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主翼班のブログ一覧

2024年06月12日 イイね!

テルミバッフル最終章

テルミバッフル最終章













おらが村には田んぼとテストコースしかねぇ





オーバーホールした照美さん、年を取ると丸くなるのが世の常ですが彼女の尖り具合は増すばかりです。

イキってもないのにシフトダウンで爆発したかのような炸裂音を響かせ周りの視線を独り占め。

その割に法定速度くらいで走るからマイルドヤンキーなミニバンがやたらと煽ってきてもうサイコーです♪


「あわよくばバッフルレスでも。。」などと考えておりましたが無理でした。



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さて、照美のエンドは御覧の様な形状。

パンチングパイプを超えた先がダイバージェントダクトになっており、あの強烈な炸裂音はここで発生すると思われます。

もはやマフラーエンドと言うよりマズル(銃口)と表現した方が良いかもしれません。

照美付属のdBキラーや初期に使用していたバッフルは大幅に出口面積を減らすことで音量を下げようとしていましたが、フン詰まり感と内部で共鳴したポコポコという間抜けな音が出てしまい心地良くありません。



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左から照美付属、簡易的な2代目を飛ばして3代目、黒いのが4代目、1番右が今回の5代目。


4代目の黒いバッフルは音量の減少と共鳴防止の両立を目指しましたが一部で共鳴が残り完全ではありません。また、煽った時の迫力が抑えられすぎてしまいます。


ということで次のバッフルに求めるのは次の3つ。


①ペコペコ音は絶対ヤダ

②空冷大排気量エンジンの低音の効いた音質が欲しい

音量を抑えるのは重視しない
 (そこそこの迫力はありつつ、鋭く煽った時の「バァンッ!」という炸裂音だけを抑えたい)



これまでの経験と照美の出口形状踏まえると必要要件は次の3つ。

①Φ58mmの照美の出口面積の少なくとも30%までは確保する。
  つまり出口径は30mm以上。

②出口のみを絞るのではなく、パンチングパイプ出口程度までの長さと角度を確保し、ダイバージェントダクトでの炸裂音の発生を防止する。

③バッフル自体の厚みがあり、共鳴を防ぐ。




こんな感じで白羽の矢を立てたのはノジマエンジニアリングのリペアテールバッフル。


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しかもタイタニウム。 いや、ステンで良かったのだが。 まぁいいか。



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探しまくった甲斐あって無加工で取り付け出来ました。





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マズルフェイスはこんな感じ。






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早速テストです。






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アイドリングから低回転では抑え過ぎずにドスの効いた低音を響かせてくれます。

ボリュームも迫力があっていい感じ。





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舗装のキレイなNEWテストコースにおいても上まで回しても共鳴音はほぼ無しと言っていいレベル。


ほんの僅かな条件が重なる時だけ、共鳴っぽい雰囲気を感じさせることがありますが、これまでのバッフルと比較すれば98%は完璧。

ここが重要だったので結構感動しました。






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これまでのバッフルの中では開口部面積が最大ですので常用する4000~6000辺りのフン詰まり感も抑えられ、トルクも増して程よい感じ。


もう1つ懸念だった煽った時の炸裂音も上手い具合に抑えられています。

高回転を常用するならもう10%面積増しのΦ35mmくらいが良いかもしれませんが、街乗りを考えるといい塩梅でしょう。


こ、これは正解にたどり着いてしまったかもしれない。


高速インプレ&お山インプレはまた今度。






Posted at 2024/06/12 16:05:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | DUCATI SPORT1000S | クルマ
2024年05月27日 イイね!

Termignoni オーバーホール

Termignoni オーバーホール










前回のオーバーホールから4年、距離にして1万キロ足らずですが、また爆音になってしまった照美さん。

もはやバッフルは手放せず、ただただ煩いのと回した時のフン詰まり感、そしてアクセルオフ時のバブリングの様な乾いた音が聞けないのはただただストレスなのです。

(ただ、バッフルがあった方が下のトルクが増すのと、燃費も良くなる点も考慮する必要はありますが)


ちょっと勿体ない気もしますが、思い切ってグラスウールを詰め替えることに。



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っで、マフラー外したら中から得体のしれないものが。。。





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まさかの玉子ボーロでした。

2歳次男の犯行です。  最近ミニのマフラーにも駐車場の砂利を詰めるので困ったものです。。

室内ですが、エンジンかけてぶっ飛ばしました。





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さて、こちらは4年使用したアコスタフィル。

編み込まれているので量は減ってませんが内側は煤が詰まり気味で確かに消音するには厳しい状況の様です。





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今回も同様にアコスタフィルを使用しますが、500×1100を半分に分けてピッタリ2本分です。
写真は2周ほど巻いた後にテーパー分を巻き付けていくところ。

事前にインナーパイプに巻き付けてからマフラー本体に入れてますが、テーパー形状なので詰めるのが難しいです。

照美オリジナルの金髪ガラスウールと比べると全体のボリュームは少なく感じます。

もっと詰めるには巻き付け方式ではなく、インナーパイプを予め差し込んでおいて後ろからソフトクリームを作る要領で詰めていくしかないと思います。

実際、オリジナルではその様に入っていましたが、詰めすぎも消音の面で良くないようですので難しいところです。


折角なのでバッフルも外しましたが暫くお天気は下り坂の様です。

あまり暑くなりすぎる前に乗りたいのだが。





Posted at 2024/05/27 12:09:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | DUCATI SPORT1000S | クルマ
2024年04月21日 イイね!

