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デジタルアンプの評価基板です。
確か昔トライパスから貰った物だったと記憶します。
TA1101Bの10W+10Wクラスたったかな。

普段の音楽もこのアンプを使って作った物で聴いているので、自分的には好きな音だと思うんです。
ローからハイまで普通に音が出て、籠もりも無いですし。。。



自分の思うデジタルアンプの利点は全域クリアな感じなんです。ただ、欠点は最大音量近くにした場合の電源電圧に対する出音の歪が汚いんですよね。

これは、電源電圧近くでサクッとクリップするんですが、拡声器では有りませんので、2W+2Wも出れば室内では五月蠅いくらいだと思います。

それと、電源の電流が少ない場合は音量を上げていくと低音が抜ける（ヌケが良いとは違う意味）感じが有るんですよね。

どちらも通常のパワーアンプでも起きることなんですが、デジタルアンプの方が顕著に出る感じだと思います。

このアンプで最大入力電圧が13.2Vですので、10V3AのACアダプターを使っています。

オーディオの世界も自分の好みが正で何が正しいかって事も無いと思います。

簡単に言ってパワーアンプは増幅器で電圧と電流の増幅をしているモノで、仮に出力で8Vp-pで8オームのスピーカーをドライブした時に1A流れるので、簡単に計算して8wって事です。
スピーカーを4オームにすれば2A流せれば16wって事です。（計算のイメージです）

で、電源電圧まで出力が振れるわけではないですが、仮に振れたとして計算すると24vp-pで8オームだと72w。36vp-pで144w。って事になると思います。（計算のイメージです）

自動車用のカーオーディオに内蔵されているアンプは安価に作るために12vが電源電圧となっていると思います。でも、別体のパワーアンプは内部で昇圧を掛けてるので、上記計算の様にパワーを稼ぐ事が出来るんですよね。

で昔仕事で夜中に、音量（ボリューム）を上げながら歪を見ながら、電源電圧を少しずつ上げていくと歪が減って、またボリュームを上げて電圧を上げてって交互にやっていたら、隣のオッサンに殴り込まれたことが有りました。。。

ドンと低音が出るソースの場合は電流が流せるパワーサプライか大きめの電解コンデンサをアンプの電源直前にぶる下げると効きますが、これまたやり過ぎると隣のオッサンが出てきます。


自分のイメージでは歳の行った人が好む趣味だと思っていますが･･･

ウンチク話をする割にはイコライザーとかを嫌い、トーンも触りたがらない。
プリにチューブなんかを使って、買ってからチューブの交換もしていない。交換してもバイアス調整もしていない。まして、モスキート音はだんだん聞こえなくなり、それでも趣味のオーディオを語る。

以前はギターアンプの修理もしてあげたことが有りましたが、マーシャルのちょっと古い物をオーバーホールしてチューブを変えて調整したら音がぜんぜん変わっちゃって･･･　でもオーバーホール直後は違和感が有ったのですが、少し鳴らしてあげたら機械のエージングが終わった為か、自分の耳が慣らされたのか、段々違和感が無くなってきたりして。


アナライザーで出音の確認もしなけりゃあ、耳糞も溜まった状態で、鼓膜も硬くなり、聴覚的にハイ落ちも良い所じゃあ無いのかな？と思うんですよね。でも、ｘｘの幾らしたアンプだから良い筈だって先入観と係数がかかった状態で物を語られても・・・

それでも、趣味の世界だから同士が集まって話す分には良いと思うんですよね。


ですので、自分が良いと思った物を使う。自分が良いように仕上げるって事も大事だと思うんです。

電源に拘ったり、オペアンプを交換したり、ケーブルに拘ったり･･･

楽しいですよね。

今の時代はパソコンでテスト信号発生ソフトのノイズを出力して、ipad等でオーディオアナライザのソフトでもダウンロードして波形を見ながら音質調整しながら音楽を聞くって言う楽しみも有りますからね。




まぁ、最終の出口はスピーカーですので、スピーカーも無視できません。

ちゃんちゃん。