03/28 21:36:02 | |
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