OHLINSオーバーホール終了

OHLINSオーバーホール終了










OHLINSのリアサスがオーバーホールから帰ってきたので早速取り付けです。

プリロードは純正サスの値を参考に今までより3周締めてリア下がりを改善しています。





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桜がギリ残っていた箱根へ。


オーバーホールが済んだリアサスの印象は動き出しがスムーズで且つ減衰もしっかり効いており、非常に乗り心地が良いです。




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リア下がりを改善したセッティングはフロントタイヤの存在がより大きくなり、コーナー進入から積極的に曲がってくれます。

しかしながら、やややり過ぎ感もある様でブレーキングでリアの伸び切りが早く、場合によってはスネ―キングを誘発します。



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フロントもフルボトム(カートリッジが入っているのでここまでしか行かない)まで行ってしまうこともあり、その後リアプリロードを1周抜いておきました。この状態か、あと1周抜いたくらいがベストになるのではないかと。




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今回のオーバーホールでストロークセンサーについてはオーダーしなかったのですが、ショップのご厚意で(?)Oリング状のセンサーを付けてくれました。

ただ、シャフトとの抵抗でグルンと捩じれて上下するためあまり正確ではありません。

リアサスの底付きを避けるためにプリロードを増したのですが、これではイマイチなので結局タイラップに戻すことになりそうです。


今シーズン初乗りだったこともありまだ体の方が慣れずセッティングの煮詰めにはもう少しかかりそうです。

まぁゆっくり楽しみながらやっていきましょ。



Posted at 2024/04/21 20:52:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | DUCATI SPORT1000S | クルマ
2024年02月13日 イイね!

純正リアサス計測

純正リアサス計測












OHLINSオーバーホール中につき、一時的に純正リアサスに戻しました。

約10年ぶりとなりますがこの機会に純正のセッティングとディメンジョンを確認し、今後のOHLINSセッティングに活かせればと。


前回の試走ではプリロード最弱で底付きしてましたので改めてプリロードと車高をチェック。




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スタンドにかけた状態で車体を正立させ、地面からリアシートカウルのエッジの高さを計測してみました。

純正サスのプリロードは5段階調整ですので最弱を①、最強を⑤とします。

   1G    1G’ 1G-1G’
①763   741   22
②766   745   21
769   749   20
769   753   16
769   758   11


驚いたのは③以降は1Gでもサスが伸び切ってしまうこと。

こんなセッティングもアリなんだと思いつつ、④以降は伸びストロークが確保できないのでサーキット走行など特別に高い荷重が掛かる場面以外では出番は無さそうです。


有効ストロークと1G’の値、そして残ストを鑑みて③から試乗です。

ちなみにこのセットでは1Gの時ほぼ設計通りのシート高830mmとなります。





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このセットでは明らかにリアが高く前傾が強まりますが前後荷重の面ではこの辺が設計どおりな気がします。

しっかり前輪に荷重が掛かり、曲がり始めがクイックで、常に戦闘態勢な感じ。

残ストロークは20mm。


次に②を試したところ前後バランスは若干リア寄り、リアステアを意識しながら曲がり始めがマイルドでライダーに寄り添ってもらってる感じがします。

しかしながら、もう少しアグレッシブさが欲しいのでイケイケな感じの③が今回のベストとなりました。




そしてもう1つ発見だったのはこれまでのOHLINSから1G’で18mmも高くなっているのにコーナー立ち上がりのアクセルオンでアンダーにならない(アンチスクワットに持ち上げられない)事。

これ以上リアを上げる事は出来ないと思っていたのですが、これはやはりフロントフォークのオイル量が間違っていた為にアクセルオンで直ぐ伸びきっていたのが原因と思います。

う~ん、これまで悩んでいた日々が悔やまれます。


プログレッシブレートでの乗り心地の良さとストローク量の妙が感じられた純正リアサスですが、もうじきOHLINSがオーバーホールから戻ってくるのでもう乗る事は無いかも。。。


久々の暖かい日差しの中、良いデータ取りが出来ました♪


Posted at 2024/02/13 19:31:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | DUCATI SPORT1000S | クルマ
2024年01月21日 イイね!

ミシュラン パワー6!?

ミシュラン パワー6!?












年明けで驚いたのがミシュランが新たにパワー6を発売するというニュース。

ついこの間パワー5に変えたばかりでまだヒゲも残っているというのに。

パワーRSの時もそうでしたが私がタイヤ変えると新作が出るんだから困ったものです。

すっかりタイヤの進化に置いてきぼりにされています。






さて、この動画は珍しく(?)試乗時の空気圧を公開していて好感を持てます。

しかもこれまで私が色々と試してきた値とドンピシャ。と言っても私のはパワー5なんですが。。

どうも最近SPORT1000Sの指定圧ではリアが潰れ過ぎてロールが途中で止まってしまう感覚があります。

冷間圧をもう少し高め、温間では2.6~2.7くらいの方がもうひと寝かせが軽く、タイヤのプロファイルも維持できていると感じています。

最近のスポーツタイヤで心地良くワインディングを流すならこのくらいが良いのではないでしょうか。

今年も暖かくなったらいっぱい走ろ。

そして次のタイヤはパワー6か、はたまたパワー7か?

Posted at 2024/01/21 23:37:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | DUCATI SPORT1000S | クルマ

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何シテル?   06/11 21:05
主翼班といいます。 95年のインジェクションミニに乗ってます。 名前の由来は大学の時に人力飛行機を作っており、担当していたのが翼だったから。 ゆる...
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